OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

御前崎ほかに行ってきました その2

2019年01月31日 | 旅行
御前崎ほかに行ってきました その2

 御前崎灯台を望む展望台に来た。眼下の海岸沿いに道路があって、そこから40メートルほど上にいる。上に海岸段丘があって、展望台の手前も上り坂ではない。段丘の端にそって遊歩道がある。

7 崖に沿う遊歩道 2019.1.26

 海側は小竹だったり、ツバキやトベラなどの厚い葉の植物だったりするが、そのために海に向かって視界が開けたところは限られている。

8 遊歩道から海を見る 2019.1.26

9 海は荒れ模様 2019.1.26

 先ほどまで小雪が舞っていたが、今は晴れている。沖は白波が目立つ。景色ほどには寒くない。海岸に降りる小道が数か所あるが、あまり時間がないし、降りれば登らねばならないから上から覗くだけにした。

10 海に降りる小道 2019.1.26

 復路のバスは、到着からちょうど1時間後に出る。それを逃すと1時間便がないから気をつけねば。近くのラーメン屋さんで急いで昼食を食べ、発車5分前にバス停に着く。「浜岡営業所」で乗り継いで菊川駅へ。在来線下りにひと駅乗って掛川で新幹線に乗り換える。
 夕刻、名古屋に着いて高校の同窓会新年会に出席、二次会まで参加。栄に宿泊して、翌日こんどは小学校の同窓会準備のため同窓生3人と会って話がはずんだ。この件に関しては3月頃に連載する計画である。昼過ぎの新幹線で帰宅。久しぶりに大垣の金生山の写真を撮影。前の写真と比較してみた。

11 1958年8月27日の金生山(父の撮影・再録)

12 2012年12月15日の金生山(再録)

13 2019年1月27日の金生山

 石灰石の採掘のためずいぶん削られてしまった。
 趣味としては、御前崎市を初訪問。主要4島の未訪問市が8市に減った。稲敷市・神栖市・行方市(茨城県) 富里市(千葉県) 南アルプス市(山梨県) 宍粟市(兵庫県) 阿波市(徳島県) 南さつま市(鹿児島県)。他に島の10市が未訪問。

御前崎ほかに行ってきました その1

2019年01月28日 | 旅行
御前崎ほかに行ってきました その1

 小田原・御前崎・名古屋と回る旅行をしてきた。行程は1月25日(金)から27日(日)の2泊3日。
 まず25日昼頃に小倉を出て小田原へ。途中伊吹山の雪の様子は、先月通った時とあまり変化はなく、わずかに積雪が増えたようだった。

1 伊吹山の積雪 2019.1.25

 名古屋で乗り換えて小田原に到着。ちょうどいい時刻に「ひかり」があったので各駅停車の「こだま」ではなく、それを選んだ。小田原で箱根登山鉄道に乗り換え、二駅目の「風祭駅」で下車。駅前の施設で開催された古生物学会の懇親会に参加。

2 箱根登山鉄道風祭駅 2019.1.25

 懇親会と二次会に参加し、多くの方々とお話できた。今回は無謀にも学会に参加せず、懇親会だけ。小田原駅近くに宿泊。
 二日目は名古屋に行くのだが、時間があるので行ったことのない御前崎に寄り道することにした。新幹線で掛川に行ったが、富士あたりを通る頃は快晴で、富士山も良く見えた。

3 この日の富士山 2019.1.26
 掛川から在来線でひと駅戻って菊川で下車。駅でバスを待っていて化石が飾られているのに気付いた。入り口の横にタイル貼りの台があってそこに数個の石が埋め込まれているのだが、変成岩?と亀甲石というか石灰質ノジュールがいくつか、それに硬い目の砂岩層に化石が含まれたものがある。化石には小型のイタヤガイ類と大きいキリガイダマシが見られた。これらは鮮新世の掛川層群の砂岩だろう。亀甲石はここでは見たことがないので不明。

4 菊川駅 2019.1.26

5 菊川駅の前に飾られている化石 2019.1.26

 しずてつバスに乗り、途中乗り継いで終点の「御前崎海洋センター」で下車。途中で小雪が舞った。静岡で雪とは珍しい。バス停から数分歩くと海を見下ろす展望台に出る。目の前に御前崎灯台が立つ。

