信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

おしどり?夫婦

2016年01月30日 | 動物

最近ひっきりなしに「食事処」にやってくる、ムクドリのペアーです。
ムクドリというと、大挙して押しかけギャーギャーと騒ぎ立てる人間にとっては迷惑な鳥。
そんなイメージを持っていたのですが、このペアー、おだやかなおしどり夫婦です。
オスは毛色の黒みが強いとのことで、左がオス、目が優しく見える右がメスでしょう。


狭い食事処でも上手に譲り合って仲良くリンゴをついばんでいます。


一方こちらはヒヨドリのペアー、いつもは大変仲がいいのですが、今日は荒れています。
リンゴを食べていた相方の肩を足で押さえつけ、首根っこに噛みついています。


噛みついた後、柿の枝に舞い上がり、反省しているのでしょうか、うなだれています。
その横では、食事の終わったムクドリの夫婦が楽しそうにくつろいでいます。


おやおや、オスの様子が・・・、小言をもらっているのでしょうか。
それにしても、うらやましいほど仲良し小好しのおしどり夫婦です。
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ようやくの雪景色

2016年01月23日 | 自然
            
18日の大雪で里の木々も綿帽子をかぶりました。
中央の常緑樹が「タラヨウ」の雌株と雄株、左の枯葉状の木が「モクゲンジ」です。


タラヨウ(多羅葉)は、雌雄異株で雌株は秋から冬に赤い実をつけます。
葉に文字を書けることから、インドで経文を書いた「多羅樹:タラジュ」にあやかったとか。
日本でも写経や占いに用いたそうで、お寺でよく見かける目立つ木です。
戦国時代の事例から「葉書」の語源になったとの説もあり、郵便局の木でもあります。
別名が「はがきのき」、葉に切手を貼って投函すれば届けてもらえるそうです。

 
モクゲンジ(木患子)がたくさんの実をつけています。
種子が硬く、古くから数珠に利用されていたとのことで、お寺にゆかりの木です。
夏の盛りに非常に鮮やかな黄色い花を咲かせます(2014年07月19日に掲載)。
英名が「Golden rain tree」、花の散る様子が金色の雨が降るようだということです。


1週間前には枯れ草が見えていた池の平もようやく冬山になりました。
湿原内の木製遊歩道が僅かに頭を出しています。


スノーシューを履いた多くの皆さんが、標高2000mの真冬の自然を楽しんでいます。


湯の丸スキー場は今日から全面滑走可能になったそうです。
これまで雪の無かった第4ゲレンデ、土曜日ですがスキスキです。
毎週金曜日はシルバーデーでリフトの1日券がなんと1000円、来週金曜日が楽しみです。
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咲いた♪紅・白・黄色

2016年01月16日 | 樹木

昨年の暮れから開き始めた上田城跡公園の紅梅が青空に映えます。


どなたも皆さん、思わず散歩の足を止めて見入っています。


こちらは白梅、たくさんの白玉の蕾を大きく膨らませ、開花が始まりました。


名札には「‘白加賀’古くから梅干し、梅酒用に栽培されてきた品種」とあります。
花粉を運んでくれる昆虫の少ない時期に咲いて、梅の実ができるのか心配です。


まぶしいほどの黄色い花は、近所の庭先に咲いている「ヒイラギナンテン」です。
植物を惑わせる今年の陽気、咲いた咲いたと、浮かれてばかりではいられないのかも。
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太郎山の冬の緑

2016年01月09日 | 山野草

雪のない太郎山、スニーカーで快適に登ってきました。
登り始めた山道脇には、「ヤブラン」が濃い緑の葉をのびのびと伸ばしています。
ヤブランはユリ科として親しんできましたが、キジカクシ科になっているそうです。


これは「トラノオシダ」(虎の尾羊歯)、チャセンシダ科に分類されています。
ごく身近にはえるシダですが、はびこりもせず小柄で目立つことはなさそうです。


山道にたくさん見られるシダは、オシダ科のヤブソテツ属の仲間のようです。
包膜が灰白色一色(右上)、羽片の鋸歯や耳片などから「ヤブソテツ」としました。


ラン科シュンラン属の「シュンラン」、株元には蕾がもちあがっています。


チャセンシダ科チャセンシダ属の「コタニワタリ」です。
画像右下のように、葉の基部は耳状、胞子嚢は線形で傾き、分かり易いシダです。


ムラサキ科ムラサキ属の「ホタルカズラ」(蛍葛)とアケビ科のアケビです。
ホタルカズラの蛍光色を帯びた青色の花が咲く春が楽しみです。


針葉樹林になり「サワラ」や「ヒノキ」、「スギ」が見られます。
山道沿いの葉を裏返して写真を撮り、画像左下のように葉裏の模様を確認しました。


暖かいと言っても標高1,100m程まで登ると、木々は樹氷を残しています。
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明けまして申年です。

2016年01月02日 | 動物

平成28年、暖かいおだやかな新年を迎えました。


今年は申年、地獄谷野猿公苑は相変わらずの人気です。


申年も、正月も、お猿さんには関係なし、今日もやんちゃでお母さんハラハラ。


こちらの子ざるさん、雪に交じたごちそうをむしゃむしゃ。


それにしても手が冷たいなー、横の子がうらやましいなー。

  
その子の視線の先には、お母さんの大きな背中にしがみつき暖かそうな甘えんぼう。


エサ場に着くと背中からおりて、お食事です。


この子ざるさん、橋の上から熱心に川岸をのぞいています。


温泉に暖められたぽかぽか石の上で毛繕いの親子、ほんわか幸せな一時です。
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