野球18歳以下世界選手権の続きですけれど…
昨日、アメリカと決勝戦進出をかけて戦った試合を、
テレビのBS朝日で観戦した。 頑張れ~ニッポン!
4回表まで、日本チームは3対0とアメリカをリードしていた。
よ~し、と思っていたら4回裏に2点を取られ、3対2となり、
5回裏にもまた1点取られて3対3の同点に追いつかれた。
でも、6回の表、日本は頑張って2点を奪い取った。
これで5対3と再びリードした。
しかしアメリカはその裏に1点を取り、5対4となった。
まさに手に汗握る試合になってきた。
そして、「問題」 は7回に起こったのである。
この日で3連投となる大阪桐蔭の藤浪が救援で登場した。
いよ~、待ってました、藤浪クーン!
しかしバックが足を引っ張った。
藤浪は先頭打者をゴロに仕留めた…はずなのに、遊撃手がエラーをした。
続くバッターもまた同じショートゴロ。 これも仕留めた…はずだった。
…が、その遊撃手が、また一塁に暴投して、無死2、3塁となった。
遊撃手の立て続けの大きなエラーである。
普通なら、二死ランナーなし、のところである。
それが無死2、3塁なんだから、ほんと、守りは大事である。
日本はこの試合はミスだらけだったが、その象徴的な場面だった。
次のアメリカの打者は内野ゴロで、バックホームアウトだったけれど…
アメリカのランナーが、日本の捕手に肘を当てるように体当たりし、
捕手の大阪桐蔭の森はそれで目を負傷し、試合は中断した。
アメリカも、ずいぶん酷いことをするじゃないか。
まるでサッカーの中国か韓国のようなラフプレーである。
それでも得点は、5対4でまだ日本がリード。
しかし、アメリカはラフプレーで押せ押せムード。
森がやっと治療を終えてグラウンドに戻ってきた。
さ~て、いよいよ正念場にさしかかってきた。
一死2、3塁でアメリカの攻撃が再開された。
頑張れ、大阪桐蔭の藤浪・森のバッテリー!
どうか、1点差を守ってくれ~
…と祈るような気持ちでテレビを見ていると、
ちょうどその時、午後9時になったのだけれど、
テレビのアナウンサーが、こう言った。
「まことに申し訳ありませんがBS朝日での中継はこれで終わります。
引き続き、試合の模様はCS朝日で放送いたします…」
おいおい。 なんや、それは!
CS朝日というのは、わが家のテレビでは入らない。
それはないやろ~!
まったく~。
あらゆる人気スポーツ中継で、途中で終わるのは野球だけである。
一生懸命見ているのに。
この試合最大のヤマ場なのに。
ほんま、こんなテレビ放送って最低だよね。
そんなことなら、最初からやらなければいいのだ。
BS朝日のバカバカバカ。
…そのあと、インターネットで試合経過を調べたが、わからない。
あほらしくなり、ふてくされて寝てしまった。
そして今朝の新聞を見ると、日本はそのあと大量得点を許し、
結局、アメリカに10対5で大敗してしまったとのことである。
まあ、残念だけど、昨日の日本チームは、守備が悪すぎた。
テレビを見ていると、やはりプロ野球の守備とはだいぶ違う。
この試合を見ながら、今更ながらその差を痛感した次第である。
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そんなことで、日本は決勝戦へ進出どころか、
5位6位決定戦にまわることになった。
その5位6位決定戦の相手が、なんと、また韓国だったのだ。
いつもいつも、こんなときは、韓国なのだ。
そして、その模様は、つい先ほどのBS朝日で中継されていた。
…が、その中継は、実は録画放送だったのだ。
最初はそんなこととはツユ知らず、テレビを見ていたわけだが、、
日本が2対0でリードされた時、ふとテレビ欄を見直すと、
「録画」 とあったので、な~んじゃそら~と興ざめし、
パソコンを開いてネットで試合結果を確認すると、
韓国が3対0で日本に勝ったとのことであった。
もちろん、そのあと、テレビは消した。
史上初の世界一を目前にしてアメリカに逆転負けを喫し、
さらにそのあと、5位6位決定戦も韓国に負けたわけである。
あほくさ。
懸命に頑張った高校球児たちには悪いけれど、アメリカ戦での、
信じられないような守りのミスが、この結果を招いたのである。
攻める力の強さより、守る力の強さのほうが大事…
…と、この試合を見て、改めて思った次第である。
しかし…
あぁ…、まさか、2日前に勝った韓国に、
こんな局面で再び対決し、負けてしまうとは。
トホホ…という以外に、何の言葉も出ませんわ。
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