6月2日。定期的に通院している徳〇会病院へ行った。4月下旬から心房細動が異常に活発になり、日常生活に支障が出はじめていた。この前のブログにも書いたけれど、5月12日に同病院へ行き、症状が酷くなったことを医師に訴えた。医師はいま1日2錠服用している薬を3錠に増やしてみて、それでもまだ強い心房細動が出るようであれば、不整脈の専門医がいる隣接市のS病院に紹介状を書くので、そちらで対応してもらうようにしましょう。3週間後にまた来てください、ということであった。
その3週間が経ち、今回の診察だ。ありがたいことに薬の効果が出たようで、あれ以来、心房細動の状態は目に見えて良くなり、ここ2週間以上、全く出なくなり、とりあえずホッとしているところである。あの頃は、階段を上がっただけで息苦しくなっていたし、いつ心臓ドキドキ・パクパク症状が起きるかわからない状態で、外出も控えねばならず、一時はどうなることかと心配したので、まぁ、よかったです。
さて、今回は、今年3月以来の血液検査もした。検査結果を見ると、いつもは基準値を大きく上回っているガンマGTP(アルコールによる肝臓のダメージ度)だが、去年11月が125で、次いで今年3月が74に下がり、今回はさらに67に下がっていた。いま、別にアルコールを控えているわけではないが、ただ、これまではビールのほか、焼酎、日本酒など度数の強いものも飲んでいた。で、最近はもっぱらビールだけにしているのが良かったのかもしれない。やはり飲むアルコールの度数が強いと肝臓のガンマの数値も上がるようだ。
今回の検査結果を見ると、肝臓の数値以外にも改善された症状がいくつかあった。中性脂肪が去年11月は158で基準値(33~149)を超えていたのが、今年3月には108に下がり、さらに今回は89まで落ちた。高めだった血糖値も下がったし、元々糖尿病を抱えていた僕にとって大事な検査項目である「ヘモグロビンA1c(過去1ヶ月~2ヶ月の血糖状態を表す数値)」も、今回久しぶりに基準範囲内の5.9に収まった。体重も少し減り、体脂肪率は13ぐらいまで下がった。
…ということで、4月末から半月余り心房細動に悩まされたが、そのことを除くと、体の状態は良好だったということがわかって、今回の検査結果には満足した。そして、今年あたりから食生活の習慣を少し変えてみたので、それがよかったのかな~と思ったりするのだ。
まず朝一番に「生姜紅茶」を飲み始めた。しかし紅茶には心房細動に悪いカフェインが入っているのでしばらくしてそれをやめ、スキムミルクに変えた。そこへ生姜(チューブ入りで十分)適量を絞って入れ、次に「タマネギ氷」をひとつ入れお湯を注ぎ、最後に茶色か黒の砂糖を入れる(白い砂糖はダメ…とのこと)。
「タマネギ氷」というのは雑誌で知ったもので、適当に切ったタマネギをレンジで柔らかくし、少しだけ水を加えてミキサーでドロドロにし、それを製氷容器に入れて冷凍庫へ。四角いタマネギ氷が出来上がる。それをひとつ入れるのだ。いちおう氷だからそこへ熱湯を注いでもほどほどに冷めてくれるのでフーフーしなくても飲め、甘みがあっておいしい。「タマネギ氷」は、インスタントみそ汁にも入れたりその他の料理にも手軽に使えて便利である。
また、背の青い魚が身体に良いとされているので、これまで滅多に食べなかったイワシを最近はしょっちゅう買って、アタマと内臓を取り、だし汁少々と酢をドボドボッと入れて弱火で20分近く煮込む。酢も身体にいいし、魚は骨ごと食べられるし、ビールのアテにもなかなかよろしい。このごろ週に2~3回はメニューに加え、イワシが好きではない妻にも「ヘルシーだから食べたほうがいいよ」と勧める。モミィは酢の味が苦手なので「イヤや!」と拒否しますけど。
それ以外にも、食卓になるべく多くの種類の野菜を並べたり、肉類では鶏のムネ肉が良いということで、皮を剥ぎ「鶏ムネ肉の蒸し焼き」などを作る。作る時は多い目に作って冷凍保存しておき、週に2回ぐらいはメニューに加えるようにしている(これはモミィも大好きです)。
ビールを飲む時は、揚げ物などの脂の多いものではなく、低脂肪で良質のたんぱく質をしっかり摂るようにして飲むと、肝臓にやさしいだけでなくカロリーオーバーも防げる…ということなので、いつまでもおいしくビールを飲めるよう、あれやこれやと“研究”を重ねているところです。
こういうことには研究熱心なんですね。他のことは全然あきませんけど。
わが家の「タマネギ氷」です。 皆さんもぜひお試しを!