信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

玄関に棲むカマキリ①

2019年10月26日 | 動物

2カ月ほど前から、玄関先にカマキリが棲みついています。
昨日25日は大雨の1日、朝から晩まで同じ格好で壁に張り付いていました。
画像左下は今朝の様子、少し動いただけでほぼ同じ格好、省エネ態勢です。


カマちゃんと呼んでいまして最近は仲良し? タッチもします。


寒くなってきた今日この頃、晴れた日は日向ぼっこがお好みのようです。
玄関先に出た時や車を動かす際は、先ず、カマちゃんの姿を確認します。
身体が温まるとぶっらとお出かけ、2、3日の外泊もあります。


足先の下には肉球があり、念入りな手入れを怠りません。
肉球が汚れると吸いつきが悪く、滑らかな面に止まりにくくなるとか。
手入れを行う足を“鎌”で上手に挟んで支えています。


手入れが済んだところで一仕事、さすがこの面はつるつる、お手上げの様子です。


カマちゃんのお友達でしょうか、訪問客のお帰りですが見送りはしていません。


体長が約80cmのカマちゃん、オオカマキリかチョウセンカマキリと思われます。
“鎌”の基部の胸の模様や黄色の濃さが見分けのポイントだそうですが、はて?


そして、オスかメスかの見分けは尻を見れば分かるそうですが、はて?


カマキリには、一対の大きな複眼と三つの単眼があります。
複眼には黒い点がありますが、これは瞳ではなく偽瞳孔と呼ばれるそうです。
顔がどちらを向いても、目が合っているような不思議さがあります。


カマキリの特徴の“鎌”は前脚で、各パーツには専門用語がついていました。
跗はくびすと読むそうですが、かかとでしょうか、それとも甲でしょうか。
口から出す赤いベロベロが気になりますが、舌のように見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海野宿が19号で受難

2019年10月19日 | 文化財

古い町並み海野宿の「海野宿ふれあい祭り」が今年は中止になりました。


台風19号による千曲川の増水で、国道18号線と海野宿を結ぶ道路が崩落しました。
しなの鉄道の線路はその下で危険、上田から田中の間は運転を休止しております。


千曲川側からの様子ですが、大きくえぐられた川岸に横たわる管は水道管です。
道路の復旧やしなの鉄道の運行再開のめどは立っていないそうです。


海野宿付近の道路状況ですが、国道18号線の海野宿入口信号からの道が不通です。
また、田中からの市道は金原川の改修工事のため以前から車両通行止めでした。
このため、海野宿を車で訪れるには、大屋側から入り戻ることになります。
海野宿から少し離れた田中橋も一部が崩落し通行止めになっています。
しなの鉄道や田中橋の不通により、田中から大屋へ向かう国道は渋滞気味です。


画像上が崩落した道路(海野宿橋)、下の工事看板が川の改修工事現場です。


こちらは田中橋、東御市から上田市丸子に向かう主要道路です。


不通となったため、車は国道18号線を回り大屋交差点から丸子方面に入ります。


さて、10月16日の海野宿ですが、客の姿はまばらでひっそり状態です。


この日は、田中からの市道を歩いて海野宿に行ってきました。
金原川の改修工事現場は歩行者と自転車用の歩道が設置されています。


立派なうだつのあがる宿場町の祭り、来年の開催を楽しみに1年間待ちます。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほんのりと森の動物園

2019年10月12日 | 動物

ここは森の中にある長野市茶臼山動物園、何年かぶりに動物園を訪れました。


クモザルさんの会話・・「おばあさんや」・・「何かねおじいさん」・・かな。
ジェフロイクモザルという種類だそうです。


野生のニホンカモシカをよく見ますが、常にこちらを気にしてカメラ目線です。
動物園のニホンカモシカは馴れたもの、一度もこちらを見ることなくお食事です。


レッサーパンダの森、暑い日中は枝の上で寝ていることが多いのだそうです。


諦めかけたとき、茂みから「キュー」と鳴きながら、眩しそうにお目見えです。


アップで見るとなかなか勇壮な顔立ちのアミメキリン、名はガンバです。
数日前、めでたく福岡の動物園からお嫁さん候補の“ミモ”を迎えたそうです。


ニホンザルのサル山、お猿さんのしぐさを見ていると時のたつのを忘れます。
後ろのお猿、溢れんばかりの餌を抱え、床の餌が拾え切れずに四苦八苦です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元年10月1日の軽井沢

2019年10月05日 | 自然

軽井沢の雲場池に通じる道すがら、アザミが所々に咲いています。


並木の林床にはテングダケがニョキニョキ、毒キノコです。


小径に入るとなんとそこにはハナイグチ、こちらは人気上位のキノコです。


旧軽の別荘通りに咲くアザミ、草姿では種名が分からず花を拡大してみました。
アザミは、花の基部の総苞片の列数と腺体が重要な見分けのポイントの一つです。
腺体とは粘りのもとですが、このアザミは内側の総苞片に腺体の痕跡が見えます。
総苞片が8列、腺体の痕跡が内片に・・・タイアザミを第一候補にしました。


軽井沢町植物園のヤナギの枝の切口にもキノコがふたつ並んでいました。
一見ミニチュアかなとも思ったのですが本物、ヌメリスギタケモドキでした。
アサマヤナギは、オノエヤナギとバッコヤナギの雑種だそうです。


妻が人差指を縦にして口を塞ぎ手招き、ウロチョロと動く小さな獣を発見です。
何回かシャッターを押し、数枚の画像が獣の姿をとらえていました。
体色は褐色の夏毛、腹部は不鮮明ながら白色っぽいのでニホンリスのようです。


秋の花々もにぎやか、ホトトギスも3種類が園内のあちらこちらで楽しめます。
白色の花は花色のとおりシロバナホトトギス、赤紫の花はホトトギスです。
黄色の花はキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)です。
紀伊半島に分布し、上臈は江戸幕府大奥の職名、優雅な貴婦人に見立てたとか。
本種によく似るジョウロウホトトギスは、片方の葉耳(ようじ)で茎を抱きます。


サラシナショウマの花盛りですが、その中にイヌショウマもあります。
遠くからですと見分けづらいのですが、近づき、花柄の有無を見れば分かります。


シモバシラの花は有終の美、ほとんどが散り今日まで花が残っているかどうか。
種名とおり、冬になると枯れた地際部に“霜華”を咲かせます。


シソ科のセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)は品の良い紫花です。
秋丁字は秋に咲く丁字形の花でしょうが、関所に咲いていたのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする