信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

花虫蛙鳥みんな春ゥー

2021年05月29日 | 自然

庭のユキノシタが満開、先日、春の柔らか葉っぱの天ぷらをいただきました。


今の時期、近所の森はヤマボウシの白い花(ガク)が目立ちます。


小さなツリバナの花を良く見ると、なにやら糸が張られています。クモの糸?


花に気を取られていると、ブランコ毛虫に遭遇、今年は発生年でしょうか。


野原には春のチョウ、ウスバシロチョウがヒレアザミの蜜に夢中です。


ヒレアザミもこの時とばかりに花粉を放出、チョウの躰は花粉まみれです。


ここは我が家の玄関の日暮れ時、2羽のツバメの寝宿になっています。


早朝のツバメ、一仕事が終わった後、朝日を浴びて毛づくろいです。


門番役のアマガエル、早朝はまだ気温が低いので体が動きません。


スズメの赤ちゃん、新しい命が世に出る練習です。
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しょならニャンコ参り

2021年05月22日 | 自然

青木村と筑北村の村境の修那羅峠に車を置き、参道を30分ほど歩きました。
ここは、修那羅山安宮神社(しょならさんやすみやじんじゃ)です。
早速、2匹のしょならニャンコ様が迎えてくれました。


数カ月ぶりにお会いしたニャンコ様、しばしの間、友好を深めあいました。
毛の艶が良く、目やにもなく、春先に比べて随分ときれいな顔になりました。


安宮神社の境内や裏山には、たくさんの石神仏や木神仏が奉納されています。
参道沿いに鎮座する石神仏は自然にとけこみ、パワースポットの世界です。


参道の途中に大きなイヌブナの木があり、横には「ブナ観音」の案内があります。
イヌブナの幹にできた洞(黄色い←)に安置されています。


いい顔をされた十一面観音なのですが、頭上の観音様がクモの巣で見えません。
クモの巣をはらうべきか、はらわざるべきか、迷いましたが・・・。


お礼の参拝をしていると、ニャンコ様が音を聞きつけ、またまた登場です。
参拝中は横で神妙な面持ちで待ち、終わるとすぐさますり寄ってきました。


腰をかけて庭を眺めていると、3匹目のニャンコ様が膝に上がってきました。
ひとしきり話をすると、春の日差しを受けて気持ち良さそうにくつろいでいます。


帰りの参道、いつまでもいつまでもお見送りをいただき、ちょっとハラハラです。
修那羅石神仏様としょならニャンコ様に癒され、寿命が延びる思いの1日でした。


参道沿いは、オトコヨウゾメやコバノガマズミなど多くの樹の花の盛りです。
オトコヨウゾメは、やや下向きに少なめの花を咲かせ、葉の毛は目立ちません。


似たコバノガマズミは、多めの花を上向きに咲かせ、葉の毛は目立ちます。
他にも赤色花のヤマツツジ、淡黄色花のツクバネウツギなどで賑わっています。
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オトメフウロ 初対面

2021年05月15日 | 自然

春先から畑の周りのゲンノショウコの仲間が気になっていました。
花が咲き始めて、ようやくオトメフウロと分かりました。
ヨーロッパ原産の外来種だそうで、フウロソウ科フウロソウ属です。


生育初期のころは、アメリカフウロかなと思っていました。
やがて、地際部の下葉と茎の上葉では、裂片の幅か異なるようになってきました。
この頃、アメリカフウロとは違う、一体何か? ちょくちょく覗きに行きました。


花を見てようやく名前が分かりましたので、両者を比べて見ました。
草姿の違いは、オトメフウロが立気味で、アメリカフウロが伏せ気味です。


花の色の違いは最も分かり易い見分けポイントです。
花の咲かない時期は、上の葉の裂片の幅で見分けられます。


花を近くで見ると、いくつもの違いがよく分かります。
オトメフウロの花は紅紫色で、花弁の先が少しくぼみます。
また、葯や柱頭も紫系で、全体が白系のアメリカフウロとは全く違います。


茎の色と毛も異なり、オトメフウロは、緑色で下向きの剛毛が密生しています。
アメリカフウロは、茎の色は紅紫色で、軟毛が生えます。


果実の萼の様子も異なり、オトメフウロは果実のでき始めから萼は開いています。
アメリカフウロは果実が熟するまで、萼は閉じたままで果実を包んでいます。


その萼を取り除いてみると、果実の表面の毛の長さが異なることが分かります。
また、柱頭の色や開き程度が異なり、オトメフウロは紅紫色で先が開いています。
そして、オトメフウロの花柱には腺毛が密生しています。


オトメフウロの果実が熟しています。
萼を取り外していると、その振動で果実が種子を跳ね飛ばし状態に入りました。


種子の跳ね飛ばしが終わった果実は、“みこし”状になります。
種子の表面はハチの巣状で、表面が平滑なゲンノショウコなどとは異なります。
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嬬恋、草津、志賀高原

2021年05月08日 | 自然

群馬県嬬恋村大笹のキャベツ畑から見た浅間山の勇姿です。


嬬恋シャクナゲ園の様子を見てみましたが、開花は来週のようです。


嬬恋村今井の仙之入から見た浅間山、黄色花はハルザキヤマガラシです。


志賀草津ルートの道脇に残る雪、ご苦労された除雪作業の跡が残っています。


山田峠付近です。


雪の回廊、まだ数メートルの高さの雪が残っています。


渋峠はスキー、自転車、バイクなどを楽しむ人たちでにぎわっています。


今週出会った野花3題、まずは、今が旬のホタルカズラです。


フデリンドウも輝いています。


ちょっと珍しい樹木、ザイフリボクに出会いました。
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3密無し野山歩きR3/4

2021年05月01日 | 自然

ラン科シュンラン属のシュンランに、キタキチョウが翅を休めています。


アブラチャン(左)とダンコウバイ(右)が、珍しく並んで咲いていました。


ケシ科のミヤマキケマン、崩落地に鮮やかな黄色い花を咲かせていました。


長野県絶滅危惧IA類のマルミノウルシ、名のとおり、突起のない丸い実です。


シナノタンポポ、似たエゾタンポポとは花粉粒の揃い状態で見分けます。


ワラビがニョキニョキ、春の山遊びの時期になりました。


スグリ科スグリ属のヤブサンザシ、スグリに似ますがトゲはありません。


アカシデ、神事に使う紙垂(しで)似の花穂がシデの由来だそうです。


ムラサキ科のヤマルリソウ、瑠璃色の花に出会ったときは舞い上がりました。


マルバアオダモ、葉に鋸歯のないアオダモ、遠方の山は烏帽子岳です。

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