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台風21号の風は、この地に引っ越してきて8年の中で最強のものでした。
公園のコナラの古木も幹の途中から折れ、その折れ口を見て感心してしまいました。
太い幹の中で生命活動をしていたのは、樹皮の下に白く見える僅かな部分のみです。
よくぞ、これだけのりっぱな若枝を伸ばし、青々とした葉を茂らせていたものです。
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こちらはクリですが、コナラと同じように幹の中はすさまじい虫食い状態です。
虫のかじり跡によって樹皮が傷み、そこに木材腐朽菌が入り弱くなっていたのでしょう。
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近所の庭の隅にあったキリの大木、幹の直径は60cm超、中は空洞でした。
空洞であっても、木に活力さえあれば生きていくにほとんど問題はないそうです。
強度の面でも、パイプ(中空管)が強いように、通常であれば大丈夫のようです。
それにしても残っているのは、樹皮と師部付近の約2cmの厚さ、たいしたものです。
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標高1450m付近のカラマツの植栽林、急傾斜地に植えられた木が倒されました。
掘れ上がった根を見ると、横には伸びていますが、地中深くに伸びた根が見えません。
りっぱな木に育ったカラマツですが、雨風などの災害には弱いのでしょうか。
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ここは標高2050m、篭ノ登山中腹のシラビソの幹がボッキリと折れてしまいました。
登山道の脇にあり、幹肌の特徴やヤニ袋の紹介をした樹でしたが、誠に残念です。