3年ぶりの石尊山、天気は上々、登山道を離れ崖下まで降りてみます。
濁川を9mほど落ちる赤滝(血の滝)、酸化鉄の色に濁っています。
石尊信仰の霊域となった地で、修行窟(座禅窟)へと通じます。
登山道に戻り血の滝の落ち口付近を横切ります。
崖の中腹に見える洞窟が石仏の安置場所です。
少し進むと登山道は林道と交差し、案内板があります。
山に行く前に「座禅窟」に寄り道です。
追分自性院の修験者は血の滝でのみそぎと座禅窟での座禅修行をしたそうです。
二つの座禅窟があり、左は下の座禅窟で、右は上の座禅窟です。
パワースッポト的雰囲気の林内を、秋の花々が和ましてくれます。
登山道に戻り数十分歩くと「血の池」の案内板があります。
以前は池だったのでしょうが、現在は水は全くありません。
その先、ちょうどシラヤマギクが咲く中に血の池弁財天様です。
途中の登山道沿いには、湿地帯にオタカラコウが花盛りです。
8号目付近ではミヤマモジズリが静かに迎えてくれました。
標高1667.7mの石尊山到着、今日は浅間山がくっきりです。
午後からは滝巡り、白糸の滝の美しさと涼しさ、安らぎのひと時です。
豪快な竜返しの滝と菱野温泉の繊細な不動の滝です。
今日12日は朝から家籠り、午後からはクーラー無しにはいられません。
ましてや、世界陸上の女子マラソン ますます熱くなります。