信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

ニャンコにマタタビ

2018年10月27日 | 山野草

山のマタタビの実が熟れてあまーくなりました。
マタタビはマタタビ科マタタビ属で、サルナシやキューイフルーツは同属です。


我が家の脇を散歩道にしているニャンコヘのお土産に一枝を持ち帰りました。
マタタビには、猫の性フェロモンに近い成分が含まれているのだそうです。
食べたり嗅いだりした猫は、この成分が作用し、ハイの状態になるのだそうです。
性フェロモン系の成分なので、子猫や去勢猫はマタタビに興味なしとのことです。
成分が効いた猫の反応は、スリスリごろ寝タイプ、大暴れタイプなど様々だとか。


本ブログではお馴染みの “隣のプー” が通りかかりました。
はたしてプーはどのタイプか、興味津々でカメラをかまえました。
マタタビの横に座ったのですが、全く興味を示しません。


数分後、画像の状況となり、期待にこたえてくれたプーに感謝です。


壁にスリスリ、左手の先がつっぱってひっくり返り、かなりの効き具合です。


そして、ごろニャン、恍惚のプーちゃんです。
避妊手術済みの熟年ニャンコのためか、お上品スリスリごろ寝タイプです。
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ケンポナシの熟れる頃

2018年10月20日 | 樹木

ケンポナシの大木、クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木です。


幹は、網目状の縦の割れ目が目立ちます。


花は、6月から7月にかけて咲きます。


小さな白色の花をたくさんつけ、葉は基部からのびる3本の脈が目立ちます。


花弁と雄しべは5個で、雌しべは1個、花弁は開花後にそり返ります。


秋になるとたくさんの実をつけます。


丸いのが果実、奇妙なグネグネが花序の軸、花が咲き終わるとふくらみます。


木の下にはたくさん落ちています。


拾い上げて、手のひらに乗せてみました。


熟れた “ごちそう” は花序の軸、口に含むと蜜汁が口中に広がります。
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キノコがニョキニョキ

2018年10月14日 | 山野草

おとぎの国のまんがに出てくるようなキノコの集団です。
ササクレヒトヨタケかも? だとすると美味なのですが、手が出ません。


こちらはお馴染みの、おいしいおいしいウラベニホテイシメジです。
似たキノコに、毒キノコのクサウラベニタケやイッポンシメジがあります。
本種をイッポンシメジと言う地方もあり、混同されることのあるキノコです。


ヒダの色などから、クサウラベニタケの誤食による食中毒がままあります。
クサウラベニタケとの見分けは、傘の表面の指で押したような跡です。
そして、菌根菌特有の太いしっかりした軸が土の中から出てくることです。
クサウラベニタケは、腐生菌ですので地表の腐植物から出てきます。


さてさて、今年はマツタケの大豊作だそうです。
青木村にある「道の駅あおき」はマツタケを求めて開店前から行列です。


昨年は不作で、3回も訪れましたが入手することが出来ませんでした。
今年は豊富、好みのマツタケを見定め、財布と相談して手に取ります。


この大きさのマツタケが2本で6千円と少し、例年に比べかなりの安さです。
マツタケご飯に焼きマツタケ、家じゅうがマツタケの香りでいっぱいです。


こちらは、マツタケに勝るとも劣らないオオツガタケです。
そのオオツガタケのこの大株、びっくり嬉しさで、しばらく腰かけて眺めました。
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秋の山里ふれあい体験

2018年10月06日 | 自然

秋晴れの10月初旬、都会から来た子供たちと山里の自然を楽しみました。
自然公園内での草木は見るだけの案内ですが、この日は五感でふれ合えます。


熊よけの鈴を身につけてもらいますが、それほど大きな音では鳴りません。
それでも、子供たちに人と獣たちとのかかわり方を知ってもらうには十分です。


出発直後に赤トンボが歓迎の飛来、帽子の子、ロボット歩きでトンボに気遣い。
その様を見た子供達は盛り上がり、最高の自然体験会の始まりセレモニーです。


山里の木々も収穫の秋を迎え、道路脇はたくさんの山の幸でいっぱいです。
初めてのヤマグリ拾い、イガに四苦八苦しながら、歓声が響きます。


山の幸を手にする喜びや、イガの痛さを知り、イガむきも上手になりました。
そして、クリの皮や渋皮のむき方、ヤマグリの渋さや甘さを知り笑顔です。


道脇には“雑草”とも呼ばれる、いろいろな植物が生えています。
普段は見過ごすそれらの草を手にしての、草花あそびは楽しいものです。


草の葉を両親指の間に挟んで鳴らす草笛では、植物によって音色が変わります。
草花遊びをしながら、かぶれる植物や刺毛のある植物などの話を織り混ぜます。


帰り道、道脇にたくさんのオニグルミの実が落ちています。
山里の自然にたっぷりふれ合うことができ、楽しんでもらえたでしょうか。


そして、どの子も皆、優しい気持ちになったでしょうか。
ゴール直前にリーダーが、道中で練習した草笛の成果を聞かせてくれました。
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