僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「即位の礼」 を見て思い出す~なるちゃん~のこと

2019年10月23日 | ニュース・時事

昨日は天皇陛下の「即位の礼」ということで、一日中テレビでその様子が放送されていましたね。普段はまず見られない光景ということで、僕も様々な儀式の意味がわからないながらも、テレビ解説を聞きながらテレビを見続けていました。雅子さま始め女性の方々の「お召し物」も超華美というか豪華絢爛というか、とにかくすごかったですね~

でもね。僕らから見ると「天皇陛下」といえば今の上皇陛下のイメージがまだあり、同時に「皇后陛下」といえば美智子さまのイメージがどうしても離れない。頭の中で切替ができないんですよね。そして今の天皇陛下は、まだまだ皇太子殿下というイメージが付きまとっています。何せ僕より年下だし、お小さい頃からず~っと見てきていましたのでね。

それにしても「あの時のこと」が思い出深いです。

今の新天皇が誕生されたのは1960年(昭和35年)のことです。

その時僕は小学5年生でした。今の上皇陛下、つまり当時はまだ皇太子殿下でしたが、美智子さまとの間に初めて赤ちゃんが生まれて「徳仁(なるひと)親王」と名付けられました。それでもう、日本中はお祭り騒ぎ。わが家でも、新聞屋さんからもらった徳仁親王の大きな写真を、うちの両親が額に入れて壁の上に飾っていました。だからその頃、僕は毎日その写真を見上げながら暮らしていました。うちの両親も近所の人たちも、みんな「なるちゃん」と呼んでいたので、僕も「なるちゃん、なるちゃん」と、この赤ちゃんのことを呼んでいました。

その「なるちゃん」が30年前に皇太子殿下となり、今は天皇陛下ですからね~

昨日の「即位の礼正殿の儀」の一部始終を見ながら感慨が滲みました。

昭和35年今から59年前の、あのわが家に写真が飾られていた生まれたての「なるちゃん」が、本当に天皇陛下になられたんですよね。

毎日、平々凡々な日々を送っている僕ですが、歴史というのは刻々と移り変わって行くんだということをしみじみ実感させられた昨日の一日でした。

 

 

 

 

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