信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

ねぎ坊主参上

2011年05月29日 | 家庭菜園
梅雨入りが発表されました。
当地では平年より12日も早いそうです。
梅雨は農業にとっては大きな影響を及ぼします。
よい方に影響してもらいたいものです。
さて、さて、家庭菜園のタマネギが大きくなってきました。



タマネギは今頃の時期になると、株によってはねぎ坊主を付けます。
ねぎ坊主の正体は花のつぼみです。
なぜ付けるのか、その原因は分かっています。
タマネギは前年の9月に種をまき、10月に苗を定植します。
この苗の太さがポイントです。
太すぎる苗が低温にあうと、花芽ができてとう立ちするのです。
具体的には、太すぎる「茎もと径6mm以上」、低温「10℃以下」で
危険性が大きくなるそうです。
対策としては、苗の太さをえんぴつの太さ程度か、それ以下にすることで、
品種、播種時期、肥料を調整し、あとは運(天候)まかせです。
なお、細すぎると冬の寒さに耐えられません。


とう立ちした株のタマネギは芯がかたくなります。
今のうちに見つけ、若く柔らかいうちに新タマネギをおいしくいただきましょう。


26日になんともほほえましい光景に出会い、うれしくなりました。



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翁になりました

2011年05月21日 | 山野草
春呼ぶ花、オキナグサが翁ななってきました。
オキナグサの名前の由来は、花が終わった後の種子についた銀色の長い綿毛によります。
この綿毛が、老人の白髪に似ているので付けられたということです。
子供から翁までを画像でおってみます。




以前紹介しましたが、私が子供の頃はチンコロバナと呼んでいました。
蕾の様がチンコロぽっくて愛嬌があります。
オキナグサの方言は全国で300ほどあるそうです。
その中で長野県と兵庫県にはチンコロバナと呼ぶ地方があるそうです。
ちなみに、私の故郷は群馬県の嬬恋村で長野県の文化が色濃い地域です。

 
開花すると、先端が紫色のめしべとその周囲におしべが見えます。
1週間ほどで花弁が落ち始めます。


陽に当たってきらきら輝くひげも、また、趣意深いものです。

 
それからしばらくすると、綿毛にかわり翁となります。
この綿毛を抜くと、中には種子が実っています。
環境庁の『植物版レッドリスト』では【絶滅危惧Ⅱ類】にランクされてます。
野生のオキナグサは少なくなっていますが、この種をまけばいくらでも増えます。
1つの花で約200個以上の種を付け、発芽も栽培も容易なので試してみてください。
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津金寺の山野草

2011年05月15日 | 山野草
カタクリと野草の寺として紹介されている津金寺は、いつ行ってもたくさんの花にめぐり会えます。


アズマイチゲは葉が黄化し眠りにつく寸前です。
道ばたの日向の株は充実した実をつけていました。

 
ルイヨウボタンが見頃です。
メギ科のルイヨウボタンは漢名の「類葉牡丹」のとおり葉の形がボタンに似ています。
花の形がなんとも可愛いですね。


マムシグサの夫婦です。
左に雌株、右に雄株、偶然か仲良く並んでいました。

 
雄株と雌株の見分け方は、総ほうの下に穴があいているかどうかを見ます。
これには受粉のためのマムシグサノの巧妙な作戦があります。
右画像のとおり、雄株には昆虫がとおり抜けられる穴があいています。
雄株に入った昆虫は花粉をいっぱいつけて穴から外に出ていきます。
左画像が雌花ですが、入った昆虫は穴が小さくなかなか外へ抜けられません。
もがいている間に、昆虫についた花粉がめしべにしっかり付き受粉されます。


黄色のヤマブキソウ、紫色のラショウモンカズラ、緑色のマムシグサ、
赤紫色のムラサキケマン、白花のユキザサやニリンソウなど、見入ってしまいます。
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浅間山開きです

2011年05月08日 | 山野草
今日は浅間山の山開きです。
天狗温泉浅間山荘前でセレモニーを行った後に出発です。
天気もよく、御神酒をいただき体調抜群です。



大浅間火煙太鼓の鼓動がドドドーンと胸にまで響きます。


白装束に身を包んだ行者さんによって厳かに聖火祭が執り行われました。
その後、主催者や来賓の皆様の挨拶のあと、いよいよ出発です。

 
30分ほど登るとこんな看板がありました。
「御協力お願いします。細いの1本でも・・・感謝[火山館]」
火山館の燃料用だそうで、前の方は3本持ちかなりの怪力。


この辺までくると、風が強くなりかなり難行。


ようやくたどり着きました。ちょうど3時間でした。
山頂には「浅間山」とありました。小さく前掛山とあります。奥の山がお釜のある山です。
旧浅間山が危険であるとのことから登山禁止として、前掛山を浅間山としたそうです。

 
出会った山野草:マイズルソウの赤い実が雪の中から出てきました。
常緑のコケモモとイワカガミです。
日向のイワカガミの葉は赤紫色ですが常緑多年草です。
右はフユノハナワラビです。
私の属している嬬恋IP会で冬を越しても緑なので話題になったことがあります。
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またまた野猿公苑のお猿さん

2011年05月07日 | 動物
地獄谷野猿公苑のお猿さんは今日も元気でした。
でも、温泉を楽しむお猿さんはいませんでした。
暖かくなったせいなのでしょうか。



こりゃーうまい!


ヨイッサと


なるほど


渋峠付近は雪回廊の名残が残っていました。

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