僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

いま午前4時半ですが…

2014年02月12日 | スポーツの話題

今日は午前2時に起きた。昨晩は8時過ぎに就寝。途中覚醒しないよう、いつも1錠飲む睡眠導入剤を2錠飲んだおかげが、目が覚めたら2時だったのでそのまま起きた。テレビのNHK総合をつけると、ちょうど女子ジャンプの番組が始まるところだった。競技開始まで、高梨沙羅の生い立ちやW杯での活躍ぶり、ライバルであるオーストリアのイラシュコやドイツのフォクトらの動向などが紹介される。いろいろ見ていると、高梨沙羅の優勝も決してやさしいものではないなぁ、と、気持がグッと引き締まってくる。おまけに、ソチのジャンプ台はクセがあって、距離を出すのはなかなか難しいと言われ、高梨も練習でこの台の難しさに手こずっている、というような話も伝わっている。


2時半にスタート。30名の選手たちがW杯の成績の低い順に飛ぶのだが、そのトップに故障から復帰してきた米のサラが登場、94mを飛ぶ。7番目の日本・田中は97m50。20人がジャンプを終えた時点で100メートルジャンプはまだない。


残り10人となり、ここからレベルの高い選手が続々登場する。高梨がチラッと映る。フランスのマッテルという選手が99mを飛んだ。飛形点もよく高得点でトップに立つ。日本の伊藤は97m50。そして最後の3人が出てきた。ドキドキ。


まずイラシュコは98.50m。飛型点も悪かった。「タイミング合わなかったですね。緊張したんでしょうか」と放送席。続くフォクトは103mを飛んで1位に躍り出た。「これは素晴らしい。飛型も美しいですね~」と解説者が言っている。そして3時を少し過ぎたところで高梨が出てきた。「さぁ、頑張って!」と固唾を呑んで見守る。


高梨の飛距離は100mちょうど。フォクトに3m差をつけられた。テレマーク姿勢が認められなかったりして飛型点も悪く、2.7ポイント差ということだった。「思ったように伸びなかったですね」と解説。高梨が飛んでいるとき、一番不利な追い風が吹いていたそうだ。ちなみにフォクトのときはちょうどいい向かい風だったという。これで1回目の結果はフォクト、マッテルに次いで高梨は3位ということになった。「この程度の差でしたら十分逆転可能ですので期待できます」とテレビでは言っていた。それを信じたい。


2回目が始まる前、3時20分、テレビにNHKニュース速報が出た。何だ?と思ってみたら「日本メダル確定、スノーボード男子ハーフパイプ」。と出た。「へぇ…」と思いながらも心はジャンプのことばかりだった。そしてジャンプの2回目が始まってすぐに、またニュース速報が出て、「平野歩夢が銀、平岡卓が銅」と出た。あっ、ついに日本が最初のメダルを獲得した! 


民放にチャンネルを替えた。大本命だったアメリカのホワイト選手は4位に敗れ、勝ったのはスイスの選手だった。あぁ、これなら平野歩夢クンの金メダルも夢ではなかったのになぁ…と、ちょっと欲が出てしまったけれど、ともあれ今大会初の銀メダルと、さらに銅メダルも獲得して少しは勢いづいてきた。それにしても、なんで同時刻にこの2つの競技が重なるんだよ。平野クンたちのメダル獲得の瞬間も生中継で見たかったな~


しかしまぁ、この勢いがジャンプの高梨に乗り移ってくれば、と願いながら、またジャンプ競技にチャンネルを戻した。


途中、日本の伊藤がいいジャンプをしてトップに立った。そして残り7人の時点で、8位以内の入賞が決まった。いよいよ大詰め。強豪たちの登場だ。


スロベニア選手が100m50を飛んだあと、実力者のイラシュコが104m50の最長不倒距離を出しトップに。次のイタリアの選手は99m。その次にいよいよ高梨が登場した。どきどきどきどき。さぁ、スタート!


…しかし高梨は、98m50だった。飛型でも点が出ない。う~ん。万事休す。「スキーが少し立ってしまったか!」と放送席。この時点でイラシュコに続き2位となった。まだあと2人残っている。銅メダルになるのか、4位まで落ちるのか…


まず、マッテルは97m台だったが2位となり、高梨は3位になった。そして最後のフォクトのジャンプは97m50。しかし体がピタッと静止して、美しいフォームだ。「まとめてきましたね~」と解説が言っている最中に、フォクトの大喜びする姿が映った。彼女が優勝したのである。高梨は4位…。日本中でテレビを見ている人たちは、さぞがっかりしていることだろう。僕もがっかり。


昨日の某紙朝刊に高梨の強力なライバルとしてフォクトとイラシュコの2人が挙げられていたが、結局この2人が金と銀を獲り、高梨は仏のマッテルにも敗れて4位に落ちた。これまた上村愛子と同じように、残り数人の結果待ちで最後にメダルを逃すという展開だった。今期のW杯で13戦10勝、1度も表彰台を逃したことの無い高梨が、金メダルどころか銅メダルも獲れなかったとは…。一方のフォクトはW杯で1勝もしていないのである。それを思えばW杯の成績なんてアテになりませんよね。オリンピックで勝つというのはまた別次元の話であって、本当にいろいろ難しいものだなぁと、またまた思い知らされた。


2時過ぎからテレビを見ながら少しずつこのブログを書いてきた。いま、午前4時半になった。中途半端な時間である。もう少し寝ようか…このまま起きておくか…。寝てしまったら今度は起きるのが辛いだろうしね~


あ~ぁ。出るのはため息ばかりである。ハーフパイプの平野クンたちはよかったけれど、それにしても沙羅ちゃんの金メダルを信じて疑わなかっただけに、気分は晴れないままだ。最近は体調もあまり良くないので、明日からしばらく規則正しい生活に戻すことにしよう。あ~ぁ。ほんと、出るはため息ばかりです。

 

 

 

 

 

 

 


 

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