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特長的で分かり易い貝殻のハラダカラ(原宝)です。
お土産にいただいたものですが、殻の長さが83mmと大型の貝です。
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殻は丸く全体に淡い褐色、背面には縞状に濃い褐色の細い線が入ります。
背線は特長的で、短い枝状に分岐し、側面には円形の紋があります。
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日本産のタカラガイの中では2番目の大きさのホシダカラ(星宝)です。
丸みが強く重厚、また、殻には色の異なる層があることから工芸品にもなります。
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背面は白色の地に褐色から黒褐色の斑点を散らします。
側面には褐色の斑点が点在し、白色の腹面にもわずかに見えます。
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たくさん拾えたのですが殻の破損した個体が多く、残した個体はこれだけです。
背面の片側寄りに外套膜が合流する部分があるとのこと、赤★がそれかも?
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幼貝前期は殻が褐色と黒褐色の縞模様になっています。
外唇側には褐色斑ができ始め、後期になると背面に広がります。
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海岸で拾い集めたタカラガイの中では最大の貝殻です。
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今は、我が家の飾り棚で存在感を示しています。
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日本産のタカラガイの中では最大の殻を持つ、ムラクモダカラ(叢雲宝)です。
いただきものですが、殻の長さが100mm越えの大物で112mmです。
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細長い殻で、背面には不明瞭な大型の褐色から黒褐色の斑紋が現れます。
名の由来は、背面の模様が空に浮かぶ叢雲(むらくも)のごとく、だそうです。