今年の「宝貝詣」の最終回です。
摩耗した貝殻も前後端の褐色の斑点が特徴的で分かり易い貝です。
鹿の子模様が目立ち、人気の貝殻です。
側面や腹面は斑点や帯はなく白色一色です。
当時、浜にはたくさんのカモンダカラの貝殻が打ち上がり、目立っていました。
画像左上の殻は、殻内に肉片が残り、死後間もないと思われる個体でした。
前後端の紫色は時とともに退色するそうですが、未だに当時の輝く色彩です。
幼貝や亜成貝もかなり新鮮な殻を拾えました。
キイロダカラは、黄色く光り輝く美しい殻です。
ハナビラダカラは、浅瀬の岩礁の窪みに棲み、たくさん見ます。
同じ場所に棲むキイロダカラとハナビラダカラをよく見ます。
見分けは形や横帯のほか、殻口の前溝側の開き程度が異なりキイロは狭いです。