信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

春花で彩る五月の風景

2019年05月25日 | 風景

ブナ林の、斑に残る雪の隙間に、ミズバショウが咲き始めました。


この場所のニッコウネコノメソウは、頂部の黄色が特に濃く、毎年楽しみです。


濃い霧に包まれた深山に花開く、アズマシャクナゲです。


清流を望む川岸に咲くミヤマエンレイソウとの出会い、心和む瞬間です。


ヤマブキソウの大きな黄色い花が、林内に花明かりを灯します。


稲苗が育ち、田に水を張る季節に花を開くハリエンジュ、田園の風物詩です。


荒れてしまった畑も、オオジシバリのおかげで、黄色い花園になりました。


林道沿いを埋めるニリンソウの純白の花、車を止めて、しばし見入ります。


標高2000mの池の平湿原に咲くタカネザクラです。


いよいよ高原のグリーンシーズンが始まります。

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ハコベの仲間の見分け

2019年05月18日 | 山野草

ナデシコ科ハコベ属のハコベ、ごく身近な植物で春の七草のひとつです
ハコベとひとまとめにしましたが、近隣には幾種類もの仲間が生育します。


5種のハコベの仲間の見分けについて、花を中心にまとめてみました。


ハコベの花弁は5個ですが、花弁には切れ込みかあります。
エゾオオヤマハコベの花弁の切れ込みは、明らかに他の4種と違います。


花の中心にある雌しべの数で、ウシハコベの見分けが容易にできます。


ミヤマハコベは花弁が萼片より明らかに長く、迷うことなく見分けられます。
また、他の2種に比べて花径が大きく、雄しべの数は10個です。


花の下側から写した画像です。


残った2種のコハコベとミドリハコベは、通称ハコベの代表種です。
よく似ていますが、草姿はややミドリハコベの方が大きいように思います。
草姿の雰囲気でおおよその見当をつけ、雄しべの数をルーペで観察します。


雄しべの数は、コハコベが1-7個で、ミドリハコベが5-10個です。
雄しべが5-7個の場合は重複しますので、次に種子をルーペで覗いてみます。


種子の表面の突起の形が、ミドリハコベではかなり尖ります。
コハコベの種子でも尖る場合もありますので、複数の種子の観察が必要です。


ハコベの花の形態です。
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休日のふれあいまきば

2019年05月11日 | 動物

信州しらかば高原の長門牧場は、一面が緑のまきばになりました。


緑の車体がまきばに似合う遊覧トラクターと赤い屋根のレストハウスです。







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平成と令和を祝う花桃

2019年05月04日 | 樹木

平成31年4月29日、上田市武石余里(うえだしたけしより)の花桃の花見です。


今日は恒例のノルディックウォーキング、往復8kmのコースで花桃満喫です。


楽しみの一つ、期間限定の手打ち蕎麦、看板お嬢さんがお出迎えです。


令和元年5月2日、紅白の花桃が平成に感謝し、令和を祝っています。


杖をついた爺様が「こっちがいいよ」と手招き、ひょっとして花咲かじいさん?


花桃の花色は紅、白、ピンクと多彩、これは紅色、一番多く見られます。


赤色の中で輝く白色の花です。


優しいピンク色の花です


一つの花が紅白に染められ見事です。


一本の木に紅、白、ピンクの枝が混ざり、誠におめでたい花桃です。
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