信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

日本海の打ち上げ貝

2012年04月28日 | 貝類
ゴールデンウイーク初日はすばらしい好天です。
サクラの花吹雪に包まれてきました。
今日は4月初旬に訪れた日本海の浜で拾った貝殻の整理をしました。




新潟県の海岸では二枚貝が多いのですが、
福井県以西では巻き貝がけっこう拾えます。
今回の収集できた貝殻で、左が京都市の天橋立、
右が兵庫県の竹野町の海岸で拾ったものです。




両海岸とも、タカラガイが拾えました。
メダカラです。
あまり摩耗していません。
対馬海流に乗って南の島から流されてきたのか、
それとこの辺の海岸で生息し繁殖しているのでしょうか。




天橋立の「股のぞき」です。
外国からのお客さんにもよく知られているようです。



これは私が股のぞきで見た天橋立のいたいわゆる「飛龍観」です。
画像の両脇の黒い影は私の太ももです。
股のぞきであることがわかるように、ちょっと工夫しました。




さてさておまけに、今日28日の当家の小さな庭の状況です。
咲いてる花は手前の紫がコモロスミレ、淡紫がタチツボスミレ
中程にオキナグサ、左の黄色がラナンキュラスゴールドコイン
奥にはイカリソウ、ニリンソウ、ヒトリシズカなどの花です。



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12-4 実生山野草部会始め

2012年04月21日 | 実生
いよいよ実生山野草部会がスタートしました。
今日は24年度の計画、山野草データベース操作法、
サワギキョウなど9種類の種まき、
マツムシソウなど5種類の移植を行いました。
午前中は一気に咲き出した近所の花を楽しみました。





種まきと移植の練習です。
このブログは、なるべく人の顔を見せしないようにしています。
部会員の皆様、お尻やお腹だけ写して失礼しました。




津金寺のカタクリは花の色の濃さが特徴です。
奥の白い花はアズマイチゲです。




横の畑にはオオイヌノフグリが敷き詰められていました。
畑の雑草ですが非常にかわいい花で、この名前では可哀相です。




ウメは花盛り、サクラも咲き始めました。
浅間山にはかなりの雪が残っています。




田の畔には、ボケの花が咲き春の訪れを告げています。




先日はモクレンを紹介しましたが、これはコブシです。
花の基部には葉が出ています。
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12-3 実生の鉢いろいろ

2012年04月14日 | 実生
今日は土曜日、あいにくの雨です。
家庭菜園にネギを植えたり野菜の種を播こうと計画していたのですが、残念。
ゆっくり、山野草の実生に使っている鉢の紹介をします。





播種や育苗にはいろいろな鉢を使っていますが特にこだわりはありません。
主には、素焼き鉢、駄温鉢、プラスチック鉢、ポリポット、連結ポット、
発砲スチロール箱などを使っています。




素焼き鉢や駄温鉢はよく使います。
素焼き鉢は粘土を低温で焼いた鉢で、画像真ん中上段の淡茶色の鉢です。
水はけや通気性はよいのですが、駄温鉢に比べもろくなりやすいです。
駄温鉢は粘土を高温で焼いた鉢で濃い茶色の鉢です。
鉢の上部の首に上薬がかけられているのが特徴です。

鉢の大きさは号で表します。
1号は一寸で約3cm、号数×3cmが鉢の口径になります。
一般に、口径と鉢の深さが同じものを普通鉢、
鉢の深さが口径の1/2の鉢は浅鉢、口径より深い鉢を深鉢といいます。

価格は3号素焼き鉢で60円程で、0.5号毎に10円ほどあがります。
駄温鉢では10円ほど高くなります。

ポリポットに比べ高いのですが、鉢を持ち上げるには便利です。
写真撮影や、観察には鉢を手に取るので、鉢が固いと持ち易いです。




育苗はたくさんの鉢を使いますので安価なポリポットをよく使います。
100個当たり6cmポットが90円、9cmが110円、12cmが300円程度です。
ポリポットは持ちにくいので、トレーに入れておくと持ち運びに便利です。




