僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

つんく♂ が声帯を摘出

2015年04月06日 | ニュース・時事

昨日、TVニュースで近畿大学の校歌が聴こえてきた。
なんでまた近大の校歌が…
…と不思議に思ってテレビに近づいた。

近畿大学は僕の出身校である。

僕は近畿大学付属高校から近畿大学までの7年間、
東大阪市にある近畿大学へ通った。
(高校は大学の敷地内にあった)

高校の朝礼のときは、必ず近大の校歌が流れ、僕たち生徒は
直立して、日章旗と校旗の方を向き、校歌を聴いたものだ。

大学では、校歌を聴く機会はそれほど多くないが、
高校で過ごした3年間は、1日1度は必ず耳にした。
だから、曲だけでなく歌詞も、今も全部覚えている。

その聞き覚えのある校歌が、テレビから流れてきたのである

見ると、近畿大学の入学式の模様だった。


壇上に「シャ乱Q」のつんく♂ が立っていた。

つんく♂ も、近畿大学付属高校と近畿大学出身である。
僕と全く同じだから、日ごろから親しみを感じている。

その日は入学式にゲストとして登場したという。

つんく♂ は穏やかな表情で黙って立っていた。

彼から新入生への祝辞が、肉声ではなく、
大型スクリーンに、文字で表示された。

祝辞を声にして読みあげられないのは
声帯を摘出したからです…

という意味のメッセージから始まり、

喉頭がんが治らなかったので摘出するよりほかなかったから、
一番大事にしていた声を捨て、生きる道を選びました。
また振り出しです…

とスクリーンに表示された。

これを見て、僕は驚いた。
そんなに悪かったのかと…

式が始まるまで、メッセージの内容は
限られた関係者しか知らされていなかったという。

もちろん、新入生ら大学生たちも驚いたことだと思う。

式典の最後に、つんく♂ はギターを演奏し、
新入生、在校生らが校歌を斉唱した。

ニュースの冒頭に校歌の一部が聴こえたのは、
ここのシーンを取り上げていたのだった。


つんく♂といえば、僕は彼の「いいわけ」が大好きである。


3日の日に、アルゼンチンから一時帰国している甥と、
その彼女のソルちゃんらと、京橋で会って食事をした。

甥たちは、2010年から毎年この時期、
日本に帰って来て、数週間滞在する。

去年のことも、このブログで書いている。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/56d81083bdcf65c35fcb153f90f17ddc


食事のあとはカラオケへ行く。

毎年カラオケで歌っていると、ソルちゃんも
「アレ、ウタッテヨ」と僕にリクエストする。

「アレ」というのが、シャ乱Qの「いいわけ」なのだ。

僕がこれを歌うと、彼女は大喜びしてくれる。

アルゼンチンの女性にも大受けする歌…というわけだ。

とりわけ彼女の好きなフレーズが、

♪ LONRY誰も孤独なのかい LONRY僕はひとりかい LONRY…

…のくだり。

その「LONRY」の部分だけをソルちゃんが叫ぶように歌う。
それでまた、大いに盛り上がるのである。


そんなことで今年も、4月3日にカラオケで「いいわけ」を歌い、
ソルちゃんが「LONRY」と盛り上げてくれたばかりである。


つんく♂ も声帯摘出はつら過ぎる選択だったろうが、命には代えられない。


「今後も作詞とか作曲活動などの創作活動はやっていく」
とのことなので、そちらでぜひ頑張ってほしい。

今はツィッターやメールの時代なので、
肉声は出なくても、意思は十分伝えられる。

また「いいわけ」のような、ノリのいい曲を作ってほしい。


同じ高校・大学の出身者として、
これからの健康と、益々の活躍を祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

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