信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

秋本番いちごの植替時

2011年09月18日 | 家庭菜園
このあたりは稲刈りが始まり秋本番です。
我が家の家庭菜園は秋の主な種まき(大根、白菜、野沢菜、玉葱、葱)が終わりまた。
それぞれが順調に発芽し、ネキリムシの被害を受けながらも予定株数が育っています。
ホウレンソウやチンゲンサイ、小松菜等は10月中旬まで何回かに分けて播きます。
今日はいちごの植え替えをしました。





春に収穫した株のうち、すくすく伸びた株を残し、苗の育成をしてきました。
病気のない苗を購入すれば、来年の収穫量と品質は約束されるのですが、
苗は結構高価なので、私は、萎縮した株、褐斑点のある株、
葉の曲がった株等を見つけたら抜いてしまい、健全そうな株だけ残します。




いちごは親株からランナーというつるを出し、そこに新しい子株を作っていきます。
ですから、親株が病気にかかっていると子株にも感染します。
今は3子程度まで出来ていますが、通常は第2子を使うことがよいとされています。
私は、1~3子まで全部植え付けます。
また、ランナーを切り離して株のポット育苗をすればよい苗が得られます。
今年は余裕がなくて直接植え付けます。




ランナーから切り離す際は、親株側が分かるように長めに切って残しておきます。
花芽はその反対側に着きますので、収穫する方向に花芽が着くように植え付けます。
葉は枯れ葉などを切り離し5~8枚程度にします。
また、株の元にクラウンと呼ばれる葉芽や花芽のできる場所があります。
このクラウンを土に埋めないよう浅植えに心がけます。
これで、水をかければ植え付けが終了します。



秋本番です。
植え替え作業に夢中になっていると「赤トンボ」が
昼休みの時間であることを教えてくれました。
のどかな、秋のひとこまです。
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ぶどうの話

2011年09月17日 | 果樹類
「ぶどう」といってまず頭に浮かぶものは・・・・
いろいろとあるでしょうが、今日は東御市の「ぶどう祭」なのです。
そして夕方4時からは、なんと、原価のワインと音楽が楽しめるのだそうです。
我が家から会場まで歩いて5分、行かないわけにはゆきません。





ちょっと、ぶどう直売場と品評会場を覗いてきました。
大盛況です。




4時まで少し時間があるので、今年のワイン用ぶどうの状況を見てきました。




いい出来です。
昨年は晩腐病が発生し大変のようでしたが、
今年は美味しいワインがたくさん出来ることでしょう。
品種は赤ワイン用の代表品種「メルロー」です。
色が濃く、まろやかで濃厚なワインができるとのことです。




これは「ジャルドネ」です。
いずれも東御市のワイナリー「リュードヴァン」のぶどう園で撮影しました。
東御市に3つのワイナリーがあります。
「リュードヴァン」「ヴィラディストワイナリー」「はすみふぁーむ」です。
今日はこの3つのワイナリーに、地ビールの「おらほビール」が市民サービスをするそうです。
4時が待ち遠しい。
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物忘れの香辛菜

2011年09月04日 | 家庭菜園
ミョウガが出始めてから1ヶ月ほど楽しんでいます。
私は子供の頃からミョウガが大好きでした。
食べ過ぎると物忘れがひどくなるぞとよく言われたものです。
そのせいか、記憶力がよくありません。
嫌なこともすぐ忘れるので、自分には都合がいいのですが、
周りの方にはずいぶん迷惑をおかけしているんだろうなと思っています。
オットット・・・ミョウガさんごめんなさい。
ミョウガには物忘れに起因する成分は含まれていないそうです。




畑に行くと、ミョウガの花が咲いていました。




今日も大収穫、思いっきり食べられます。




ミョウガは若い茎も食べますが、
通常は花穂と呼ばれる紅緑の部分(花ミョウガ)を食べます。
花穂にはたくさんの蕾があり、次々と淡いクリーム色の花を咲かせます。
私はこの花も食材として大好きです。
清楚な花を料理に添えると、なんとも豊かな気持ちになれます
風味は花穂より抑え気味で気品が高く、柔らかく筋っぽさもありません。




ミョウガの花は雌雄同株で雄しべも雌しべもそろった両性花が開花します。
ですがめったに実を結ばないそうです。
写真は緑紅の包葉と呼ぶ部分を剥いで花全体を出したものです。
花の基部には子房のようなものが見えます。
実を見てみたいと思っているのですが、ついつい収穫してしまいます。

たくさんの花が採れたので、今日の昼は生花の三杯酢をお願いしました。
花ミョウガはみそをつけて焼きミョウガでお願いしました。




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初秋の木の実

2011年09月03日 | 樹木
各地で猛威を振るっている台風12号、
長野県には今日の夕方から明日の朝にかけて最接近するようです。

今朝は久しぶりに近所を歩いてみました。
なんと、街路樹の木の実が色づき始めていました。
もう9月、秋が始まっています。





ふしぎな形をしていますが、これはヤマボウシの実です。
割ると中は濃い黄色で、アマーくマンゴーのような味がします。




鈴なりです。
花の時期もいいですが、実の熟れる時期もいいですね。




さて、この実はハナミズキです。
ヤマボウシとハナミズキは共にミズキ科です。
樹形も葉も花(本当は花ではなく総苞片)も似ています。
野生のヤマボウシの総苞片は白なのですが園芸種にはピンクもあります。
そこで、花の見分けは総苞の先が丸いかとがっているかで見分けています。
ですが実を見れば一目瞭然で見分けがつきます。
なお、ミズキ亜属の果実はわずかに毒性があるそうですので食べません。



これから実の紅がさらに増し、きれいになります。
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