![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8c/99d2437425e5578703572cb6372ae28f.jpg)
山で出会ったこの花、コンロンソウかと思ったのですが?
ヒロハコンロンソウの名も頭の隅をよぎる“はてな株”です。
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両者はふつう葉で容易に見分けられ、細めで先が尖る葉はコンロンソウです。
ヒロハコンロンソウは丸みのある葉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/55/969485df84d805bc3cce62ccf4b992a9.jpg)
“はてな株”は葉が細くて尖り気味、ですが、ヒロハ・・の雰囲気もあります。
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そこで、葉の形以外の見分け方を調べてみると、いくつかありました。
忘れないうちに、写真をとっておくことにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b5/5f354dd825a7ed10f2986f9bff293230.jpg)
葉の裏の毛ですが、コンロンソウは毛が密生しています。
“はてな株”は側脈の上に剛毛がわずかに見える程度です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/95/197df25b7009d36c24957dd086f6e33e.jpg)
葉柄の基部は、“はてな株”が明瞭に茎を抱いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fd/b29ceb2e62f08bfe986da94b1b9ba022.jpg)
果実(長角果)の毛の有無もはっきりと見分けられます。
これらの結果から、“はてな株”はヒロハコンロンソウと確信しました。
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5月下旬の野山の花、山のズミは今が花の盛りです。
メグスリノキはムクロジ科ですのでカエデの仲間、似た花をつけます。
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ヤマクワガタは茎の毛が開出し、クワガタは曲がります。
ラショウモンカズラは見事な花を咲かせますが、名の由来は不気味です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b0/89616ef26e59cb9941e15afba967947b.jpg)
水辺の花のタチカメバソウ、茎が直立で送出枝がなく、花序は分かれて2個です。
似たツルカメバソウは、花茎が倒れ、葉腋から送出枝を出し、花序は1個です。
緑が覆う清流に真紅の花を咲かせるクリンソウ、癒しのエリアです。
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