信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

八重山の島巡り3日目

2020年03月28日 | 旅行

待ちに待った与那国島への初上陸の日、朝の天気予報は芳しくありません。


朝7時頃から明るくなるので、出発までの間、ホテルの周辺を散策します。
庭の石製オブジェに水が張られ、ハイビスカスの花が浮かんでいました。


ホテルを8時40分に出発、名調子運転手さんの楽しい案内で川平湾に到着です。
異なる色合いのブルーが幾重にも重なり、石垣島を代表する景勝地です。
画像中央の小型の遊覧船に乗り、高い透明度の海中をのぞいてみます。


サンゴ礁や熱帯魚、大きなシャコガイの出現に船内は盛り上がります。
イスズミという体長50cmほどの魚が船底を泳ぎ回ってついてきます。


早昼食を空港近くのANAコンチネンタルホテルでごちそうになり、フライトです。
石垣島から与那国島へは飛行機で30分ほど、1日3往復が運航されています。
50人乗りで多人数の団体には不向きな小型機、本ツアーの募集人員は20名でした。
翼が座席窓の上にあるので視界がさえぎられることなく遊覧向きです。


この日の与那国島は大荒れ、傘では無理そうなので合羽を着こみました。
東崎展望台に向かう歩道は東牧場内で、与那国馬が出迎えてくれます。
与那国馬は小さめの在来馬、町の天然記念物として保護されています。


雨と風にたたかれ、速足で主だった名所などを巡ります。
生活路線バスは町営で、町民はもちろん旅行者が利用しても無料だそうです。
町は3地区、中心地の祖納(ソナイ)、西側の久部良(クブラ)、南側の比川(ヒガワ)です。


西崎に建つ日本最西端の石碑、この岬から年に何回かは台湾が見えるそうです。
久部良バリとは、幅3m、深さ7mの岩の割れ目、悲しい出来事の伝わる場所です。


日本最後の夕日の見える丘には夕日時に訪れる予定でしたが、この雨では。
与那国島はハブのいない島、草をかき分けてテッポウユリに出会いました。


ホテルの庭にキョウチクトウらしき樹木、南国与那国とはいえ今頃咲く?
今日の夕食は島の食材を用いた島御膳、与那国産の泡盛をお供にごきげんです。
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八重山の島巡り2日目

2020年03月21日 | 旅行

波照間島へ渡る予定だったのですが、この日も波が高く船が欠航になりました。
有人島日本最南端に立ちたかったのですが、渡れる確率はかなり低いそうです。


石垣港から高速船で高波の海を突っ走り約45分、西表島の大原港に到着です。
大原港で高速船を降りて隣の桟橋に移り、仲間川遊覧船に乗り替えました。


仲間川は日本一のマングローブ生育地、船長さんの名解説で楽しい遊覧です。
マングローブとは、海水が混ざる場所に生育する植物の総称なのだそうです。
オヒルギ、メヒルギ、ハマザクロ、ヤエヤマヒルギなどの特徴を教わりました。
この日はサキシマスオウノキ見学地で折り返し、約1時間で戻ってきました。


遊覧船の船長さんがバスの運転手さんに早変わりして由布島方面に直行です。
西表島から由布島への渡しは水牛車、御者さんの水牛紹介と三線民謡で10分ほど。
行きは「すみれ」14歳、帰りは「こうめ」13際、働き盛りのおかあさん水牛です。


由布島は周囲が約2kmの小さな島で、亜熱帯植物の楽園になっています。
年中、30種類以上の色とりどりの花が咲く「ブーゲンビレアガーデン」です。


蝶々園には日本最大級のチョウの「オオゴマダラ」が繁殖されています。
成虫も見ごたえがありますが、黄金色に輝く蛹を見つけると寿命が延びるとか。
他に、ベニモンアゲハ、カバマダラ、リュウキュウアサギマダラも飛んでいます。


予定が変わったため由布島をたっぷり楽しみ、早めに石垣島に帰ってきました。
ツアー一行から外れて、石垣市内をぶら旅、ここは「ユーグレナモール」です。
公設市場を中心にしたアーケード商店街で、石垣島の名産がいっぱいです。


アーケード内の一角で店を広げるヤコウガイの細工お兄さん、興味津々です。


今日、石垣島と西表島でお目にかかった浜の植物のうちの6種です。
クサトベラはクサトベラ科、雌しべの位置と扇形5弁の白色花が特徴的です。
オヒルギはヒルギ科、マングローブの代表種、花の目立つ赤色は萼筒です。
ハマザクロはハマザクロ科、西表島では東部で多く見られるマングローブです。
マングローブ2種の花は、運よく西表島側の水牛車乗り場の横で間近に見ました。


モンパノキはムラサキ科、植栽にもされ奄美以南ではおなじみの樹木です。
イボタクサギはシソ科、筒状の花弁から雄しべと雌しべが突き出します。
オオハマボウはアオイ科、似たハマボウは西日本から奄美大島までの分布です。
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八重山の島巡り 出発

2020年03月15日 | 旅行

日本の西端与那国島までの八重山列島の島巡りツアー、楽しみにしていました。


まさか世界的な流行病に見舞われるとは、迷いましたが行くことにしました。
北陸新幹線のこの車両、上田から東京まで乗客は7名、寂しい旅立ちです。


車窓に映る姿、手袋にマスク、帽子を深く被り老眼鏡をかけて完全防備です?
東京モノレール、通勤者があまり乗らない空港快速のせいか、すきすき状態です。


羽田空港の出発保安検査場ですが、長い列にうんざりすることはありません。


この日はあいにくの雨降り、コロナウイルスと悪天候、旅気分は沈みがちです。
画像内の飛行機は、14時15分発の石垣島への直行便、これから乗り込みます。


3時間半ほどで新石垣空港(愛称:南ぬ島【ぱいぬしま】石垣空港)到着です。
カラフルな熱帯魚に迎えられ、「オー南国」! 旅気分が乗ってきました。


さすが観光地、いたるところに手の消毒用アルコールが用意されていました。


6時過ぎにホテル到着、部屋からの眺望、ますますテンションが上がります。
旅の楽しみのひとつは ”飲み食い”、石垣島の泡盛を調べておきました。


今日の夕食は「八重山御膳」、オリオンビールに宮之鶴と白百合でごきげんです。


ホテル内の土産店、妻の買い物中に試飲の泡盛をごちそうになりました。
身体の隅々までアルコール消毒、新型コロナウイルス対策は万全です?

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畔道の野花に霜華飾り

2020年03月07日 | 山野草

この時期ならでは、早春の野花を飾る霜の華です。
シソ科ヒメオドリコソウ


ヒメオドリコソウ


キク科ノボロギク


ノボロギク


シソ科ホトケノザ


ホトケノザ


オオバコ科オオイヌノフグリ


オオイヌノフグリ


オオイヌノフグリ


陽が当たり始めるとオオイヌノフグリの花が姿を現し、霜華は水玉になりました。
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