信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

桃の香り漂う園

2011年08月27日 | 果樹類
果物王国信州に桃の季節がやってきました。
ここ東御市では桃品種「なつっこ」の収穫が終わり近づき、
「川中島白桃」が日の恵みをいっぱいに受けて色づいています。




この豊満な果形の桃が「なつっこ」です。
長野県で育成された品種で糖度は14~17度と高く肉質は密です。
暑い盛りの8月中旬が熟期で、見ただけでのどが潤います。




長野県の主力品種の「川中島白桃」です。
これから9月上旬にかけてお店屋さんに並びます。
硬めの食感でシャキッとした歯ごたえのなかに、
糖度12度以上の甘みが口の中一杯に広がります。



桃の実いっぱいに陽の光があたるように、園には光反射シートが敷かれていました。
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糞に教わる害虫発生

2011年08月21日 | 動物
8月に入りバラが花を開き始めました。
久しぶりにバラも注目され嬉しそうです。




すると、緑の葉に濃緑色の虫の糞を発見しました。
もしや害虫ではと、注意して見回すと




いました。足がはっきりしているいもむしです。
バラの害虫としてはお馴染みのチュウレンジハバチという蜂の幼虫です。
尾部を上に向けて葉を食べてる様は一見ユーモラスですが、
集団で生息し、またたく間に葉脈だけ残して葉を食べ尽くします。
糞が付着している葉を見かけたら、その上方を入念に観察し、
見つけたら、手でつぶして退治します。
先日のキアゲハの幼虫とは待遇がかなり違い申し訳ありません。

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ビールの友

2011年08月20日 | 家庭菜園
さてさて、夏はビールに枝豆が定番ですが、
ビールに塩ゆで落花生はどうにも止まらなくなります。
我が家の落花生も稔り始めました。





左右対称で蝶が羽ばたくような花がマメ科の特徴で、この花が落花生の花です。
非常に鮮やかな黄色です。




花が咲き終わると地下に向かって子房柄(しぼうへい)というつるのような器官が伸びます。
つるは土に潜ります。
そのつるをひっぱって抜いてみると、つるの先には実がついています。
まさに落花生です。
落花生は、江戸時代に中国から伝わったとか。
貝原益軒の『大和本草』には落花生の名前で記述されているそうです。
それはさておき、早速塩ゆでに、この程度の若い実がたまりません。
今夜が待ちきれず、1つ、2つとつまみ食いは止まりません。
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盆で帰った母のお手柄

2011年08月16日 | 動物
今年もお盆の時期がやってきました。

小さな白木の盆棚に庭に咲いている花を飾りました。
そして母が好きだったトマトとキュウリは家庭菜園の取れたてです。
そこに、インゲン、じゃがいも、なすの天ぷらを供え、
迎え盆の準備がととのいました。
でも、盆で帰ってくる母のもてなしで、ひとつ気がかりがあります。
1ヶ月ほど前から「ねずみ」の気配があるのです。
ただ、どこに潜んでいるのか全く見当がつきませんでした。
 
翌朝、なんとお供えの天ぷらが食べられていたのです。
早速、盆棚の下にねずみ取りの粘着シートを敷きました。
すると、送り盆の今日16日の朝にネズミ君がご用となっていました。

先祖のおもてなしが、難敵だったネズミを撃退したのです。
ひょっとすると、盆で帰った母のお手柄だったかもしれません。





今日でお盆も終わりです。
にぎやかなお盆でした。
田のあぜにはコバギボウシが花盛り、稲も順調に出穂し秋間近です。




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自由になったアイガモ

2011年08月14日 | 動物
アイガモ(合鴨)という鳥は、マガモなどの野生のカモとアヒルとの交雑交配種だそうです。
そのアイガモが東御市の芸術村公園内で数十匹ほどくつろいでいました。




近所におられた方に、なぜこんなにたくさんいるのか聞いてみました。
その方いわく「合鴨農法が思うようにいかず捨てられたんだ」とのことです。
合鴨農法とは、アイガモを水田に放して雑草を食べてもらい、
除草剤の使用を減らし、同時に鴨肉を育てようというものです。
その他にもたとえば、
ウンカ類などの害虫を食べてくれる。
水田中で排泄する糞や尿が、優れた有機肥料になる。
水田を掻き回すので、酸素供給がよくなったり雑草の繁茂を抑えくれる。
稲の株元をよくつつくので、株張りがよく丈夫な稲が育つ。
こんなにいいことがたくさんあるのに、最近は合鴨農法を聞かなくなりました。
アイガモ君は自由を得たのでしょうか。
のんびりと昼寝をしているように見えますが。




カメラを向けて近づくと、数匹のアイガモがこちらに向かってきました。
私の靴をくちばしでつつくのです。
攻撃を仕掛けてきたのか、遊びに来たのかわかりません。




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