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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北陸新幹線に乗ってきました 4

2024年06月10日 | 旅行

北陸鉄道 北鉄金沢駅

 金沢では北陸鉄道の浅野川線に乗りに行った。すでに乗車した所なのだが、新幹線が金沢まで来たときに駅の改築が行われたので乗りに行く。ついでに、地下化される前のことも調べてみた。

16 北鉄金沢駅付近の路線変更

 上の地図の緑色が地上の旧路線、オレンジが現在の路線である。路線変更されたのは、乗車する前なので、この地図の緑色の線は「乗車後廃線」ではない。
 今回は、地下に入るところの写真を撮るために行ってみた。JR金沢駅から徒歩でトンネル口に向かった。地図の青点線がそのルート。トンネル口は細かい金網のフェンスで厳重に囲われていて、隙間からカメラを突っ込んで撮影した。

17 浅野川線地下への入り口 2024.5.15

 さらに北に行くと掘割の中を通る浅野川線を超える歩道橋があったのでその上から撮影。

18 浅野川線地下への入り口2 2024.5.15

 歩道橋を超えて、新幹線と旧北陸本線の下をくぐり、右に向かうと浅野川線の七ツ屋駅に着く。

19 七ツ屋駅の上り方面 2024.5.15

20 浅野川線の電車 七ツ屋駅 2024.5.15

 しばらく待って、北鉄金沢まで600メートルに乗車。

21 北鉄金沢駅 2024.5.15

浅野川線の地下化部分の歴史
1925.5.10 浅野川電気鉄道 七ツ屋駅・新須崎(のちに廃止・内灘の少し手前の大野川の手前にあった)開業。
1926.5.18 金沢駅前駅・七ツ屋駅 開業
1945.10.1 北陸鉄道が浅野川電気鉄道を合併。北陸鉄道浅野川線となる。
1956.7.5 金沢駅前駅を北鉄金沢駅に改称、移転。
2001.3.28 北鉄金沢駅・七ツ屋駅間地下化。
2006.6.27 浅野川線乗車


 金沢駅1739発の「つるぎ」で富山へ。富山駅の北側にあった旧富山ライトレールの終点が、正面側に入り込んでいる富山地方鉄道市内線(軌道線)と繋がったので、まずそこに乗車。

22 富山駅北側の富山地方鉄道

 富山駅の北側に路面電車が来ていたが、駅前の広場までであった。富山地方鉄道の市内線は当初富山駅前を通過する形で走っていたが、駅ビルの1階に突っ込む形で乗降場を作っていた。2023.21に、「富山駅南北接続事業」として、この間を線路でつなぐことになった。
 行き止まりであった電鉄富山駅の壁を取り払って、突き抜ける形の乗降場とした。

23 「南北接続事業」前の電鉄富山駅 2015.4.24

24 現在の電鉄富山駅 2024.5.15夜

 まずこの北側の路線の歴史を調べた。
1924.7.23 富岩鉄道 富山口駅・岩瀬港駅間 旅客営業開始
1928.7.11 富岩鉄道 富山口駅・富山駅間 旅客営業開始。
1941.12.1 富岩鉄道 富山電気鉄道に移譲。
1943.3.6 富岩線を国有化、富山港線とする。のちに西日本旅客鉄道に。
2000.9.9 西日本旅客鉄道 富山港線乗車
2006.3.1 第三セクター 富山ライトレールに移管。下奥井駅から富山駅寄りの富山駅北停留所まで経路変更。
2006.6.21 富山駅北停留所・下奥井駅間に乗車
2020.2.22 富山地方鉄道に移管。
2020.3.21 富山駅路面電車南北接続事業として、正面側の路面電車と接続、富山駅北停留所を廃止。
2024.5.15 接続部分に乗車。

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