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信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

松代町の皆神山を登る

2025年07月12日 | 文化財

この日の目的地の皆神山が目前に見えてきました。


急傾斜の山道に横たわる風倒木、酷暑の中で冒険気分の山登りです。


1時間ほどで山頂の皆神神社の随神門に到着です。


クロサンショウウオの産卵が見られるのは早春だそうです。
門の正面は侍従神社、その右手奥に本社の熊野出速雄神社があります。
本社の裏に御神木のヒムロビャクシンがあるそうですが、見落としてしまいました。
境内の横には広い草地があり、ここで早めの昼食です。


午後からは、代官町(象山東)駐車場に車を止めて近隣を歩きました。


第二次世界大戦末期に、日本の政府中枢機能移転のために掘られた地下坑道跡です。
平和な世界を語り継ぐための戦争遺跡として、入場無料で公開されています。


地下壕のすぐ横の恵明禅寺、六文銭が目立ち、真田家ゆかりと分かります。
松代藩主真田幸道の正室豊姫の墓所かあり、本殿天井の龍の絵は迫力満点です。
豊姫が嫁ぐ際に持参したあんずの種から当地があんずの名産地になったとか。


小高い場所に、竹山随護稲荷神社(たけやまずいごいなりじんじゃ)があります。
風情ある通りを少し歩くと山寺常山邸の大きな長屋形式の表門が見えてきます。
この表門は、江戸時代末期から明治初期に建てられたと推定されているそうです。


佐久間象山先生と並ぶ勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などの銅像、ビックリです。
さらに訪問者の高杉晋作などのリレーフ、佐久間象山の偉大さが伝わります。


松代の耕作放棄地で見つけたオオアカバナの群落、長野県では絶滅危惧ⅠA 類です。
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新年を迎える準備万端

2024年12月28日 | 文化財

年の瀬、地域の神社の新年を迎える準備です。
大しめ縄の材料になる稲ワラの、葉や葉鞘を取り除く “ワラすぐり” です。


すぐったワラを水に浸して湿らせ、ブルーシートに包み1晩置きます。 


こちらの組は、神社周囲の落葉はきです。


次の日、大しめ縄つくりに入る前に御神酒で心身を浄めます。


全身で2本を左巻きで撚り(より)、加えるワラの量を増やして太くしていきます。


撚り終わった2本の間にもう1本を撚り合わせ、3本撚りにします。


6mの長さの大しめ縄が撚り終わり、飛び出したワラ端を切り取ります。


紙垂(しで)と〆の子(しめのこ)を取り付け、大しめ縄が出来上がりました。


鳥居の大しめ縄です。


大しめ縄と松飾、二年参り用の電灯が取り付けられ、新年を迎える準備万端です。
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秋の塩田平ポール歩き

2023年11月25日 | 文化財

11月のノルディックウォーキングの定例会は、塩田山王山公園に集合です。


この日のコースの略図ですが、手洗池~安曽神社間の往路はハテナ?です。


信州の鎌倉といわれる塩田平のポール歩き、勇んで出発です。


前山寺前で列を離れ、山門までひとっ走りして三重塔を覗いてきました。
参道口にあるお寺の駐車場には「猫を捨てないで下さい」とあります。


鎌倉道の表示板横で休憩して水分を補給し、鎌倉道を進みます。


手洗池まで鎌倉道を歩き、この池からコースは山道に入りました。


しばし浅間山を望む山道を歩き、畑道を下って集落内に入ります。
藁葺の屋根を正面に見て、赤く熟した柿の横を抜けます。


りっぱな随身門をくぐりぬけて安曽神社の到着です。
隋身門の中のお宮をお守りする随身(ずいじん)は武将姿でした。


帰り道の手洗池、地元の皆さんが池のフェンスにライトアップの準備中でした。
花も飾り付けられ、大事にされているため池の様子が伝わります。


無言館の入口を左手に見て、正面はゴールの山王山公園です。
信州上田NW協会の役員の皆様のおかけで、この日も楽しく安全なコースでした。

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丸子の義仲史跡巡り3

2023年11月04日 | 文化財

この山の頂に建つ塔がいつも気になっていましたが、分かりました。


駐車場に車を置き、丸子城跡の周辺を半日かけて歩いてみました。


安良居(あらい)神社にお参りします。


20分ほど登ると、いつも気になっていた建物にたどりつきました。


北方向の街並みや山並みが一望です。


二の郭(くるわ)跡からさらに20分ほど歩くと本郭跡です。


秋がいっぱいです。


山から全芳院の脇に下り、依田川の奇岩が連なる大渕・中渕を見ます。


車で移動し稲荷神社と開戸城跡跡にやってきました。


義仲公の分け位牌が安置されている長福寺で史跡巡りを終わらせます。
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丸子の義仲史跡巡り2

2023年10月28日 | 文化財

宝龍寺の裏山の頂が依田城で、お寺の左横に登山者の駐車場があります。


山頂までは約30分、途中から急傾斜になるので登山用の靴がお勧めです。


山頂近くの岩場にチチッパベンケイが花を開いていました。


秋晴れの日の山頂、国土地理院地図では標高804.7m、標柱では804.6mです。


眼下は丸子、左手は上田市街に真田、右手は東御市、小諸市です。


こちらは北西方向で、眼下の塩田から「塩尻はざま」を越えて坂城町です。


急階段を上り岩谷堂観音に到着です。


義仲公が馬で駆け上がった脇参道とその馬をつないだサクラです。


馬大門沿いの生垣と義仲桜の枝先です。


巴御前は物語などで親しまれていますが、謎多き方です。

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