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3回目はマルバアサガオ(丸葉朝顔)、熱帯アメリカ原産のつる性一年草です。
江戸時代に観賞用として持ち込まれたそうですが、今でも栽培株を見かけます。
画像は、道端のフェンスに繁茂した野生株、たくさんの花を咲かせて見事です。
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花は白色や赤紫色など様々で、空き地や土手など、あちらこちらを賑わせます。
7月から霜が降りる11月まで花を咲かせ、秋の花は夕方まで閉じません。
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花の径は5-8cm、上から見るとほぼ円形、最近までアサガオだと思っていました。
雄しべの基部には白色の長毛が密生します。
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見分けの一つは萼裂片で、基部の幅は長さの1/3ほどとアサガオより幅広です。
萼の下半部には、いぼ状の突起を有し、突起には白色の開出毛が生えます。
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茎や葉柄には開出毛や下向きの毛が、若い花序柄には伏毛が目立ちます。
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花序柄と葉柄の長さの比は一定ではないようです。
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葉は名のとおり丸い葉で、アサガオ(丸い品種もあり)との見分けポイントです。
葉の質はやや厚く、表面は葉脈に沿って縮緬状に凹み、葉の先端は急に尖ります。
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葉の表も裏も、白毛が散生します。
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花が咲き終わると花柄(果柄)は下向きに曲がります。
アサガオとの見分けは、この特徴と丸葉が最も分かり易いポイントです。
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果実(さく果)は3室で、各室に種子が2個ずつあり、計6個の種子が入ります。
種子は長さが5mmほどで幅が4mmほど、黒色に熟し、毛は目立ちません。