信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

実生シラネアオイ開花

2017年04月29日 | 実生

平成26年9月に白花のシラネアオイを栽培されている方から種子をいただき播きました。
翌年、24粒の種子が入っていた一莢からは15粒が発芽しました(発芽率:63%)。


28年の4月に植え替えのため株を抜いてみると、りっぱな根に育っていました。


29年4月、種を播いてから足かけ4年で感激の開花、紫花と白花が咲きました。
 

当ブログ2015-05-25の「実生山野草15-1」に掲載した画像です。
紫花になるか白花になるか、幼植物の軸の色で見分けられるのかを調べるつもりでした。
「紫軸」、「青軸」と印を付けておいたのですが、残念ながら手違いで混ぜてしまいました。


開花した株の茎の色を見ると、紫花の茎の基にはわずかながら紫色が入っています。
幼植物の軸色との関連が明快になれば良かったのですが。


35株中、開花した株は23株で、紫花が10株、白花が13株でした。
未開花12株のうち、茎の基に紫色が入った株は7株でした。
白花株の種子を播いて、白花の株が得られる確立は約5割というところでした。
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山の春、里の春

2017年04月22日 | 風景

4月20日午前10時、冬の眠りから覚めた志賀草津高原道路のゲートが開きました。
志賀高原の春を迎え、恒例の「雪の回廊ウォーキング」長野県側の出発です。


除雪された道路の脇にはフキノトウが頭を出し‘春めき’を演出しています。
今年の最高積雪地点の高さは、昨年より3メートルほど高く、7メートル越えだそうです。


群馬県草津町の「草津温泉観光大使」、長野県山ノ内町の「ミス志賀高原」のお二人。
そして志賀高原の妖精と言われている「おこみん」の3者が、県境の渋峠で合流です。
オコジョの「オコ」とオコジョの英名アーミンの「ミン」を合わて「おこみん」だそうです。
路面には白い字で、‘ながの’、‘ぐんま’と書かれ、3者の立ち位置は白線の県境です。


こちらはかわって里の春です。
桜や白木蓮の咲く公園で若い二人が記念撮影、愛の門出の一コマになるのでしょう。


淡いピンクの桜の花に純白のウエディングドレス、春爛漫の東御市中央公園です。
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続カラスの巣づくり

2017年04月15日 | 動物

先週つくりかけた巣は、強風のため巣の材料が落ちてしまい、あきらめたようです。
材料には長さ1mほどの枯れ枝や、蕾のふくらみかけたソメイヨシノの枝があります。


2,3の電柱を下見して次に決めたのが「B電柱」、我が家横の「A電柱」の隣です。
B電柱には、A電柱につくる前に巣をつくりあげ、撤去されて風車が付けられています。
今回は、風車の反対側に通算3回目の愛の巣をかまえる模様です。


前日の11日は一日中大雨でしたが、雨にもめげず巣づくりに精を出していました。
12日は天気も良く、夫婦揃ってやや余裕気味で眺望を楽しんでいる雰囲気です。


余裕もつかの間、午後から電柱管理の方が来て巣の撤去と黄色い風車を増やしました。


しかし、それにめげるカラスではありません。
翌13日の朝には小枝をクチバシ一杯に挟み込んで通算4回目の巣づくり開始です。


夫婦のチームワークも抜群、どんどん作り上げていきます。


素晴らしいく晴れ上がった15日の朝、仕上がり間近です。
ことばが分かり合うなら、ここはすぐに撤去されるのでよしたらと教えてあげたいのですが。
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ちょと迷惑カラスの巣

2017年04月08日 | 動物

鳥たちの巣づくりの季節、我が家の横の電柱にカラスが大きな巣をつくりました。
3日、電柱を管理する中部電力の方が「カラスの巣残置中」のラベルを貼っていきました。


4日には電柱の巣が撤去され、黄色い風車のようなものが取り付けられましたました。
5日の昼頃、高台の屋根の上にカラスの夫婦が肩を寄せ合い電柱の方を見ています。
慰め合っているのでしょうか、それとも、なにやらくわだてているのでしょうか。


6日の夕方、苦労して作り上げた巣が撤去された電柱にとまり、熱心に観察中です。


8日の昼、なんと風車もなんのその、撤去後4日目で再び巣を組み始めている模様です。
一生懸命なカラスには気の毒なのですが、山の木で巣づくりをしてもらいたいものです。


こちらは上田城跡公園のお堀端、すばらしいカメラのお目当てはカワセミの営巣です。
カラスの巣作りとは大違い、多くのファンを引きつけています。
上田城千本桜まつりも始まり、ソメイヨシノも来週には花を開きそうです。
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29.4.1は雪の朝

2017年04月01日 | 山野草

今日は久々の湯ノ丸山行き、しらみ始めた外を覗くと当地は雪の朝です。


4月の新雪歩きもまた一興、勇んで出発しました。
登山口のスキー場ではポールの設置中、じゃまにならによう脇を登ります。


4月だというのに握る雪が崩れてしまうパウダースノー、すばらしい雪質のスキー場です。


おしりに優しいパウダースノー、家族でスノーボードを楽しんでいます。


こちらは、気の合う友達同士でおしゃべりしながらスキーを楽しんでいます。
雪に埋もれた標柱を見ると、まだまだたくさんの雪が積もっていそうです。


スキー場を登りきるとつつじ平、今年は雪が多く、レンゲツツジは雪に埋もれています。
雪は高山の植物を包み込み、冬の寒さや北風から守ってくれるのです。


鐘分岐には2種類のサクラがあり、手前がタカネザクラ、奥がミヤマザクラです。
花や葉の違いは明瞭ですが、近づいて見ると冬芽も全く違うことが分かります。


山スキーの一行が一休み、スキー板の裏にシールを付けて履いたまま登っています。


ハクサンシャクナゲが雪の中で葉を丸め春の訪れを待っています。


湯ノ丸山頂も真っ白の世界でしたが、4月の雪山を満喫してきました。
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