3月22日、羽田から鹿児島へ、そこで乗り継ぎ、ワクワクしながら種子島に着きました。
種子島といえば、江戸の頃からの鉄砲にさつまいも、そして近年のロケットです。
23日、打ち上げの一足先に、報道陣席から宇宙センターの主要施設を眺めてみました。
画像は種子島宇宙センター、白い建物で組み立て、白と赤の塔の横で発射されます。
ここから、26日午前10時21分にH2Aロケット28号機が打ち上げられました。
種子島は今、一大産業であるサトウキビ収穫の最後の追い込みです。
島のキビ全てが集められる製糖工場には、山のように原料が積み上げられております。
手前の長い茎が手刈りで、奥の『安全第一』前の短い茎が機械刈りのキビです。
収穫の終わりを待たずに植え付け作業も始まっています。
サトウキビは各節に1個の芽がありますので、茎を苗にして土に植え付けます。
茎やいもや球根などを種苗とする作物は、その中に侵入している病害虫が心配です。
そこで、優良種苗を生産する専門機関では、室内で無病健全な種苗を育てています。
種子島は海も豊、浜には小石や珊瑚に混ざってたくさんの貝殻も打ち上げられています。
貝殻集めに興じ、数10分で20種類以上が集まり大満足、画像に残して後にしました。
島の3月は別れの季節、鹿児島港行きの超高速船(トッピー)に乗った学友との別れです。
私どもは、17:40分発のトッピーで種子島を後にして屋久島に向かいます。