信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

畑起こしに集う野鳥

2016年12月31日 | 動物

家庭菜園の秋起こしの時期が遅れ、 “寒起こし” になってしまいました。
部分的に土の表面が5cmほど凍っており大変な重労働ですが、楽しみもあります。
畑を起こすと土の中から昆虫などが出てきますので、それを狙って野鳥が集まるのです。


起こし始めると早速、「ジョウビタキ」のメスが支柱の先で様子見です。
ジョウビタキは、メスもオスも人をそれほど警戒しないのか、近くまで寄ってきます。


愛用の除草ホーの柄は自家製、その柄に止まってくれるとは、可愛さもひとしおです。


好物の昆虫を見つけたのか、畑の中を歩き始めました。


年中見かける「ハクセキレイ」、畑を起こすと必ずと言っていいほどやってきます。
メスなのか、冬毛になったのか、かなり白みがかっています。


何枚かハクセキレイと思って撮影した画像の中に「セグロセキレイ」が写っていました。
両者の見分けは目の下の頬、白ければハクセキレイ、黒ければセグロセキレイです。
スコップでの畑起こしは大変ですが、野鳥たちの訪問に励まされて頑張れます。


柿の木の下に設けた野鳥の食事処は12月初旬に開店し、今年もにぎわっております。
お腹が満たされた様子のカワラヒワが日向ぼっこで一休みです。
明日になると年が変わり干支は酉、おだやかな年になりますように。

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光の花苑のXmas

2016年12月24日 | 風景


関東三大イルミネーションの一つ、あしかがフラワーパークの『光と花の庭』です。
電飾の“Merry Christmas”をバックに、サンタさんが記念写真の有料プレゼントです。


眩い光の中に、様々な人影が映ります。


水面に写る光に魅せられます。


ここはフジの花の名所、今の季節は電飾のフジの花です。

ほほえましい仲良し家族の想い出づくりです。


電飾バラの幸せロードです。


光の花苑からメリークリスマス。
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黄実の名は

2016年12月17日 | 樹木

始めて見る黄色の実、「いったい何の実だろう」、物珍しさに誘われて車を止めました。
ここは、東御市の高台にあるリンゴなど多くの果物の栽培が盛んな地域です。


手のひらにいくつも乗るかわいい実は、黄色の他に赤から黒みがかった色まで様々です。
いったい『君の名は』 と聞いてみましたが、もちろん、応えてはくれません。


葉はすっかり落ちていますが、厚めで、縁には細かい鋸歯があります。


最初はリンゴの仲間かと思いましたが、リンゴのガクは5枚で子房の上につきます。
この実は、4枚のつくばね状のガクが果実の基部側(子房の下)についています。


果実を割ってみると、中には大きな種子が2~3個入っています。
葉、ガク、果実などからカキの仲間と見当をつけて調べてみました。
たどりついたのは中国原産の「ロウアガキ(老鴉柿)」、はたして?


株によって果実の形は明らかに違っており、円形から尖った楕円形まで様々でした。
このことは、種をまいて増やした株であるからだろうと思われます。
来年は葉や花を見て、ロウアガキであるのかを確かめてみます。
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カイワレ大根つくろう

2016年12月10日 | 

カイワレダイコンをつくってみようと思い立ち、まずは、種採りから始めました。
去年の秋、収穫したダイコンの小さいものを畑に植え込んでおきました。
植え込んだダイコンは、今年の3月下旬に芽を出し、5月には花を咲かせました。


ダイコンの実はどんどん膨らみ、6月中旬には種子の収穫です。
根を引き抜いてみると、植え込んだダイコンの姿そのままに出てきました。


りっぱなダイコンの種子がたくさん採れました。


ダイコンは、水と温度があれば、またたく間に芽を出し伸びてきます。
夏は温度が高すぎるためか、カビがはびこってしまい失敗しました。
そこで、12月に入ってから試してみました(室内温度18℃~25℃)。


カイワレダイコンつくりに使うものは、種子、容器(フタ付き)、キッチンペーパーです。
種屋さんに売っている種子は消毒していることがあるので、自家製が安全安心です。
容器は、楽しみも兼ねて様々に、ほこりやカビの混入防止にフタをしました。
水はキッチンペーパーに含ませますが、加湿に気をつけて乾いたら水を加えます。


発芽処理を始めて10日目、容器の上部まで芽が伸び、食べ頃になりました。
緑の少なくなってきた初冬の食卓、目にも身体にもやさしい自家製カイワレダイコンです。

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椿と山茶花の見分け

2016年12月03日 | 樹木

近所の庭に咲く紅色と白色のサザンカ、毎年みごとな花を咲かせてくれます。
サザンカはツバキと同じツバキ属で似たもの同士、見分け方はいくつかあるようです。
開花時期、花の形、雄しべの形状、花の散り方、子房や新梢の毛、葉、香りなどです。


当地の開花時期は、ツバキが3月~5月で、ヤマブキの花と一緒に咲いていました。
サザンカは10月下旬~1月で、白い雪の中に紅色の花を咲かせています。
サザンカには、サザンカ群、カンツバキ群、春咲きのハルサザンカ群があるそうです。


花が開いて雄しべが見えていると、見分けは容易です。
ツバキは雄しべの根元がつながり筒状、サザンカはつながらないで筒状になりません。


花弁の散り方も見分けのポイントです。
ツバキの花は、雄しべや花弁が基部で合着しているため、花全体が落ちます。
サザンカの花は、花弁が一枚ずつ落ちます。


葉での見分けは、大きさや縁のギザギザ(鋸歯)だそうですが、どうもよく分かりません。


新梢に毛を有するというサザンカですが、毛が肉眼で確認できない品種もあります。


子房の毛はツバキになくサザンカでは密生とあり、見分けのポイントになりそうです。
画像はサザンカですが、春にツバキの子房の写真を撮り忘れ、比較ができませんでした。


カンツバキはツバキとサザンカの交雑種で、特徴はサザンカに似ているそうです。
カンツバキの雄しべは花弁化することがあり、サザンカはしないと聞きましたが、さて?
今のところカンツバキとサザンカの見分けはお手上げ状態です。
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