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カイザイクの花飾り

2017年08月12日 | 趣味の園芸

今年の家庭菜園には「カイザイク」を植えてみました。
オーストラリア原産のキク科カイザイク属、主に庭などで楽しむ花です。


花びらのようにみえる金属製の光沢をもった部分は、蕾を守る役目の苞葉です。
これが二枚貝の内側のように見えることから「カイザイク」の名がついたそうです。
花は内側の黄色い部分、先に雄しべが花粉を出し、後に雌しべが伸びてきます。


種子が熟した花がらを落としておくと、次の年にはたくさん芽を出します。
増やしやすく栽培しやすく、暑さにも寒さにも比較的強く、ありがたい花です。
石が多い畑はカイザイク専用、毎年ここで発芽してきた実生を育てています。


カイザイクを乾燥させると、色の変色の少ない大変に良質なドライフラワーができます。


ドライフラワーにするには開いた花より、右側程度の花の方が良いようです。
開いた花は蝶のお気に入り、この日はシータテハが花から離れません。


ドライフラワーの行き先は、夏休みで大盛況の木工クラフトコーナーです。


カイザイクは大変な人気アイテム、小さい容器に入れて少しずつ提供しています。


隣のクッキングコーナーで、竹串パンのおき火焼きが始まりました。


こちらは農園探検でじゃがいも掘り、女の子がたくましく掘りまくっています。


クラフトコーナーに戻ると、カイザイクの花で飾られた多くの力作が出来上がっていました。
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