信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

東御市くるみ祭り

2011年11月26日 | 果樹類
1週間前の19日、20日に道の駅雷電くるみの里で
東御市のくるみ祭りが開催されました。





品評会で表彰されたみごとな「しなのくるみ」です。
華麗な外観と可食部の大きさや風味は世界一です。




お菓子の部で市長賞を受賞した「田舎ゼリー」です。
見るからにおいしそうで、食べさせてほしーーーい。




くるみの中からかわいい「七福神」が顔を覗かせています。




世界各国のくるみ割りの道具です。
くるみといって往生するのがくるみの殻割です。
こんな道具で割れば楽しそうですね。





展示場を一回りすると最後に、くるみの栽培相談コーナーと、
三角柱の容器に中に入ったくるみの数当てコーナーがあります。
1位はくるみ2kgもしくは、くるみのお菓子4,000円分だそうです。
ヒントはくるみの総重量6kgで500個以上ということですが、見当がつきますか。
正解は635個で、2名のぴったりさんがおられたそうです。
来年は皆様方もご参加ください。
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信州望月宿みそかつ丼

2011年11月19日 | 
信州望月宿の『駒月みそかつ丼』を食べに行ってきました。




『雁喰豆(がんくいまめ)』を原料とした、雁喰味噌だれのかつ丼です。
“駒の里”望月にちなみ『駒月みそかつ丼』と名付けられたそうです。
望月地区の10店舗で食べることが出来、
味や盛り付けは各店オリジナルのため、食べ歩きする楽しみもあります。





今回はドライブイン駒の里にいってきました。
自家製のお米や野菜を使った料理が売りの店です。




信州産豚の背ロースを良質なラードで揚げたボリュームたっぷりのトンカツに、
雁喰味噌で作った風味豊かに香ばしいソースがたっぷりとかかっています。
かつは非常にやわらかく旨みいっぱいで、丁寧な筋切り等の仕事ぶりが伺えます。
大満足・・・これで750円、10軒の中ではもっとも安い値段です。




これが雁喰豆です(資料から転写した画像です)。
雁喰豆は黒豆の一種で、形状は平らで豆の表面にシワがあるのが特徴です。
名前の由来は、シワが雁の爪あととも、ついばんだ跡とも見えるからと言われています。
江戸時代の文献によると、中山道望月宿の主産品であるとの記録が残っているそうです。

雁喰豆をインターネットで検索すると、
啄木の故郷・岩手県玉山村の在来種で、品種名を「南部黒平」というそうです。
また、雁は吉兆を呼ぶ鳥とされ、関東・東北地方では縁起物として、
正月料理やおめでたい席、お酒を伴う宴会で食膳をにぎわしてきたそうです。


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柿の葉のもてなし

2011年11月12日 | 
南信濃の農業体験民宿「ふれあい農園おおた」に行ってきました。
子供達などに農村での生活や農作業体験を提供している民宿です。
ここのお母さん 太田いく子さんは魅力的な方でした。
農水省と国交省が実施する、おかあさん百選にも選ばれています。




民宿におじゃますると、お茶が用意されていました。
暖か色に色づいた柿の葉のお皿には手作りの大福餅、
そこに太田農園で大切に育てられた白菜のお漬け物を添えてみました。

お茶をごちそうになりながら、いく子さん話にどんどん引き込まれていきました。
そのうちのいくつかを紹介します。

○農業体験にくる子供達には体当たりで接する。
 うわべだけではお互い感動は得られない。
 それにより、子供達は心身がいやされ回復して帰る
 そこで私らの活動を「グリーンセラピー」と言っている。
○この仕事を続けるには3つの好きが大切だ。
「百姓が好き。地元のことがが好き。人と話すことが好き」
○民宿の収益はそんなには上がらないが、出会いのたびに多くの感動をもらえる。
 私は、「収入-経費=感動」だと思っている。
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自然のバランスは?

2011年11月05日 | 動物
春に紹介した美ヶ原の牧場は冬支度の時期を迎えました。




美ヶ原は今年も、訪れた方にいやしと明日への活力を満たしてくれました。
350haの牧場は草の緑も薄れ、
遠くに見える穂高連峰や槍ヶ岳は白くなり、もうすぐ冬がやってきます。




牛たちは里に下ろし、
牧場の草を鹿の食害から守るための電気牧柵も地表に下げて冬支度です。




電気牧柵は2ヶ月ほどは効果があり、牧場内に鹿は入ってこないそうです。
しかし、それ以降はなれてしまい牧柵を跳び越して侵入するそうです。
牧場内には牛の糞以上に鹿の糞が目立ちます。
美味しい牧草を腹一杯食べることができる牧場は鹿にとって楽園です。
お腹を満たした鹿は繁殖力も旺盛になりどんどん数を増してゆきます。




雪に覆われる美ヶ原では冬の食料の一つは樹木の皮です。
モミの樹皮がすっかり剥がされています。




そして、そのモミは二度と葉をつけることができなくなるのです。
生物界の頂点に立つヒトは自然のバランスを保つ責任があるのですが。

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