信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

峠道みちぞいの風景

2017年08月05日 | 山野草

長野県側から湯ノ丸高原へ通じる峠道の道沿いには夏の花々が咲き競い賑やかです。
50番付近くの沿道を飾るキツリフネ、帆をかけた黄色い小舟が浮かんでいます。


今が盛りのノリウツギ(糊空木)の花、今年は格別に花付きが見事です。
花弁状の白い4枚は装飾花と呼ばれ、昆虫を呼び寄せる役目を担っているのだとか。
ウツギ(空木)は名のとおり茎が空洞ですが、ノリウツギの茎は髄が詰まっています。


まるで沿道の植え込み花壇のようにヤマホタルブクロのお花畑になっています。
ホタルブクロは萼裂片の間に付属片があり、種子の翼はなし、ヤマ・・はその反対です。


道路の側壁は陽当たりが良く、リスク管理も万全、へび君のアパートになっています。
ブロックの四角い形に添って身体を埋め込む几帳面なへび君もいます。
左側はジモグリで側壁の最下部の割れ目に、あとは全部アオダイショウのようです。


峠間近の75番、ピンク色のヤナギランと黄色いメマツヨイグサが競演です。
メマツヨイグサは北米原産、道路沿いからやがては高原にも入り込むのでしょうか。
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