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サルトリイバラ科の仲間は近所の野山でよく見かける身近な植物です。
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サルトリイバラ属のシオデ(牛尾菜)は、山菜としても親しまれています。
シデコなどの愛称もありますが、私の郷里では「ムコナカセ」と呼んでいました。
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タチシオデ(立牛尾菜)、名のとおり立ち上がります。
シオデとともに山菜で、味と形から「山のアスパラガス」の名もあります。
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シオデとタチシオデは葉の裏の色でも見分けられます。
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花が咲いていれば見分けは容易です。
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シオデやタチシオデの品種ですが、まだ見たことはありません。
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サルマメ(猿豆)、草原の中で頭一つ抜け出した株に淡黄緑色の花を咲かせます。
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画像の花は雄花、雌株は夏から秋にかけて実が熟れる頃に目立ちます。
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サルトリイバラ(猿捕茨)、雌雄異株、円形の葉に3脈が目立ちます。
ヤマカシュウ(山何首鳥)、茎に刺が生え、林内歩きでは要注意です。
マルバサンキライ(丸葉山奇粮)、葉は円でなく広卵形、つるも刺もありません。
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ハマサルトリイバラは海岸付近の草地などに生え、茎に刺はありません。
種子島にいた頃、この葉で草餅を包んだ「かから」の美味しさを思い出します。