信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

高峯山の冬景色

2014年12月27日 | 自然
無理なく冬を体感できる山、高峯山(2,106m)で雪歩きをしてきました。
往復2時間程度を見込み、車坂峠を10時ころ出発しました。



入口の鳥居は雪に埋もれています。
登山道も雪が吹きだまり隠れています。


しばらく登りが続きますが、ダケカンバの樹肌と雪の相性が見ものです。
葉を落とした林内には陽が差し込み、雪の結晶が輝いていました。


登り切ると尾根歩きになり、楽しみの光景の一つが待っています。
尾根に吹き上げる強い風は、雪のキャンバスに絶妙な文様の作品を作っています。


車坂峠方面と高峰温泉方面の分岐点は、強風から解除されるホットスポットです。
カラマツの樹に降り積もった雪も吹き飛ばされることなく残されています。


再び尾根歩き、こちらのカラマツには“結氷の花”が咲いています。
今日も、厳しい自然がおりなすたくさんの造形美に出会い、楽しい雪歩きになりました。


いつ来てもクジラに見える高峯山頂の大岩にたどり着きました。
割れ目のゴヨウマツが野球漫画「ドカベン」の葉をくわえた岩鬼正美を彷彿とさせます。


帰り道、遠くの山並みがくっきりと見通せる幸運に恵まれました。
左から、甲武信ヶ岳、金峰山、奥に富士山、右側に八ヶ岳連峰、蓼科山です。
かって登った山々、その際の想い出を振り返りながらの眺めは格別です。



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おとぎの森・青の世界

2014年12月20日 | 風物詩
恒例エクステリアマートのイルミネーションが東御市の夜を彩っています。
大雪の16日、雪化粧で装い新たな『おとぎの森』を訪れました。



夜には雨に変わりましたが、おとぎの森は漆黒の夜空に瞬いています。
30万~40万個の光をすべて発光ダイオード(LED)に換え終わったそうです。


家から歩いてきたので一休み、入口にある『cafe珈琲はうす』でコーヒータイムです。
店員さんお勧めの今年の見どころは、“青の世界”と“高い樹の森”だそうです。


店内のガラスの部屋は展望の特等席、窓下の雪だるまは綿帽子をかぶり愛嬌たっぷり。
そして、その奥にみえる青く瞬くエリアが、今年お勧めの“青の世界”だそうです。


イルミネーションの光が白い雪を青く染め、幻想的な世界を醸し出しています。
おりしも、ノーベル賞で大変な話題の青色発光ダイオードが作り出した世界です。


中で遊ぶシロクマやペンギンも雪にまみれて大喜びです。
近くで遊ぶパンダやハクチョウなどの森の住民も訪れる子供達を迎えてくれます。


“青の世界”を抜けると“高い樹の森”の入口があります。
サンタさんが水車小屋の中で優しく微笑みながら入山者を見守っています。


シーンと静まりかえった森にはバンビが遊んでいます。
雪で狭くなった道をぬってさらに森の奥へと進みます。


森を抜け、振り返って見た“高い樹の森”、樹高8m程を飾っているそうです。
今年は12月26日までの午後5時から10時まで点灯しているとのことです。

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黒猫プー

2014年12月13日 | 動物


名前は『プー』、3,4歳の娘盛りですがこの面構え、かなりの貫禄です。
しょっちゅう顔をあわせていても、隣の家のおじさんには全く愛想がありません。




「プー」と呼んでも、返事は10回に1回程、それも面倒そうに短く「ニャ」です。
のどを撫でてやっても、耳をおもいっきり後に引いて全身ストレス状態です。
抱っこしても相当に迷惑そう、のどのゴロゴロなど聞いたことがありません。




いくらなんでも女の子らしさがないので、お見合い写真を撮ってやりました。
そこは未婚のお嬢さん、三つ指ついてちょっと気取って「はいポーズ」です。
女優なみの写真になりました。




その直後、ゴロンと寝転がったかと思うと、恐ろしいような変顔です。
悪態をついているのか、喜びの表情なのか、プーの気持ちは分かりません。




プーは高いところに登るのが大得意、忍者のように石垣をかけ登ります。
登り終わった石垣の上で遠くを見上げ、してやったりのいつものポーズです。




木登りも大好きで、柿の木は絶好の遊び場所になっています。
今年は木の上に「オナガ」が巣を作ったので、幹にネコ返しを付けました。
オナガが去った後の巣を覗いてみると、木の枝とコケで上手に作ってあります。




狩が得意なプー、獲物にありついたのか満足そうに草ヤブから出てきて一休みです。
艶のある自慢の黒毛にひっつき虫を付けていますが、賢そうないい顔をしています。
相変わらず隣のおじさんには無視を決め込む黒猫プーですが、しつこく遊んでやります。

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里にも初雪

2014年12月06日 | 自然
昨晩の8時頃から当地にも雪が降り、初雪が積もりはじめました。
今朝、一面が雪に覆われた白の世界に誘われ、早速でかけました。





運動公園の石像は、うっすらと雪化粧をほどこし、いつもと様相が違います。




野沢菜は雪の重みを受けていますが、おかげで軟らかくなったような気がします。




休日の朝の雪、子供達は大喜びです。




畑の雑草といわれている植物、雪を被りながらもけなげに花を咲かせています。




ツバキでしょうか、サザンカでしょうか、花の落ち方で見分けられるそうです。




今朝ひまわりの種を出したところ、さっそく目ざといシジュウカラがやってきました。




寒いからこそ、雪の溶けたトラックで、しっかりポールをつき胸を張って歩きましょう。
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