僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

 メガネ・メガネ・メガネ

2007年12月07日 | 日常のいろいろなこと

僕は昔から軽いめの近視&乱視だった。運転免許証用として、若い頃からメガネは持っていたけれど、映画館で掛けるくらいで、ほとんど裸眼で過ごしてきた。だから一個目以外のメガネは何十年と買っていない。それで生活に支障を生じることもなかった。

しかし、年とともに僕と同世代の友人らはだんだん老眼がかかってきて、文字を読むときには老眼鏡をかける者が増えてきた。裸眼でも小さな文字が見えていた僕だけど、少しばかりそのことが気になってきた。

「それ、ちょっと貸してよ」
と、ある時友人の老眼鏡を借りて新聞の文字を見ると、ものすごくはっきり、しかも大きく見えた。あぁ~僕も老眼になったのか…と、なんだか一人前になれたような感慨を覚えた。そして早速近くの「ビジョ○メガネ」へ行き、この際だからと老眼用と近視用の2つを作ってもらった。メガネ代はどちらも3万なんぼだった。
それが4年ほど前のことである。

なのに、せっかくあつらえた2つのメガネも…

近視用のメガネは、飲み屋で酔った時に行方不明になってしまった。
次の日、心当たりの店に問い合わせたけれど、わからないまま…。
でもまあ、なくても特に不便を感じなかったから「いいかぁ」と新たに買うのはやめた。

一方、老眼鏡の方も、せっかく作ったのに、メガネ店で合わせるときに僕の距離の取り方がまずかったのか、書類を25センチくらいに近づけないと焦点が合わないのだ。何度もメガネ店へ行くのも面倒くさかったし、裸眼でも本や新聞は読めたのでさほどの不便も感じず、「これでいいかぁ」とそのまま放置していた。要するに、どちらも3万なんぼを払ったわりには貢献度はゼロ。ほとんど役立たずだった。

それから約4年の歳月が経った。

最近、目がかすむことが多くなってきた(あ~ぁ、年だなぁ…)。

耳鳴りが始まって以来、気分が沈んでいたこともあり、せめて目だけは疲れさせたくないと思い、先月に近視&乱視用のメガネを作った。今度は「ビジョ○メガネ」はやめて「メガネの愛○」へ行った。まあ、どこでもいいんだけど…。

新しいメガネを掛けると遠くの景色もスカッと見えるようになり、人の顔のシワまではっきり見えた。だから僕は、メガネをかけて妻の顔を見るのが怖いのだ。
(妻へ。これはあくまでギャグです)

しかし遠くを見るのはいいが、文字を読む時はメガネが邪魔になるので外す。
最近、裸眼では、新聞などの字が少しぼやけて読みづらくなった。例の3万なんぼの老眼鏡を出して掛けると、相変わらず25センチまで近づけなければピントが合わない。それでも、まあ25センチに近づけたらはっきり見えるのだからまだマシだが、困るのはパソコンを打つときだ。

裸眼でパソコンの画面を見ていると、目がとても疲れる。
これをなんとかしたい。

遠くの景色は近視用メガネで十分だし、文字は25センチ以内ので老眼鏡で足りる。
しかし、パソコンを打つときは、近視用では近すぎるし老眼用では遠すぎる。
目の位置からパソコンまでの距離はおよそ40~50センチである。
この距離がなかなか微妙なのだ。

妻が、「メガネ屋さんに行って相談してみれば?」と言うので、先週の日曜日(2日)にまた「メガネの愛○」へ出向き、悩みを打ち明けた。
「遠でもなく、近でもない、中距離用のメガネってあります?」
「それってパソコン用ですよね? ありますよ」
と店の人は、こちらの心の中を見透かしたようにあっさり答えた。
「だいたい60センチくらいのところまでよく見えますよ」
…ということでレンズを合わせてもらった。

ふ~む、なるほど。合わせレンズの入ったメガネを掛けてみると…
新聞を持った両手を前に伸ばし、首を後方にそらせて60センチほどの距離をとっても文字がはっきりと見えた。20センチくらいに近づけてもよく見える。
手元用(つまり老眼用)とパソコン用を兼ねたメガネだという。
「わりと最近に開発されたものなのです」
ということであった。行ってよかった~

来週にそのメガネが出来上がってくるので、楽しみにしている。
最近は耳鳴りのために物事に集中できず、本も新聞もあまり読まなくなったが、加えて目が疲れることが活字離れに拍車をかけている。
こんな調子が続けば、僕の生活律はちゃらんぽらんに乱れてしまう。

今度のメガネこそ、自分の生活と健康に貢献してくれることだろう。
耳鳴りの不快感を少しでも拭うため、他の身体機能は快適にしておきたい。
特に目だけは、良好な状態を保ちたい。

この日はそのメガネと別に、近視&乱視用のサングラスも注文した。
ウオーキング、ジョギング、自転車、登山の時などに使いたい。

遠用(つまり近視&乱視用)のメガネとサングラス。
そして手元用兼パソコン用のメガネ…。
結局、この一月ほどで3つのメガネを買った。

年を取ると、身の回りのものにいろいろお金がかかるものなのです。

これから、この3つのメガネをうまく使いこなしていかなくっちゃ。

飲み屋で失ったりしている場合ではないのだよ、のんべえクン。
                          

 

