
4月19日(土)ホテル出発8時、青空はないものの雨は上がりました。
大潟村の桜と菜の花ロード、花街道は11kmに及びます。
道の両側はピンクとイエローで染まり、心うきうき、バスの中は盛り上がります。

10時30分ころ「みちのくの小京都」角館(かくのだて)の武家屋敷に到着です。
桜並木の開花はちらほら、というところですが、すごい人出です。

ツアーメンバー全員が2名1組15分間の人力車への乗車体験が組まれています。
俥夫さんの説明と高い位置からの見る景色、初めての貴重な体験でした。
春の屋敷通りを彩るシダレザクラは樹齢300年以上の樹を含め400本ほどとか。

たくさん教えていただいたうちの一つ、青柳家の門の前に置かれた石です。
青柳家は隣の石黒家とともに名家、屋敷内の見学は有料です。

秋田県に入ると主要道路脇や観光地など各所で見かける「ババヘラアイス」です。
中年以上の女性が(ババ)、金属製の「ヘラ」でコーンに盛りつけてくれます。
武家屋敷の帰りにおやつタイム、暑い時期に最適な氷状のアイスクリームでした。

秋田県から岩手県に戻り、1時過ぎに小岩井農場で昼食です。
幸いにも晴天となり、一本桜と岩手山の雄姿を見ることができました。
一本桜の開花はまだ先のようですが、雰囲気は十分に味わいました。

3時ころに盛岡市内入り、盛岡地方裁判所の敷地内の「石割桜」です。
巨大な花崗岩を割って根を張る、樹齢350年以上といわれるエドヒガンです。
国指定天然記念物で、この時期は大賑わい、我々一行も大勢で仲間入りです。

道路側から見た石の割れ目、きれいに真っ二つに割れています。
この割れ目は年々広がっているとか、老木は今なお成長を続けているようです。

建物側から見た割れ目、同じようにきれいな割れ目です。
丸く膨らむ蕚筒はエドヒガンの特徴、葉が開けばさらにはっきり分かります。

この日のコースの打ち上げは、岩手の老舗酒造あさ開(あさびらき)です。
製造過程をご案内いただき、地酒物産館の試飲コーナーでうっとりです。

泊りの安比高原温泉のANAクラウンプラザリゾート安比高原に到着です。

隣接のスキー場は夜間照明がともり、雪上車が雪面整備を始めました。