信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

山小屋横の小鳥の水場

2020年08月29日 | 自然

山小屋脇の「小鳥の水場」、いろいろな野鳥が訪れます。


カメラ目線のヒガラ、目力に圧倒され絶好の近距離も力が入り過ぎブレ気味です。


今年の8月は暑く極少雨、残り少ない水場でベニヒカゲが給水中です。


池の平の鏡池も小さい方の池は枯渇、大きい池も水たまり程度と哀れです。


ここには水がありませんので、家から空き焼酎ボトルで水運搬です。


水場の容量は8リットルでボトル2本分、残りの水は人のコーヒー用です。


水分を嗅ぎつけたオオチャバネセセリ、さっそくお出ましです。


大雨の日はホウキで水場の窪みを掃除して、雨の恵みで新たな水を満たします。


10月の朝、水場は分厚い氷で覆われています。


小春日和の日中に氷が融けると、目ざとい野鳥が喉を潤します。
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外輪山から望む浅間山

2020年08月22日 | 自然

車坂峠から1時間半ほど歩くと槍ヶ鞘、浅間山の全容が一気に迫ります。
画像の手前はイタドリの雌株で、花が終わり、たくさんの実をつけています。


槍ヶ鞘に咲くシャジン、萼裂片は披針形、縁にはギザギザが見られません。
ミヤマシャジンとしましたが、本種はヒメシャジンと同じとする見解もあります。


キク科のイワインチンが黄色い花を開きました。
外輪山の先端の鋸岳(2254m)、浅間山(2568m)と前掛山(2524m)です。


トーミの頭から望む浅間山です。


トーミの頭を横から見ると、切り立ち具合は半端ではありません。
そこからはオオシラビソ林内の道、途中、縞枯れ状の隙間から浅間山が見えます。


黒斑山(くろふやま:2404m)山頂からの浅間山は美しい山容です。


エゾリンドウが咲き秋模様です。


画像左が蛇骨岳(じゃこつだけ:2336m)、その先が仙人岳、先端が鋸岳です。


蛇骨岳到着12時8分、浅間山の勇姿と北方向の嬬恋村全景を望み昼食です。
ちょと疲れ、仙人岳と鋸岳は次回のお楽しみ、今回はここで引き返します。


そこに、山岳を駆けるアスリートが疾風のごとく現れました。
お願いして、浅間山と山岳アスリートの勇姿を何枚か撮らせていただきました。
この後、外輪山を抜け、湯の平から草すべりを駆け上がり峠に降りるとか。
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R2年、夏の高原模様

2020年08月15日 | 風景

今年の夏の高原はスカッとした青空が広がりません。
それでも気温は上がり、湯ノ丸高原の牛は木陰でお昼寝です。


涼と花を求めて多くの皆さんが池の平の高原を訪れます。


こちらは菅平高原、コロナ過でラグビー夏合宿の聖地も予約数が激減とのことです。


高原野菜のレタスは順調に育っています。


13日(木)の志賀高原、雨が降り出した一沼で傘をさしての遊歩道散策です。


ほたる温泉の源泉、平床大噴泉向かいの草原はヤナギランが見頃です。


渋峠からリフトに乗り、横手山の日本一標高の高いパン屋さんで昼食です。
ボルシチにシンプルな山形パン、ふっくらしていてもちもち食感、絶品です。


14日(金)は晴れ、高峰高原の林道から前日訪れた横手山(↓)を眺めます。


アサマ2000パークスキー場内に咲くモウセンゴケは花盛りです。


マルバダケブキに群れるチョウの撮影、涼風吹く高原で自然とのふれあいです。

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湯ノ丸高原花と蝶R2.8

2020年08月08日 | 自然

8月に入り天候も回復し、高原の花にチョウが訪れるようになりました。
ヨツバヒヨドリの花が大好きなアサギマダラ、登山者に大人気のチョウです。


烏帽子岳中腹に咲くクガイソウ、コヒョウモンモドキが吸蜜中です。


正面から見るとモスラ並みの形相ですが、翅の表は孔雀並みの美しさです。
マツムシソウの花とクジャクチョウに出会うと、山の夏を実感します。


イブキフウロにヒメシジミ、バランスの良い組み合わせです。


3種類のチョウが仲良くヨツバヒヨドリの蜜をごちそうになっています。


コウリンカの花の蜜をミヤマモンキチョウが夢中で吸っています。


咲きそろったマルバダケブキの花に数種類のヒョウモンの仲間が群れています。


ノアザミはチョウの人気抜群、ミヤマシロチョウは今年の見納めになりそうです。


アゲハの仲間もノアザミがお気に入りの様子です。


イブキジャコウソウにコヒョウモン、例年だとこの横にヤナギランが咲きます。
山を訪れる方々の最近のなげき・・・ヤナギランを見に来たのに・・・花がないー。
湯ノ丸山系一帯のヤナギランはどうしたわけか今年は花穂を出してくれません。
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奥山に咲く小さなラン

2020年08月01日 | 山野草

奥山に咲く小さなちいさなランです。


1個の葉を出して、数個の淡黄色の花を咲かせています。
コイチヨウラン属のコイチヨウラン、今が花の盛りです。


5cmスケールの倍ほどの高さ、葉の長さは2cm、花の径は7mmほどです。


小さくて花の構造がよく分かりませんので、画像で拡大してから観ます。
膜質の萼片や側花弁は薄く、コケの緑色が透けて見えるほどです。


今年は花茎を出さな株も葉を伸ばし栄養を蓄えていますので、来年は楽しみです。


近くのミヤマフタバラン、大きさはほぼ同様です。


すぐ横には、サカネラン属のコフタバランが咲いていました。
茎の下方に三角状腎形の葉を2個つけ、株の大きさはコイチヨウランと同じです。


花の色はふつう白緑色なのですが、紅紫色を帯びる株がありました。


両者は別物のようにも見え、シテンクモキリが頭をよぎります。


コイチヨウランやコフタバランに混じって咲くミヤマフタバランです。
コフタバランとは、茎の色、葉の形、2深裂した唇弁の形などが違います。

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