先日亡くなった樹木希林さんの遺作。黒木華演じる不器用な女性が、お茶の稽古に通った20年の話だ。何も考えてなかった女子大生が、理屈のわからないしきたりを学びながら、いろんなことを学び、感じて成長していく。基本的に場面は茶室で、劇的なドラマはなく静かに進む。でもその中に「時間をかけてわかることもある」「何もない毎日を受けとめ、楽しむのが幸せ」なんかセカセカ生きてる自分を諭してくれているような気がした。映画を見ながら、何度も何度も深呼吸させられた。
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