6 御前崎灯台 2019.1.26

私の使った切符 その47 フリー乗車券8

2019年01月25日 | 鉄道
私の使った切符 その47
フリー乗車券8

 昔使った「一日乗車券」や数日のフリーパスを紹介する。

21 名古屋市交通局「地下鉄全線一日乗車券」

 2012年6月29日に使用。740円。名古屋大学の学会に行った時の切符。自動改札を最初に通ると裏面に使用期限が印字される。

 使用履歴は記入されない。栄の北にある高岳のホテルに泊まって、高岳から桜通線で今池、東山線で本山、名城線で名古屋大学前と、3本で6区間という面倒な乗り換えが必要であり、あまり良い選択ではない。それに桜通線は新しい線だから地下深く、階段が長い。なお、現在も同じ値段で存在する。

22 名古屋市交通局「土日エコきっぷ」

 同じ旅行で7月1日に使用。600円。今度は土・日・休日・それに毎月8日に利用できる上に、市バスでも使える。つまり、上よりもずっと安いことになる。現在も同じものがあるようだ。

 裏面も同じだが、利用案内は範囲が広いだけに詳しく書いてある。

 ここまで、フリー乗車券類を紹介した。サイズを書いてないものは「カードサイズ」で、幅85mm、高さ57mm。次回からは別の種類の鉄道カード類を紹介していく。

1970年の北海道旅行 その16 骨化石の出現

2019年01月22日 | 昔の旅行
1970年の北海道旅行 その16 骨化石の出現
Trip to Hokkaido in 1970. Part 16. Appearance of fossil bones.

Abstract: At first, several fossil logs had been excavated from the site. After that fossil bones of an elephant occurred. The fossils were black in color, and very soft in the peat layer.

 発掘の初日(6月27日)早くも発見があった。

16-1 木材の出現
Emergence of fossil wood.

 奥の方に多くの木材の化石が並んでいるのがわかった。材に加工痕はなかったから、これが人工的なものであるかどうかは分かっていない。

16-2 最初に見つかった木材 1970.6.27
Research on the log.

 見つかったものは、測量糸を張って位置を記録していく。

 翌日には初めて骨化石が出現した。

16-3 骨化石の出現 1970.6.28
Emergence of fossil bones

16-4 骨化石 1970.6.28
Fossil bones in peat.

 泥炭中の骨化石はほとんど真っ黒で、骨を作っている石灰分は溶けてしまっている。周りの泥炭層よりも骨の部分が柔らかいから、どこにあるかわからない骨を傷つけやすい。ここで使っている道具は主に大工さんの使うキリで、柄の部分を短く切ったもの。私は持参した小さなマイナスドライバーだった。他にハケとして用いるペンキ塗り用のブラシ、それに出てきたときに誰かが踏まないように目印として立てる割り箸。

私の使った切符 その46  フリー乗車券7

2019年01月19日 | 鉄道
私の使った切符 その46
フリー乗車券7

 昔使った「一日乗車券」や数日のフリーパスを紹介する。

18 沖縄都市モノレール「沖縄トラベルナビ」一日乗車券

 2009年1月30日から2月1日にかけて3枚を使用。各600円。裏面の使用方法などを見ると、2日券・3日券もあったようだが、そうならなぜ1日券を3枚買ったのだろうか?この時は、那覇に泊まって琉球大学と県立博物館に行ったから、モノレールは毎日利用した。現在は一日乗車券(800円)と2日乗車券(1400円)があるらしい。乗車できるのはモノレール全線で、回数制限はない。

 最初に改札を通ると裏面に使用期限の日付が印字される。

19 京都市交通局「市バス専用一日乗車券カード」

 2009年3月20日に使用。500円。市バスの均一区間内で使える。均一区間は、北では上賀茂神社前、東北では松ケ崎海尻町。南は中書島、西は西京極などで、ちょっと狭い目の感じがする。

20 平成筑豊鉄道「ひとり2回きっぷ」

 機械による簡易印刷なのでほとんど読めない。2009年8月10日に使用。下半分に注意書きが5項目と発行場所の6行が書いてある。上の写真では読めそうにないので、以下に書き写す。
  乗車印を2箇所押印したものは無効です
  片道または往復で利用できます
  同一列車で2名での利用は出来ません
  下車前途無効
  有効期間 発行年の11月最終日曜日
  九州鉄道記念館発行
 私は往復乗ったから赤い丸印が押してあり、これで利用済みということ。「下車前途無効」は、意味はわかるが条件の説明不足と思う。磁気カードではなく、普通の厚紙で裏は真っ白。サイズも他とは違っていて、幅57mm、高さ79mm。