僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

W杯 未明の実況中継

2010年06月23日 | スポーツの話題

サッカーW杯もいよいよ佳境に入ってきた。
日本時間の昨夜から1次リーグ各組の最終戦が始まった。

E組のオランダとG組のブラジルは早々と決勝トーナメント進出を決めたが、他の大半のチームは、この最終戦で結果が決まるという大事な局面である。どの試合も、目が離せない。

まず、昨夜午後11時からA組2試合が行われ、ウルグアイとメキシコが決勝トーナメント進出を決めた。前回準優勝のフランスはチームがガタガタの状態で、南アフリカにも破れ、結局1勝もあげることができず敗退し、また、南アフリカも、フランスには勝ったものの、開催国では史上初めての1次リーグ敗退となり、両チームにとって、屈辱の幕切れとなった。

そして今日の未明3時半からB組の2試合が行われた。
いや、行われた…というより、現在試合が行われている最中だ。
今、僕がこれを打っているのは、午前3時50分である。

午後11時から試合が始まった1次リーグA組はテレビ中継があったけれど、
午前3時半から始まるこのB組は、スカパー以外にテレビ中継がない。
うちにはスカパーなどないので、テレビで観戦することができない。

しかし、このB組は、ギリシャ対アルゼンチン、ナイジェリア対韓国の2試合で、4チームとも決勝トーナメントへ出場できる可能性がある。この日の試合の結果でどうなるのか…僕が応援しているアルゼンチンはほぼ当確だと思うけれど、気になる韓国は勝ち上がることができるのか…どうしても見ておきたい試合である。

テレビで見られないのなら、せめてリアルタイムで試合経過を知りたい。そう思って、きょうは午前3時過ぎに起きて、3時半から始まる2試合の速報を、いまパソコンの前で眺めながら、このブログを打っている…というわけです。

今、パソコン画面はナイジェリア対韓国戦の経過が文章で出ている。
そして何分かに一度、それが自動更新される(映像は出ません)。

ゲームは韓国が優勢に進めていたようだが、前半12分、ナイジェリアが1点を先制した。その後も画面は刻々自動更新されていくが、分刻みで試合経過が詳述されているけれど、得点はそのままだ。しかし、そうしているうちに、前半38分、今度は韓国がフリーキックで1点を入れて同点に追いついたことが画面に出た。
大事な時間帯にこうして同点に追いつく韓国は、やはり粘り強い。

そして前半戦が終了。いま4時半。うっすらと夜が明け始めている。

一方のアルゼンチン対ギリシャは、前半を終えて0対0である。

ここまで勝ち点3の韓国は、ナイジェリアを下して、さらにギリシャがアルゼンチンに敗れれば決勝トーナメント進出が決まる。しかし、ナイジェリアに2点以上の差をつけられて敗れると、1次リーグ敗退が決まる。また、引き分けか1点差での敗戦の場合は、ギリシャの結果次第…という状況だ。つまり、ギリシャが負ければOKという状況。

ナイジェリアは、この試合で2点差以上をつけて韓国を破りたいところだが、先制しながら追いつかれたことで、暗雲が垂れ込めてきた。

…と、こう書いているうちに、後半が始まり、4分に韓国が早々と得点。
2対1と逆転した。おいおい、ナイジェリア、しっかりせえよ。

先日、日本がカメルーンに勝ったとき、韓国のメディアは、
「韓国の勝利に刺激を受けたのか、日本も勝ちました」と報じていた。

まるで韓国のおかげで日本が勝ったかのような言い方は、韓国が明らかに日本を見下している証拠でもある。といっても、今年、日本は韓国に2連敗(しかも完敗)しているのだから、えらそうなことは言えませんけどね。

しかし本番のW杯では、なんとか日本が韓国より上に行ってほしい。
そのためには、韓国にはこのへんでお引取りを願う…というのがいい。
だから、本音を言うとナイジェリアを応援している僕なのである。
「ナイジェリアよ、2点差をつけて、韓国を破ってくれ!」

アジアから決勝トーナメントに進出するのは日本だけでいいのだ。
これで停滞気味だった日本のサッカーも、世界にアピールできるのだ。

とまあ、心の狭い考え方だけれど、それが正直な気持ちだった。

韓国が逆転したとたんにがっくり。試合速報への関心が薄れてしまった。
…とこう書いていると(こんなんばっかりやがな)、いま(5時ジャスト)ナイジェリアが同点に追いついた。2対2。う~ん。面白くなってきた。見たいなぁ、こんな試合をテレビで…。

アルゼンチン対ギリシャの方は、後半32分、アルゼンチンが得点を入れた。
あちゃ~。これで、韓国ががぜん有利になった。

たとえ韓国がナイジェリアに1点差で負けても、韓国、ギリシャ、ナイジェリアがすべて1勝2敗で並ぶが、得失点差では韓国がトップ。アルゼンチンに次いでB組2位で、決勝トーナメントに進出できるわけだ。

やっぱり韓国史上で最強のチームと言われるこの集団は、しぶとい。
リードされても点を取り返す根性は、日本代表をはるかに上回っている。

…ということで、結局いま、速報画面に「試合終了 2対2」と出た。
もうひとつの試合では、アルゼンチンが2対0でギリシャを破った。

これで韓国は1勝1敗1分けで、決勝トーナメント進出が決定した。
韓国にとっても、自国開催以外では初の16強への進出である。

日本も同じように16強へ進出を決めたら、また韓国のメディアは、
「韓国に勇気をもらって、日本も勝った」などと言うのだろうか。

ここはひとつ、日本はデンマークに引き分けではなく、勝って決めたい。
2勝をあげて、韓国を少しでも見返してやりたい。
しかしなぁ…。
デンマークは強い。強いチームなのだよ、本当に。

テレビでは「引き分けでもいいんだから」と言っているけれど、元々日本のサッカー選手たちは、1戦必勝のトーナメント形式である高校サッカー出身者がほとんどだから、サッカーは勝つべきものであり、引き分けでよいという概念は、そもそもない。これがサッカー先進国と違うところなのだ。リードしても手堅く守りきることが苦手というのも、その延長線上だ。

だから「引き分けでもいいんです」と、日本のマスコミが騒げば騒ぐほど、なんだか悪い予感がしてしまうのである。

ともあれ、明後日の午前3時半から、日本対デンマークの生中継がある。韓国だけが決勝トーナメントへ進出し、日本は1次リーグで敗退…なんて、絶対にイヤだ~。また4年間、悶々としなければならないもんね。


ところで、話は変わって、ポルトガルに7対0で大敗した北朝鮮のことだけど、スポーツ新聞などでは、監督や選手たちが、自国に帰ると「罰」として「炭鉱行き(強制労働みたいなもの)」が待っている…と報じている。
真偽のほどはわからないが、もし本当だとしたら、批判を浴びせるのはともかく、44年ぶりにW杯に出た選手たちに、結果が悪過ぎたからと言って「刑罰」を与えるというのはひどすぎる。全力を尽くした北朝鮮の選手たちが、あまりにも気の毒だ。

その道理で行くなら、前回ドイツ大会でアホみたいに簡単なシュートを外してしまった柳沢などは、切腹処分にしなければならない。
(柳沢さんすみません。冗談です)。

さ~~~て、あと2日だ。

デンマーク戦まで、どうにも落ち着かない時間を過ごさなければならない。

 

 

 

 

 

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