信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

秋の塩田平ポール歩き

2023年11月25日 | 文化財

11月のノルディックウォーキングの定例会は、塩田山王山公園に集合です。


この日のコースの略図ですが、手洗池~安曽神社間の往路はハテナ?です。


信州の鎌倉といわれる塩田平のポール歩き、勇んで出発です。


前山寺前で列を離れ、山門までひとっ走りして三重塔を覗いてきました。
参道口にあるお寺の駐車場には「猫を捨てないで下さい」とあります。


鎌倉道の表示板横で休憩して水分を補給し、鎌倉道を進みます。


手洗池まで鎌倉道を歩き、この池からコースは山道に入りました。


しばし浅間山を望む山道を歩き、畑道を下って集落内に入ります。
藁葺の屋根を正面に見て、赤く熟した柿の横を抜けます。


りっぱな随身門をくぐりぬけて安曽神社の到着です。
隋身門の中のお宮をお守りする随身(ずいじん)は武将姿でした。


帰り道の手洗池、地元の皆さんが池のフェンスにライトアップの準備中でした。
花も飾り付けられ、大事にされているため池の様子が伝わります。


無言館の入口を左手に見て、正面はゴールの山王山公園です。
信州上田NW協会の役員の皆様のおかけで、この日も楽しく安全なコースでした。

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丸子の義仲史跡巡り3

2023年11月04日 | 文化財

この山の頂に建つ塔がいつも気になっていましたが、分かりました。


駐車場に車を置き、丸子城跡の周辺を半日かけて歩いてみました。


安良居(あらい)神社にお参りします。


20分ほど登ると、いつも気になっていた建物にたどりつきました。


北方向の街並みや山並みが一望です。


二の郭(くるわ)跡からさらに20分ほど歩くと本郭跡です。


秋がいっぱいです。


山から全芳院の脇に下り、依田川の奇岩が連なる大渕・中渕を見ます。


車で移動し稲荷神社と開戸城跡跡にやってきました。


義仲公の分け位牌が安置されている長福寺で史跡巡りを終わらせます。
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丸子の義仲史跡巡り2

2023年10月28日 | 文化財

宝龍寺の裏山の頂が依田城で、お寺の左横に登山者の駐車場があります。


山頂までは約30分、途中から急傾斜になるので登山用の靴がお勧めです。


山頂近くの岩場にチチッパベンケイが花を開いていました。


秋晴れの日の山頂、国土地理院地図では標高804.7m、標柱では804.6mです。


眼下は丸子、左手は上田市街に真田、右手は東御市、小諸市です。


こちらは北西方向で、眼下の塩田から「塩尻はざま」を越えて坂城町です。


急階段を上り岩谷堂観音に到着です。


義仲公が馬で駆け上がった脇参道とその馬をつないだサクラです。


馬大門沿いの生垣と義仲桜の枝先です。


巴御前は物語などで親しまれていますが、謎多き方です。

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丸子の義仲史跡巡り1

2023年10月21日 | 文化財

隣町の丸子は木曽義仲公の史跡を大切に保存し伝承活動もさかんです。


今週は2日かけて義仲公と巴御前ゆかりの地を巡ってきました。


この正海清水を利用して昭和2年に簡易水道が敷設されそうです。


皮膚病や火傷に効く温泉で、宿があったと言われているそうです。


史跡はないのですが、近くの日向池(ひなたいけ)周辺も歩きました。


秋がいっぱいです。


新設の義仲観光駐車場に駐車し、略図の1~4を回りました。


伝統行事の獅子舞が残っているそうです。


居住地からかなり奥まった神社ですが、きれいに整備されていました。


義仲公も眺めていたであろう根子岳から浅間山までの山並みです。
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盆の信濃国分寺のハス

2022年08月13日 | 文化財

今週は酷暑で始まりましたが、お盆に入るとしのぎやすくなりありがたいです。
信濃国分寺のハスはお盆の花をわずかに残しています。


ハスは仏教では清浄な花とされ、仏様はハスの花の台座(蓮華座)にお座りです。
信濃国分寺では7月から8月の間、ハスの池や境内各所でハスの花が見られます。


花は早朝に開いて昼に閉じ、4日間目には夕方まで開いて花弁を散らせます。
手前の大きくふっくらとした蕾んだ花、明日の朝も開くことでしょう。


午後の2時すぎですが、花の頂部が開いています。
開花してから4日目で、有終の美を飾っている花でしょう。


もう一つ開いた花を見つけ、花の中が見える位置にまわれました。
花の中心に花托と呼ばれる黄緑色でじょうろ口似の不思議な器官が目立ちます。


花托はやがて果托と呼ばれるようになり、中に種子を稔らせます。
表面の小さいボチボチは雌しべの柱頭のなごりです。      


受粉した後20日ほどで「ハスの実」になります。                         
どことなく神秘的な雰囲気が漂います。


さらに成熟した果托は茶色を帯びてきます。
この姿、ユニークで楽しいと感じるか、ちょっと怖いと感じるかは人様々です。


成熟した果托を振るとカラカラと鳴り、傾げると種子がこぼれ落ちます。
果托はまるでハチの巣状、そこでハチスからハスになったとか。


ハスの大きな葉にアキアカネらしき赤トンボがとまっています。
暑さにもがいたこの夏、お盆が過ぎれば秋へと向かいます。
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