僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

糖質制限 良いのか悪いのか?

2017年09月16日 | 心と体と健康と

台風18号が接近し、明日にも九州に上陸、その後は日本列島を北上するとみられ、3連休は各地で大雨や暴風に警戒しなければならないそうです。せっかくの3連休で、いろいろと予定のある方々も多いと思いますが、心配ですよね。

うちでも今日は、午前中には自転車で25分かかる場所までモミィの音楽教室の習い事があり、午後からはモミィの志望校のひとつである阿倍野区の中学校へ文化祭を見に行く予定です。明日は藤井寺市の市民まつりがあるので、モミィは友だちと一緒にそこへ行くのを楽しみにしています。明後日もどこかへ出かけようかと思っているところなのですが、お天気が大荒れだと外出もしにくいので、気がかりですね。皆さんもお気を付けください。


さて、いつかのブログで「うどん一玉は角砂糖14個分」という本を読んだ話を書きました。ご飯、うどん、パンなどの炭水化物は驚くほど糖質が多く、とても体に悪い、ということが書かれた本だったと紹介しました。そのあと「くら寿司」で「飯のない寿司、麺のないラーメン」つまり炭水化物を抜いた寿司やラーメンが新たなメニューとして加えられた話も書きました。

そんなことで最近は「糖質制限」」という言葉がやたらにあちこちに出回り、まさに健康のためにはなるべく炭水化物を摂らないように、というふうな風潮が生まれつつあるようです。でも、ご飯やパンやうどんを食べない食生活というのは僕には考えられないし、これはほとんどの人がそうですよね。

おまけにその本には、炭水化物よりビールのほうがはるかに糖分が少ないし、ワインや焼酎は糖質ゼロ、最近はビールも糖質ゼロが出てきているのでそれらを飲んでいると太らないし炭水化物より害も少ない、と書かれていたので、僕も調子に乗って糖質ゼロのビールやハイボールを買ってグイグイ飲んでいます。考えてみればあれ以来、アルコールの量が増えているんですね。これでは何をしていることやら。ビール好きの自分に都合のいいように、「これならいくら飲んでも大丈夫」と、全然話の次元が違うことを勝手に考えて、酒量が増えている昨今です(アホやがな)。やはり飲み過ぎはいけません(笑)。

そんな折に、先日、新聞でこんな記事を見つけました。


  

 

「まもなく敬老の日」というのからはじまり、見出しには

コムギとしては、キニナリます!
長寿にどうなの?
糖質制限。

と、大きな文字で書かれています。

記事の提供は、「小麦を通じたコミュニケーションで日本を元気にする活動」を行っている『コムギケーション倶楽部』という組織で、名古屋学芸大学の栄養科学を専門に研究をされている下方教授という方の見解が述べられています。

要約しますと、

確かに糖質を制限することでエネルギーの摂取量が減少しますが、それに代わる必要なエネルギーを確保しなければなりません。すると、高脂肪、高タンパク食となり、動脈硬化が進行して寿命が短くなる可能性が高いとみられます。低炭水化物の食スタイルが死亡率の増加と関連する研究結果も発表されています。高炭水化物・低脂肪のニッポンの食卓は、世界でも注目されています。

というような話でした。
「まもなく敬老の日」という見出しがあったことから考えると、これは主に高齢者に当てはまる話だと思います。ま、高齢者でなくとも参考にはなるんでしょうけどね。

しかしまあ、この「体に良い食事」の話というのは、必ず実益と実害の両面があって、一概には言えないことは確かですよね。実際、本屋で「糖質制限は危険」という意味の本も何冊か見ましたし。

要は炭水化物もその他の飲食物も、食べ過ぎないこと、飲み過ぎないこと、でしょうね。ビール等のアルコールが炭水化物より糖分が少ないから体に良いのだ! というのは、あくまでも「適量」の範囲であり、「体に良いからたくさん飲む」というのは、酒飲みの「こじつけ」以外の何物でもありませんよね(笑)。

やはり食べ物は、栄養が偏らないようにバランスよく食べる、アルコールは適度に、ということなのでしょう。何の新鮮味もない結論ですけど。

では皆さん、きょうから3連休ですね。
台風が気になりますが、どうか良い連休を!

 

 

 

 

 

 

 


 

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