W杯決勝は、応援していたアルゼンチンがドイツに延長戦の末、惜敗した。あぁ、残念…。くやしい。あと一歩だったのになぁ。
それにしてもドイツは強かった。アルゼンチンにもチャンスは何度か訪れたけれど、やはりパス回しはドイツが一枚上だったし、アルゼンチンは押され気味だった。
一番惜しいと僕が思ったのは前半の21分だった。ドイツのゴール付近で、アルゼンチンのFWイグアインがバックパスを拾った。いきなり来た決定的チャンス。キーパーと1対1になったイグアインは慌ててシュートを放ったが、なんと外してしまったのだ。う~ん。あれを外すとは…。(まるでドイツW杯の時のクロアチア戦の柳沢みたいな。…あ、それ言うたらあかんか)。
さて、午前4時に試合が始まった時、ヒロユキの姉で東京でOLをしているミホちゃんに「いよいよ始まりましたで。アルゼンチンがんばれ」とメールを打った。すぐに「ファイト。優勝めざして~」と返事が来た。
イグアインが外したときは「アレを外したのは痛い!」と送信した。
ミホちゃんは、大阪の大学を卒業してすぐ東京へ出て、今では六本木のマンションに住み、優雅な独身OL生活を送っている。アルゼンチンが惜しいシュートを外したりすると「チャンスを逃がしてばかり。ドイツにおされてる」とのメールが届く。確かに、先ほどのイグアインをはじめメッシも惜しいシュートを外したりしたが、ドイツの組織力の強さは認めないわけにはいかない。パスが次から次へとうまくつながり、選手たちは流れるようにピッチを駈けまわる。
そして0対0のまま延長に入り、その後半8分に、ドイツのゲッツェという若い選手が優勝を決める値千金の一撃を放ったのである。試合終了間際にメッシがフリーキックを得たが、大きく外して万事休す。1対0でドイツが優勝した。
これでこの大会は、米大陸で行われたW杯で史上初めてヨーロッパが優勝した大会…という「サブタイトル」が永遠についてまわるのでしょうね。
ゴールを決めたゲッツェという選手は、途中から出てきた選手である。テレビで解説をしていた元全日本監督の岡田さんが、ドイツ選手に疲労が見えてきたことを指摘し「途中から出てきたゲッツェなんかは若くて元気なはずなのに、何をしているんでしょうねぇ。影が薄いですねぇ」と言っていた。その数分後にゲッツェが見事なシュートを決めてドイツを優勝に導いたのだから、岡田元監督も「いやぁ、影が薄いと言っちゃいましたけど…」と苦笑していた。
と、まぁ、そんなことで、“親戚一同”がこぞって応援していたアルゼンチンは惜しくも優勝を逃した。ミホちゃんはメールで、「私が東京へ出てきたのは1990年の7月ですから24年前。アルゼンチンの決勝進出も24年ぶりです。同じ年、同じ月だったのですね。不思議な縁を感じました」とメールで書いていた。それだけに、余計にアルゼンチンに勝ってほしかっただろうなぁ。
ブエノスアイレスのヒロユキにはまだメールはしていない。(勝っていたらすぐにするんだけどね)。ヒロユキ以上に、アルゼンチン人のお嫁さんや近親の人たちをはじめ、国の人々はみんな悔しい思いをしているに違いない。少しほとぼりがさめてから、またメールをしようと思っている。
この1ヵ月で超早起きの癖がついてしまった。今朝も3時ごろに目が覚めて、そこから眠れないので、もう起きた。そして、このブログを書いた次第です。
今週末から早くもモミィの夏休みが始まる。今日の午後は学校で担任の先生との個人懇談会で、僕が出かけることになっている。サッカーW杯から頭を切り替えて、普通の生活リズムに戻さなければね~
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