信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

梅雨の合間の根子岳麓

2023年06月24日 | 自然

根子岳麓の草原は、紫色のアヤメと黄色のウマノアシガタが彩っています。


標高1500mを過ぎる林内に入ってすぐにオオバミゾホオズキに出会いました。


沢沿いには、スミレの仲間では遅咲きのツボスミレ(ニョイスミレ)です。


林内の登山道脇にギンリョウソウ、花には緑色の小虫が、食事中でしょうか?


沢が深くなり熊が心配、棒で風倒木を叩いて音を出し、熊に入山を知らせました。
すると、沢から二つの影が飛び出し、一つは沢を登り、一つは崖を登りました。
カモシカだ! 崖を登ったお母さんカモシカが心配そうに、沢を覗いています。
驚かせてしまったお詫びをして、子供が帰り易いようにその場を離れました。


この日も晴天、早朝に根子岳を目指しました。


牧場沿いの登山道にはベニバナイチヤクソウが花盛りです。


避難小屋を過ぎたあたりで、一輪の花を咲かせたシロスミレに出会いました。


標高1800mを過ぎる登山道の両脇にはハクサンチドリが花時を迎えています。


目の覚める強烈な朱色のレンゲツツジ、ところ変わって東屋の展望所付近です。
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梅雨の高原で癒される

2023年06月17日 | 自然

梅雨時の湯ノ丸高原、朱色のレンゲツツジと白色のズミが花の盛りです。


烏帽子岳に入ると、ムラサキヤシオツツジが有終の美を迎えています。


こちらは三方ヶ峰の池の平湿原、梅雨時のポイントの一つはイワカガミです。


池の平湿原の鏡池の周辺に広がるヒメシャクナゲは花のはしりです。


見晴岳のヒメイズイ、大きなまんまるの露珠をつけています。


露珠いっぱいのクロウスゴ、似たスノキやウスノキより一足早く花をつけます。


今の時期の人気花、イチヨウランが見頃です。


三方ヶ峰の花の女王、コマクサがいよいよ咲き始めました。


雨予報のこの日、濃い霧に霞む高原に子供たちがやってきました。


高原に癒され、コマクサの楽園広場で超リラックスです。
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昼・夕・宵の目立ち花

2023年06月10日 | 山野草

道沿いや草むらに、アカバナ科の外来種3種が目立つ花を咲かせる季節です。


ヒルザキツキミソウは北米原産、民家の庭花から道端に種がこぼれたようです。
夜明け前に花を開き、昼間にも咲くことからついた名前だとか。


ヒルザキツキミソウの花は白色~ピンク色です。
ピンク色の花の場合、モモイロヒルザキツキミソウとする説もあるようです。


濃赤のストライプが入った萼片がアクセントになっています。


舗装道路の隙間に根を下ろしているのは、南米原産のユウゲショウです。


夕方に艶っぽい花を開くことからついた名前だそうです。


昼間でもきれいな花をパッチリと開いています。


グランドの土手の草むらにマツヨイグサを見つけました。
花は夜に咲く1日花なので、昼間はしぼんで赤味を帯びます。


宵を待って咲くマツヨイグサ、南米原産で1850年前後に観賞用で入ったとか。
ちなみに、竹久夢二作詞の歌曲「宵待草」は、♪待てど暮らせど来ぬ人を・・♪


運よく陽の照る下で開いている花に巡り合えました。
花弁は4個、雄しべは8個、柱頭は4個の線形に分裂し十字形です。
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田舎道歩きの自然体験

2023年06月03日 | 自然

ミズキの白い花が咲く穏やかな春の田舎道、のんびりと自然ふれあい体験です。


早速、去年のクリのイガを見つけ、イガの痛さを確かめています。


先生も子供たちにイガをもらい痛さ体験です。
左手首にのぞいているのはシロツメクサの花時計、私からのプレゼントです。


ハルジオンの花の吸蜜に夢中なのはウスバシロチョウです。
子供たちの歓声もなんのその、花から離れません。


タンポポの綿毛飛ばし、思いがけなく結構人気です。
おや、前の男子の帽子になにかついています。


なかなかのセンス、ファッション界の大物になりそうな雰囲気?
湯ノ丸など国立公園内は花摘み禁止、自然とのふれあい体験は田舎道がお薦めです。


昆虫とのふれあいもOK、周囲の木々からエゾハルゼミの声が鳴り響いています。


子供になついたのか、放しても離れず、喜んだり困ったりです。


帰りの道はほぼ自由に自然にふれあい、リラックスです。


綿毛飛ばしの男子に女子全員が注目、自然と遊ぶ楽さを十分に体験できたかな。

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