信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

今週出会ったスミレ類

2021年04月24日 | 山野草

タチツボスミレ、スミレと並んで一般的なスミレの仲間で、たくさん見かけます。
地上茎があることや、櫛の歯状の托葉は、見分けポイントです。


また、側弁基部の毛の有無や、柱頭の形も分かり易い見分けポイントです。


エイザンスミレ、葉が深く裂けます。


土の崩れかかった急斜面を彩っていました。


ゲンジスミレ、あまり見かけませんが、丸い葉と葉裏の紫色が特徴です。


中心部が黄緑色ががる花が多そうです。


ヒナスミレ、名も花も「お姫様」です。


葉はよく見るのですが、花にはなかなかお目にかかれませんでした。


イブキスミレ、花期は無茎で咲き終わる頃に茎を伸ばします。


花柱の先が直角に曲がっていれば間違いなくイブキスミレです。


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スミレと思っていた2

2021年04月17日 | 山野草

スミレと思っていたパート2ですが、調べたところ「ヒメスミレ」のようです。
意識してみると、道端などでよく見かけ、4月にきれいな紫花を咲かせます。


花は濃紫色で、側弁の基部には毛があり、柱頭は逆三角形です。


密生している沿道の1株を抜かせてもらいました。
葉は分裂せず、地上茎はなく、地下茎は短くて匍匐枝は出しません。
ここまでは、スミレとも共通する特徴です。


異なるのは全体に小さいことで、葉の大きさは1.5-4cm(スミレ2-9cm)です。
花の径は1-1.5cmと、スミレの径が2cmほどですので、かなり小ぶりです。
葉の形も異なり、三角状披針形で、基部は心形、葉裏は紫色を帯びています。
スミレの基部は心形になりにくく、葉裏は紫色を帯びません。


コンパクトなヒメスミレの花は、雨を受けてもうなだれることはありません。
スミレやコモロスミレ(スミレの八重品)の花は、雨の重みでうなだれています。


葉柄の翼はやや見にくいのですが、ルーペで確認すると違いがよく分かります。
ヒメスミレには、スミレのような明瞭な翼はありません。


根の色は、ヒメスミレが白色で、スミレは紫褐色です。


3月27日掲載の「コスミレ」に似ますが、花の大きさと側弁の毛が違います。
コスミレは、花がスミレ並みに2cmほどと大きく、側弁の基部には毛がありません。


4月10日掲載のノジスミレにも似ますが、草全体の毛と側弁の毛が違います。
ノジスミレは、葉の両面など全体に微毛が密生し、側弁の基部には毛がありません。


距は円筒形で短く、ぼってり感があり、白色に赤紫色の斑紋が入ります。
萼片は広披針形で紫色を帯び、付属体は三角状になります。
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スミレと思っていた菫

2021年04月10日 | 山野草

この辺りで最も身近なスミレ、3月中旬から咲き始め今が花の盛りです。
以前から、「スミレ」という名のスミレ(菫)だと思っていました。


道沿いのアスファルトやコンクリートの隙間がお好みの場所のようです。
雑草として処分されることもありますが、毎年、芽を出して花を咲かせます。


今年の花を見て、どうもスミレとは違う種類ではないかと思い始めました。
画像左側はスミレですが、並べてみると、かなり雰囲気が違います。


そこで、検索表に従い特徴を整理してみました。
紫花で無茎種、葉は単葉で裂けていません。


根茎は短く、匍匐枝はなく、托葉は葉柄の基部に合着しています。
ここまではスミレの特徴と同じです。


葉をよく見ると、先はややとがり基部は浅い心形で、葉柄の翼は目立ちません。
また、全体に細かい毛が密生しています。


側弁の基部には毛がなく、距は細長く花弁と同じ紫色です。
これらの葉や花の細部の特徴から、スミレとは違うことが分かりました。
では、今が花の盛りのこのスミレの名は?・・・「ノジスミレ」としました。


スミレとノジスミレとした株の見分けポイントを比較してみました。
葉柄と葉身と基部です。


根の色です。


側弁基部の毛の有無です。
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聖火信州上田を駆ける

2021年04月03日 | 風景

2020東京オリンピックの聖火が、4月1日に上田市にやってきました。
上田市交流文化芸術センター・サントミューゼを12時52分にスタートです。


第一走者は、タレントで信州上田観光大使の恵理さんです。


いよいよ、聖火が上田市内を駆け巡ります。


赤い点のルートを13名のランナーで聖火をつなぎます。


この日の朝、聖火リレーのルートを歩いてみました。


スタートを見送り、ゴール地点の上田城跡公園を目指して近道を歩きます。
上田城跡公園芝生広場から見上げた上田城南櫓です。


芝生広場から上田城跡公園ケヤキ並木遊歩道を通リ、上に出るとゴール地点です。
左上の画像は、聖火のゴールを見守る、左の南櫓、中央の櫓門、右の北櫓です。
真田幸村らに扮した「信州上田おもてなし武将隊」の皆さんも大活躍です。


聖火隊の先導がゴールの直前までやってきました。


12人につながれた聖火、13人目の最終ランナーは箱山愛香さんです。
箱山さんは、アーティスティックスイミングのリオ五輪銅メダリストです。 
アーティスティック、私にはシンクロナイズドのほうが馴染むのですが。


さすがにシンクロ銅メダリスト、常に手の指がきれいに開いて伸びています。
真似してみたのですが、この状態で1分もすると手や腕がしびれて痛みます。
五輪の花と桜花の共演、2020東京オリンピック聖火リレーの大切な思い出画像です。
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