信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

修那羅ニャン石仏案内

2021年07月17日 | 石仏

しょならニャンコ参り、この日もお出迎えをいただきました。


賢い顔立ちのしょならニャンコ様のアップです。


神社裏の石仏巡りの案内をお願いしました。


振り返りながらのガイド、慣れたものです。


ここで、ニャンコ交代、まずはスリスリで参拝者と打ち解けます。


こちらも堂に入ったガイド振りです。


お礼に手がつかれるほど、ナデナデナデでゴロゴロゴロです。


この日の花は、途中で寄った八日堂の見ごろになったハスです。


梅雨も明け、実を結ぶにはいい時期となりました。


めでたい紅白のハスの花です。
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百体観音ウォーク

2014年05月18日 | 石仏
近隣市町村合同のスポーツ祭り「百体観音ふれあいウォーク」です。
百体観音は古くから地域の人たちに親しまれてきました。
今日は50番観音までの折り返し18kmさわやかコースに参加しました。





絶好の好天に恵まれ、運動公園には老若男女がぞくぞくと集まってきます。
コースは、一番観音、二十番観音、五十番観音、八十番観音の各折り返しです。
百体観音は、2011年3月10~23日に湯道百体観音めぐりで紹介してあります。




ここが東御市の新張にある1番観音で、地蔵峠を経て嬬恋村の鹿沢温泉まで続きます。
通称「湯道」に一番から百番までの観音様が1町(約110m)ごとに祀られております。
一番観音は、大きな如意輪観音で、願いをかなえてくれる観音様だそうです。
報道のお姉さんが、カメラを抱えて忙しく移動中です。




二十番観音の千手観音で、千手千眼で万人を救ってくれる観音様だそうです。
百番までは6種類の観音石像があり、五十番までは以下のとおりです。

如意輪観音 にょいりんかんのん(1,7,14,18,20,39,44,47番)
十一面観音 じゅういちめんかんのん(2,4,31,34,42,48,49番)
千手観音 せんじゅかんのん(3,5,6,9,12,16,19,20,22,23,25,26,30,32,33,37,41番)
聖観音 しょうかんのん(8,10,13,15,17,21,24,28,35,36,38,43,45,46番)
准胝観音 じゅんていかんのん(11.40番)
馬頭観音 ばとうかんのん(29,50番)




8時45分に運動公園を出発し9kmを登り、11時に五十番観音に到着です。
五十番観音は、大きく存在感のある秀作の馬頭観音です。
大きな岩の上で、片足を伸ばした半跏の姿をしています。
顔が3つに腕が4手、大変な恐ろしい顔の古典的な姿です。
胸の前で馬頭印を結んだ指に力が込められ、強い願いがうかがわれます。
湯治客の無事を祈り、悪や障害を取り除く慈悲心をあらわしているそうです。




馬頭観音様のすぐ近くには巨大な「シナノキ」があります。
弘法大師や木曽義仲の伝説が残るといわれる由緒ある銘木です。
根元には二つの祠があって、いかにも神々しい樹です。
林野庁の森の大樹百選にも数えられる樹だそうです。
推定樹齢三百年以上、幹まわり3.7m、樹高17m、枝張り18mと案内されています。
弁当をいただき、馬頭観音様とシナノキにお祈りして、いよいよ復路の出発です。




1時過ぎにスタート地点の運動公園に戻ってきました。
入り口には今年の1月25日に掲載した、なぞのシナノキの仲間が待っていました。
葉を開いていましたので、帰りにのぞいてみました。




葉柄、葉の裏、若葉には柔らかい毛が密集しており白っぽく見えます。
これはシナノキではなく、仲間のオオバボダイジュではないかと思います。
情報から察するに、ボダイジュ、フユボダイジュ、ナツボダイジュでもなさそうです。
あと残った情報不足の、セイヨウシナノキを調べて結論を出そうと思います。
なお、公園を設計した方は造園会社に「ボダイジュ」と依頼したそうです。


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湯道百体観音めぐり4

2011年03月31日 | 石仏
湯道百体観音めぐりマップを作ってみました。



画像上をクリックしていただければ、大きくなります。
でも、文字が不鮮明でした。
湯道百体観音めぐり1~3を参考にしてください。

四十一番の横から渓流を散策できる渓流コースが始まります。
山野草もさることながら、夏場はマイナスイオンに満ちた癒しのコースです。
また、六十番付近から、送電線にそって地蔵峠に向かうとたくさんの山野草が迎えてくれます。

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湯道百体観音めぐり3

2011年03月23日 | 石仏
観音巡り3回目は、地震被災地の平穏をひたすら祈り巡りました。
被災された方々の悲惨な状況に涙し、心を痛める毎日です。
そんな中、感動の救出や中高生の支援活動などに、心が暖まります。
大変な難儀の中で、苦難を乗り越える人々の大きな力を感じております。
今日は、百体観音を五十一番から百番までを巡りました。
ひとつ、ひとつの観音様に手を合わせて祈りました。
平穏の日を迎えられる日が一日も早く訪れますように。



五十二番の十一面観音です。
十一面観音は災難よけの観音様で、頭上に十の仏面をつけています。
この仏面には十の誓願がこめられ、拝むと災難から免れるということです。
五十二番は新旧2体の観音様があり、ともに両手をあわせ祈っております。


百番の千手観音です。
雪を覆いながらも、すべてに救いの手を差し伸べておられることでしょう。

一番から百番までの距離は約14kmでした。
通算の歩行時間は調査の時間も含めて5時間35分でした。

今日巡った観音様
如意輪観音(60,63,67,88,94番)
十一面観音(52,53,57,58,59,69,74,80,81,85,89,93,97,98番)
千手観音(51,54,55,61,65,72,75,76,84,87,92,99,100番)
聖観音(56,62,64,66,68,71,73,77,78,79,82,83,86,90,91,95,96番)
馬頭観音(70番)

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湯道百体観音めぐり2

2011年03月11日 | 石仏
今日は、1時間20分で三十一番から五十番までを巡りました。


これは四十番の准胝観音(ジュンテイカンノン)です。延命長寿の霊験があるそうです。
写真のようにたくさんの手を持っており、私には、千手観音との区別がつきません。


これは大きく存在感のある、五十番の馬頭観音です。
観音様は優しい顔が多いのですが、馬頭観音は忿怒相をしています。
怖い顔で、人をたしなめ、悪や傷害を取り除くとのことです。
今日巡った観音様:如意輪観音(39,44,47番)、十一面観音(31,34,42,48,49番)
千手観音(32,33,37,41,番)、聖観音(35,36,38,43,45,46番)、准胝観音(40番)
馬頭観音(50番)


五十番のシナノキの力強い枝振りと、静かに旅人を見守る馬頭観音です。
シナノキは「弘法大師のさかさ杖」として森の巨人たち百選にも認定されています。
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