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4 コメント

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めがね・メガネ・眼鏡 (麻紀)
2007-12-07 19:46:52
こんばんは

少し以前の話になりますが、ヒロキ君も目が悪いので、PCに向かう時はメガネをかけてますが、そのメガネが10年ほど前のものだということで、誕生日プレゼントでメガネを買いに行きました。

最初は「メガネの愛○」に行き、後日改めて「ビジョ○メガネ」に行きました。
店員さんはみごとなまでにメガネ・めがね・眼鏡でした。

会社用と自宅用に二つ買いましたが、新しいメガネを買うとよく見えるらしく、「こんなところにしわが・・」と私の顔の厳しいチェックをしています。

私が怒ると「冗談やん~」とごまかしますが、のんちゃんの記事を見て、(よ~似てるな~)と思いました
返信する
シワ・しわ・皺 (麻紀ちゃんへ)
2007-12-08 05:31:59
ヒロキ君が小学生のころに医師から「遠視でメガネが必要」と言われたときはショックでした。まだ小さいのにメガネかぁ、ちょっと可愛そうだな~、なんてね。

それはともかく、やっぱり「愛○」「ビジョ○」へ行ったのですね。
ホントに、店員さん全員メガネをかけています。「愛○」には愛想のいい、僕のお気に入りの女性の店員さんがいて、その人は「柏○さん」というのですが、雰囲気が麻紀ちゃんとそっくりです。

メガネをかけると周囲が見えすぎるので戸惑いますね。
人の顔のシワが見えるのには驚いたなぁ。
麻紀ちゃんは「しみやしわをなくす究極のアンチエイジング」というブログを持っているから、シワを作らないようにしなきゃね~

ここで麻紀ちゃんのブログを、皆さんに紹介しておきましょう。 

http://sanbongawa.jugem.jp/

このごろ更新していないようだけど、また再開を期待しています。いろんなこと、書いてください。
     
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必須アイテム (たまご)
2007-12-09 08:28:38
おはようございます。

メガネって私には3歳の頃から手放せないものでして、ほら・・・上段コメントの小学生の頃に医師から遠視でメガネが必要・・・のそれと恐らく同じです。
もっと種明かしをすると、私は斜視だったので幼稚園の頃その手術もしました。でも斜視の手術って美容的なものが目的で、根本的には解決しないんですよね。したところで急激にはよくならない。

ふ~む・・・よくよく考えると私は幼稚園児にして美容手術をしていたんだ(笑)

結果、中学生くらいまでは斜視を引きずっていて、学級写真なんかも全部酔っていました・・じゃなくて、左目のみ内側に寄っていました。

感受性の強い年頃にメガネで斜視って本当に面倒なもので、遊ぶ時もメガネを必要としていたお転婆な私は本当によくメガネを壊しました。
加えて常に目が疲れる状態なので、集中力にも影響するみたいですよ。まぁ私の集中力のなさは目のせいだけではないみたいだけど。

あと、遠視は老眼になりやすいから私などは既に老眼の域です。ふたつのメガネを使いこなしておりますわよ~♪乱視も混じっているので、運転する時などは遠視&乱視用、文字を見るとき等はそれ専用ってことですね。この前うっかり文字用のメガネで車で遠出をしてしまい、クラクラして具合悪くなりました。そしてメガネをかけずに運転して帰って来た・・・(どっちも怖かった)

ちなみに、携帯はデカ文字モードで快適生活です。

前置きが長くなりましたが、目は大事にした方がいいです。持ち物が増えますが、他の身体機能を補うために・・・の部分は深く納得です。

不快な症状もあるでしょうが、うまく付き合っていけるといいですね!
返信する
3歳から…ですか (たまごさんへ)
2007-12-10 05:54:57
たまごさんへ。
お久しぶりでございます。
幼い頃から、たまごさんと「メガネ」には、深いつながりがあったのですね。
読みながら、思わず姿勢を正してしまいました。

上記のヒロキというのは僕の次男で、麻紀ちゃんはそのお嫁さんです。
次男が小学生の時に遠視と指摘され、メガネをかけるように言われた時、近視の間違いじゃないのかと思いました。遠視という意味がよくわからなかった。メガネをかけないと目が疲れるのでぜひかけるようにということでした。僕も妻も長男も、目は悪くなかったので、びっくりしましたし、小さな子がメガネをかけるのは、何となく不憫でしてね。

しかし、たまごさんは3歳の時からメガネが必要だったのですね。
斜視の治療というのは、眼球を動かす筋肉の異状を矯正する方法がとられる、というふうに家庭医学書には書かれていますが、幼稚園児の身で目の手術とは…、怖かったでしょうね…。
 

たまごさんはずっとスポーツを続けられていたのでしょう? 
そんなときにメガネというのは、勝手が悪いかもしれませんね。
小さな頃だったらよけいに閉塞感みたいなものを感じると思います。
たまごさんの忍耐力は、そういうところから培われてきたのかも。
僕も見習わなければなりません。

それにしても、聞いてみなきゃわからない話ですね(当たり前ですけど)。
人それぞれにいろいろと身体的な問題を抱えている、ということがよくわかりました。僕にはそういう免疫が、数年前までほとんどなかったものですから、このところ立て続けに起こる身体の不調には、戸惑うばかりです。

とにかく、今は、おっしゃるように、目を大事にするように心がけています。


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