信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

種子島・屋久島旅1

2015年03月28日 | 旅行

3月22日、羽田から鹿児島へ、そこで乗り継ぎ、ワクワクしながら種子島に着きました。


種子島といえば、江戸の頃からの鉄砲にさつまいも、そして近年のロケットです。


23日、打ち上げの一足先に、報道陣席から宇宙センターの主要施設を眺めてみました。


画像は種子島宇宙センター、白い建物で組み立て、白と赤の塔の横で発射されます。
ここから、26日午前10時21分にH2Aロケット28号機が打ち上げられました。


種子島は今、一大産業であるサトウキビ収穫の最後の追い込みです。


島のキビ全てが集められる製糖工場には、山のように原料が積み上げられております。
手前の長い茎が手刈りで、奥の『安全第一』前の短い茎が機械刈りのキビです。


収穫の終わりを待たずに植え付け作業も始まっています。
サトウキビは各節に1個の芽がありますので、茎を苗にして土に植え付けます。


茎やいもや球根などを種苗とする作物は、その中に侵入している病害虫が心配です。
そこで、優良種苗を生産する専門機関では、室内で無病健全な種苗を育てています。


種子島は海も豊、浜には小石や珊瑚に混ざってたくさんの貝殻も打ち上げられています。
貝殻集めに興じ、数10分で20種類以上が集まり大満足、画像に残して後にしました。


島の3月は別れの季節、鹿児島港行きの超高速船(トッピー)に乗った学友との別れです。
私どもは、17:40分発のトッピーで種子島を後にして屋久島に向かいます。

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メジロの食事処騒動記  

2015年03月21日 | 動物

昨年10月26日にできあがったメジロの食事処、大変に気に入ってもらったようです。
いくつかのなかよしペアーが交代で訪れ、リンゴやミカンをむさぼっています。


ところが、格子の間隔を27mm~29mmとしたため不安的中、スズメも入ってきます。
スズメの食事が終わるまでの間、メジロは辛抱強く近くの枝に止まって待っています。


シジュウカラも気に入ってくれたようで、ヒマワリ目指してひっきりなしにやってきます。
実をくわえて柿の木にとまり、両足で実の両端をおさえ、上手に種をついばみます。


ヒマワリの実はイカルも大好物ですが、身体が大きく実がとれずにあきらめたようです。
イカルが侵入できないシジュウカラの安心食事処、イカル対策は大成功でした。


なにせイカルは大挙して訪れ、すさまじい勢いでヒマワリの実を食べ尽くします。
食べるのも早く、実を口に入れると、瞬く間に割って殻をプイッとはき出します。


エサ場の主になっているヒヨドリが食事処に止まったスズメに睨みをきかせています。
自分もリンゴに食いつきましたが思うようにいかないようで、食事処は守れそうです。


時折、ヒヨドリが恐ろしいほどの群れで現れ、食事処のリンゴにも襲いかかります。
くちばしが届く範囲は食べられてしまいますが、食べ尽くされることはありません。


朝から晩まで柿の木に止まっている一匹のヒヨドリを私どもは『親分』と呼んでいます。
温厚な親分も大挙して訪れるヒヨドリには手を焼き、怒鳴ったり追い払ったり大変です。


親分の一喝はほとんど効果はないのですが、そんなときは隣の黒猫『プー』の出番です。
狩り本気モードで飛びかかると、鳥は散りますが、狩りの成功は見たことがありません。


親分がエサ場を離れると、すかさずメジロが親分愛用のリンゴに食いつきます。
やはり格子の中でなく、のびのびと食事をするにこしたことはないのでしょう。
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冬から春へ

2015年03月14日 | 山野草

畑に根菜類を埋めて稲ワラを被せて貯蔵し、時折掘り出しています。


今期最後の掘り出し、ダイコンやニンジンが痛みもなくみずみずしい状態で出てきました。


物置に貯蔵したハクサイは凍みが熔け、外側の葉をむくと、なんとおいしそうなことか。


畑のホウレンソウは、冬も切れ目なく収穫していますが、最近は大きくなってきました。


寒さ対策に糖分をため込んだ株、この時期ならではの味わいはあと1月ほど楽しめます。


実生山野草も防寒対策の稲ワラをいよいよ取り外しました。


そして種まきの時期、冷蔵庫に保存しておいた種を取り出し、まく種類を選びました。


植物の種類や保存年数、発芽処理別の発芽率を知るために、まく粒数を数えます。


今回まく種ですが、様々な形にはそれぞれの理由があります(1mm方眼紙上)。


3月14日、山草用土に種をまき、バットに水を入れて底面から水を吸わせます。
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早春の町内花めぐり

2015年03月07日 | 植物

ぽかぽか陽気に誘われての町内花めぐり、思いのほか多くの花に出会えました。
モノクロの公園景観を鮮やかなイエローカラーで彩るのは、早春の花マンサクです。


マンサクの花は4個の黄色い花弁が特徴で、長さ1.5cmほどの細長いひも状になります。
雄ずいは4個、雌ずいは2本の花柱を持ち、赤褐色のがくが花弁の黄色を引き立てます。
花粉は4個の葯が一斉に出すのではなく、一個ずつが順番に開いていきます。
昆虫の少ないこの時期、開花や花粉を出す期間などで受粉の工夫をしているのでしょう。


運動公園にはクリスマスローズが咲き、トラックで運動している人々を和ませています。
仲間の相称はヘレボルス、キンポウゲ科ですので花弁に見えるのはガク片です。


近所の何カ所かの道に面した庭に、スミレがたくさんの花を咲かせています。
花は紫色、花柱の先端はカギ状、側弁に毛、ずんぐりした距などが特徴のスミレです。
冬にも咲き、香りがあることから、ニオイスミレの仲間であろうと見当をつけました。


庭に植えられた満開のロウバイの黄色と青空とのコントラストが鮮やかです。
外来種でロウバイ科の落葉低木、花から強い香りを放ち、受粉昆虫を呼んでいます。
開花したときの花は、雄しべが開いており、真ん中の柱頭が露出しています(雌性期)。
後に、雄しべが立ち上がって柱頭を覆い隠し、葯の外側から花粉が出てきます(雄性期)。
左下画像の内花被片に水滴が付いているように見えますが、これは密かと思われます。


道端を埋めているには、ヨーロッパ原産でキク科カレンデュラ属のホンキンセンカです。
いくつもの名で呼ばれます。(キンセンカ、ヒメキンセンカ、冬咲きキンセンカ、冬知らず)
右画像はオウバイ、半つる性で枝が長く垂れ下がり、民家の石垣などでよく見かけます。
オウバイはモクセイ科、ジャスミンの仲間ですが、この花に香りはほとんどありません。


日溜まりでは野草も花を開き、農道散歩の楽しみが増えてきました。
オオイヌノフグリが陽を浴び、石垣を緑の葉と青くちりばめた花で飾っています。


オオイヌノフグリの葉や花には、アブラムシなどの様々な昆虫が集まります。
その昆虫を求めてナナホシテントウムシが忙しく活動し、ご馳走にありついています。


同じ場所に生えることが多いヒメオドリコソウとホトケノザが可愛い花を咲かせています。
ホトケノザは、上部の葉が紫に色づかず、葉の先端が丸く、葉柄が無く、花は上向きです。


空き地には、ハコベ、フクジュソウ、イヌナズナやナズナ(白花)が咲き始めました。
タンポポは総苞外片が反り返っているので、セイヨウタンポポかアカミタンポポでしょう。
両者は種子の色が違い、セイヨウタンポポは褐色でアカミタンポポは赤褐色とのことです。
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