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ユリ科ウバユリ属

2024年02月17日 | 山野草

ユリ科ウバユリ属のウバユリ(姥百合)です。
花の盛期に葉が枯れてくることが多く、歯(葉)のない姥(うば)に例えたとか。


菅平湿原の遊歩道沿いのウバユリ、背比べをしながら歩きます。


葉は長い柄があり大きく、葉脈は網状、幼葉は脈に赤味を帯びます。


若い蕾は披針形の苞に守られています、


花の数はふつう数個です。


テッポウユリのような横向きの花を咲かせます。


花の長さは12-17cmと大きく、小さいアリがますます小さく見えます。


花が終わると長さ4-5cmの大きな楕円形の蒴果をつけます。


蒴果は熟すと3裂し、翼のついた多数の種子を散布します。


花が10-20個つくものはオオウバユリと呼ばれています。
右の株は正面から確認できるだけで24個の蒴果をつけています。
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