プラグトレーも安価で、少ない面積にたくさん播種や育苗ができます。
プラグトレーは穴の数によって1穴径が異なります。
外寸は28×54cm程で50、72、128穴等の種類があります。
72穴の規格は、穴径:3.5cm 深さ:4.5cm 1穴容量:35cc程度です。
私は外寸28×28でプラグトレーの半分の大きさの連結ポットを使っています。
プラグトレーは1枚100円程、連結ポットは材質がうすく10枚で200円程です。




たくさん播種する際には、発砲スチロール箱を使います。
底に穴を開けて水抜きを作ります。
用土がこぼれないように網を引いて用土を入れます。

最初に鉢にはこだわらないとしましたが。
こだわるとすれば、容器は出来る限り小さい鉢を用いています。
一つは鉢の置き場所が少なくて済むからです。
特に、我が家のように狭い敷地の場合はなおさらです。
また、用いる用土も少なくて済みます。
3号鉢で0.25リットル、4号鉢で0.5リットルほどの用土が必要です。
10リットル入り山野草用土(500円)で、3号が40鉢分、4号が20鉢分です。

もう一つのこだわりは使い終わった鉢は必ずきれいに洗います。
気持ちの問題もありますが、仕事の病害虫対策で習慣になっています。















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野生の眼光

2012年04月08日 | 動物
久しぶりにの暖かい日になりました。
日曜日に天気がいいと出かけたくなります。
布引山近隣の山道・畑道から2.5時間ハイキングコースを設定しました。





紺碧の空に化粧直しをした浅間山が映えています。




布引のいつもの場所には、今年もカタクリの大きな広い葉が迎えてくれました。
ご機嫌で歩いていると、少し先にうごめきを感じたのです。
誰かが林内に入ってカタクリにカメラを向けているのだろうか。
さらに近づくと、尻が見え、黒く毛深い動物だと分かりました。
その動物はすぐさま我々に気付き、振り向きました。
カモシカです。




位置を変えて写真を撮り続けたのですが、こちらを見据えて動きません。
布引山の主なのか、威風堂々としています。




やがて、気にもしないそぶりで草を食べ始めました。
ただ、耳だけはこちらを向けて状況を常に探知しているようです。
イネ科の草だけを食べています。
大きなカタクリの葉がたくさんあるのですが、食べる様子はありません。




草を食べ終わると方向を変えてこちらに近寄ってきます。
緊張しながら、コンパクトデジカメをいっぱいにズームアップしました。
肉眼では気がつかなかったのですが、画像をアップしてみると、
精悍な顔面に野生の鋭い眼光がこちらを見据えていました。

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12-2 ピンセット活躍

2012年04月07日 | 実生
寒いと思っても6時の気温は1℃、確実に暖かくなっています。
庭のチンコロバナ(オキナグサ)の蕾がふくらんできました。





今朝は雪が舞ったようで、鉢には白い結晶がちりばめられておりました。
キョウジャニンニクが発芽を始めて気がついたのですが、
鉢栽培の大敵、ゼニゴケがたくさん生えています(双葉のような緑体物)。
これは大変、早速退治をしなくては。




ゼニゴケはまたたく間に大きくなり、鉢を覆い尽くします。
覆われると鉢内には水や空気が入りにくくなり、肥料分は吸い取られてしまいます。
やがて、か弱い山野草はゼニゴケに負けてしまいます。
また、胞子を飛ばし旺盛に繁殖します。




小さいうちに取り除きます。
そこで活躍するのがピンセットです。
ピンセットは植え替えなどでよく使われますが、実生栽培では非常に便利な道具です。




これは、種を数えるのにピンセットを使っているところです。
「実生山野草会」で山野草の種の発芽率を調べようと思います。
それには種を何粒まいて何本発芽するのかを数えます。
種を数えるには5粒ずつ、または10粒ずつピンセットで寄せると効率よくできます。
その他にも、ピンセットには大変お世話になっています。



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