僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

走る仲間たちといっしょに

2015年12月04日 | ランニング

一昨日の夜は久しぶりに「らんなーず」の仲間たちと共に飲んだ。

場所は日本一高いビル「阿倍野ハルカス」の中の1軒のお店で、
集まったのはドイロン君の他、幹事を務めてくれた飯○君始め、
東○、丸○、高○、多○、秋○…らの諸君と、僕の8人だった。
いつも顔を出す北○君は、都合が悪くて欠席。少し残念だった。

久しぶりに会ったので、話が大いに弾んだ。
ま、何と言うことはない話ばっかりですが。

酒豪の丸○君は「ここまで走ってきました」と言った。
家は富田林だから、この阿倍野までかなりの距離である。
若い頃からランナーとして素質が抜きん出ていたけれど、
50歳を過ぎた今でも、相変らず元気バリバリのようである。
阿倍野に早く着いたので立ち飲み屋で一杯やってきたそうだ。
(お酒好きは相変らずやなぁ)

メンバーの中で今も市役所で現役で働いているのは、
この丸○君と、高○君だけである。

市民病院の検査技師だった秋○君は、
今は和歌山の病院で働いているという。
通勤は、片道で2時間もかかるそうだ。
61歳だけれど、頑張っていますね~

このブログに時々登場するドイロン君は、早期退職をしていたが、
「60歳になったので、やっと世間の人並みになった気分ですわ」
と笑っていた。定年の歳を迎えやっと気持ちが落ち着いた…と。
でもドイロン君は今はライターとして多忙な日々を送っている。
(僕みたいに毎日ぶらぶらしているわけではありません)

そのドイロン君はこの秋、きわめて危険な病魔に襲われた。
でも、回復が早かったので、少し顔がふっくらしていたが、
いつもと変わらず、明るく、元気そうだったので安心した。

現役で仕事をしている高○君は、今月の奈良マラソンに出るという。
仲間たちがレースに出ることも少なくなったが、彼は頑張っている。

幹事の飯○君は毎日堺市の大泉緑地というところを走って、
走り終えるとスポーツジムの風呂に入るのが日課だそうだ。

そういえば、去年の10月、ドイロン君のお誘いで旧街道を歩いた時、
飯○君も入って3人で歩き、そのあと居酒屋で飲んだものだった。

「街道をゆく…な~んちゃって」 

………………………………………………………………

思い返せば、この仲間たちとはもう30年以上、
マラソンなどを通した付き合いが続いている。

僕が33歳だった1982(昭和57)年のこと。
まだランニングがブームではなかった頃だが、
丹波篠山マラソンに出て4時間台のタイムで完走した。
翌年も篠山マラソンに出た後、海外を走りたくなった。
それまで海外旅行をしたことがなかったので、
同じ行くならマラソンで行きたい…と思ったわけ。

で、当時サラザールという選手が世界記録を出した
ニューヨークシティマラソンのツアーに申し込んだ。
小学生の息子たちがいたので、行ったのは僕一人だ。

そのレースも無事に完走できて、帰ってから、
職場(市役所)の「職員組合ニュース」というのに
「ニューヨークマラソン完走記」を数回に分けて書いた。

それがきっかけで市役所の人たちに知られることになり、
「前からフルマラソンを走りたかった」という有志が次々に現れ、
では同好会を作ろうとなり「○○らんなーず」が誕生したわけだ。

それ以降、多くの走る仲間が集まり、いろんなレースに出た。

僕は一応「先駆者」だったというだけで、記録は平凡である。
仲間たちはみな、あっというまに僕の記録を追い越して行った。

北○君はフルマラソンを2時間30分台で走り、
トライアスロンも国際大会で活躍するほどだった。

ドイロン君もフルマラソンやトライアスロンで実績を残し、
萩往還250キロ(3日間走りっぱなし)のレースを何度も完走した。
250キロですよ。「走りながら眠るのです」と彼は笑っていたが、
250キロを走り続けるなんて、人間ワザとは思えないですよね。

今から20数年前、その北○君、ドイロン君、丸○君と4人で、
北海道のサロマ湖100キロマラソンに行ったことも思い出深い。
4人のうち、僕が一番完走が危ぶまれていたこともあって、
僕が最後にゴールしたら、3人が我が事のように喜んでくれた。

東○君と2人で茨城県の勝田マラソンに行った時は、
前日の昼の列車の中からビールなどを飲み続け、
夜も飲み続け、レースの朝はひどい二日酔いだった。
そういう、今では笑ってしまう思い出も少なからずある。

 …………………………………………………………………

一昨日は、ビールや焼酎の水割りなどを飲みながら、
ワイワイ騒ぎ、つい時間の経つのも忘れてしまった。

共通の思い出があまりにも多いから、
いくらでも話題が飛び出してくるのだ。

本当に楽しいひと時を過ごすことができた。

最近、人前に出ることが面倒になってきていたところだが、
やはりこうして気の合う友人たちと過ごす時間というのは、
胸がざわざわと高鳴り、心の中がポカポカと温かくなる。

こういう集まりは自分の人生に必要なものなんだ…としみじみ。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 老いの兆しを感じる時 | トップ | ジョークも時・所をわきまえて… »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あざーす! (びん)
2015-12-05 00:43:04
のんさま、先日はお疲れ様でした。本当に楽しいひとときでした。のんさまをはじめ、今回参加のみなさまには、経験も酒量も?足元にも及びませんが、往時からの「らんなーずスピリット」は大会のたびにいつも持ち続けて走らせていただいております。らんなーず末裔としてこれからもよろしくお願いいたしまーす!
返信する
楽しかったですね (のん)
2015-12-05 08:00:32
あ、びんちゃん、こちらこそ「あざーす」です。楽しかったですね。

「らんなーず」も現役ランナーが徐々に少なくなってきているので、
ぜひ、びんちゃんにこれからも頑張ってもらいたいと思っています。

北○君は昨日、京都まで走ったとのことで、相変らずすごいわ~。
その体力と気力に敬服します。僕は体力も気力も衰えています(笑)
まあ、口数の多さとお酒を飲む量はまだ衰えてませんけどね~。へへっ。

奈良マラソン、頑張ってください。陰ながら応援しています。
では、また会う日まで。コメント、ありがとうございました。 
    
返信する

コメントを投稿

ランニング」カテゴリの最新記事