信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

庭の花に集まる昆虫3

2024年09月21日 | 自然

毎日、朝から夕方までちょこちょこと飛び回るシジミチョウです。
翅裏の黒点の位置や翅表が白みを帯びているのでヤマトシジミとしました。


ヤマトシジミと思い写したこの個体、画像は1枚のみで翅裏の写真がありません。
わずかに写った翅裏の模様から想像するにシルビアシジミが第1候補です。


翅表の写真は撮れませんでしたが、ベニシジミでしょう。
三尺バーベナの紅紫色の花群に鮮オレンジの翅が映えます。


セセリチョウの仲間もよくやってきます。
翅裏の4つの白点がほぼ1列に並んでいるのでイチモンジセセリにしました。


モンシロチョウでしょうが、こうやってみるときれいなチョウです。
このチョウ、葉もの野菜に卵を産みつけ孵化した幼虫が葉を食い荒らします。


こちらはモンキチョウと思って写真を撮ったのですが・・・・・
良く見ると? 調べてキタキチョウにたどりつきました。


先日見たミドリヒョウモンに似ますが様子が違いそうで写してみました。
どうもメスグロヒョウモンではないかと思われます。


チョウの他にもいろんな昆虫がやってきます。
翅を休める昆虫、食事をする昆虫、小さな庭はにぎやかです。


チョウの写真を撮っていて偶然に出会いました。
神秘的にゆれる真っ白な物体は、クサカゲロウの仲間の卵です。


庭の花に訪れた昆虫達の一部です。
カマちゃん情報 『ラブラブの2日後に姿を消しました・・産卵かも』
昨日はびっくり偉業に興奮! 6,6,3,2,10 *51-51*
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庭の花に集まる昆虫2

2024年09月14日 | 自然

三尺バーベナの花はチョウ達に大人気です。
これまでは蝶々かと眺めるのみ、撮って調べてみると種類が多くて驚きです。
画像はお馴染みのキアゲハ、家庭菜園のニンジンで育った個体かもしれません。


この日、この辺りにも棲むことにはじめて気が付いたアゲハです。
周辺にミカンはありませんが、サンショウやカラタチはあります。


図鑑に教わったキアゲハとアゲハの見分けは明瞭でした。
実際にこの目で違いを確かめることができて大満足です。


ジャコウアゲハの雌? 近隣に幼虫が食べるウマノスズクサはありませんが・・
本虫に似るとされる蛾の雌は触角が櫛歯状とのこと、本虫の触角は棒状でした。


このチョウも大変に迷いましたが、ジャコウアゲハの雄としました。
体部の赤い模様、翅の黒色は艶なし、尾状突起や後翅外縁の模様などからです。


翅裏に「C字模様」があり、キタテハかシータテハに見当をつけました。
ここは標高は600m以下で、わずかに見える翅表の模様からキタテハとしました。


翅表が橙色でヒョウ柄のあるチョウは全て「ヒョウモンチョウ」にしていました。
写真を見ると特徴が分かりやすく、このチョウはミドリヒョウモンかと思います。


白銀斑、茶褐色斑列、外縁の橙斑などからオオウラギンヒョウモンとしました。
よく似た種類は、ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンです。


翅の後ろ側の黒帯が目立ち、分かりやすいツマグロヒョウモンです。
幼虫の食草はスミレ類、我が家のスミレも丸裸にされました。


こちらはツマグロヒョウモンの雌で、雄とは別種のように見えます。
よく目立ち、有毒のチョウに擬態しているのではといわれているそうです。
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庭の花に集まる昆虫1

2024年09月07日 | 自然

9月の庭に咲いている花です。
どの花にも虫たちがやってきますが、中でも三尺バーベナは大人気です。
たくさんの種類の虫が訪れるので写真を撮って名前を調べてみました。
自信のない名づけですが、楽しくてこれからも挑戦してみます。


ホバリングしながら長い口吻を出して三尺バーベナの蜜を吸っています。
前に吸った花が抜けて口吻についたまま、次の花に移っています。
昆虫の名前を忘れていたのですが、調べてホウジャクを思い出しました。


撮影時は気が付かなかったのですが、画像を見ると別種のようだと思いました。
ホシホウジャクとヒメクロホウジャクとしてみましたが、はて?


モンシロチョウが三尺バーベナの花に口吻を差し込み、満足そうな顔です。
蜜の在りかは長い花筒の奥、チョウ類は口吻が長く楽々ごちそうになれます。


ジャコウアゲハと思われるチョウが口吻を抜く瞬間が画像に写っていました。
口吻に花粉らしき淡黄色の粉がびっしりとついています。


ホウジャクの飛ぶ先を追いかけていると、カマキリがいることに気づきました。
胸を見せてもらうと、前脚の付け根の部分が黄色、オオカマキリだろうと思います。


三尺バーベナには吸蜜に訪れる昆虫もいれば、花を食べる昆虫もいます。
棒先に花を食う虫を移し、カマキリにこの虫を捕ってもらうようプレゼントです。


カマキリのポーズ後、瞬く間に狩が行われました。
頼もしいカマちゃんに花を守ってもらうよう見回りをお願いしました。


昨日の朝、なんとカマちゃんがラブラブになり見回りどころではありません。
せっかくだから、図鑑などにある♀虫と♂虫の違いを見てみました。


触角の長さ、胴体先端部、身体の大きさの違いがよく分かりました。
カマちゃんの肩にそっと手を添えたカマ君、夕日を浴びたラブラブカップルです。
***翌朝、本日7日(土)の朝***カマ君の姿は見えなくなりました。
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姫木平に咲く巴草など

2024年08月31日 | 山野草

長門町の姫木平でトモエソウの花見です。
オトギリソウ科の多年草、草丈が1m前後でよく分枝します。


5個の花弁を上から見ると巴形、この形から“巴草”です。
花は黄色で径が5cmほどと大きく、存在感のある草花です。


花の中心には雌蕊があり、花柱の先が5裂して反り返ります。
その周囲に多数の雄蕊があり、数十個ずつ5つに分かれて基部で合着します。


若いキリギリスらしき昆虫が花粉をごちそうになっているようです。
葯ごと食べるようで昆虫側の葯がなくなって花糸のみが残っています。


蕾や果実の肌はつるつるで、蝋細工のようです。
萼や花弁に黒点や黒線はありませんが、萼の脈間に明線があります。


葉は披針形で基部は茎を抱きます。
葉を透かして見ると、明点がたくさん見えます。


シソ科のヒメシロネとツルニガクサが林道脇に並んでお目見えです。
ヒメシロネは葉幅15mm以下、茎太3mm以下、シロネはそれぞれが以上です。


ヒメシロネの針状に尖る萼裂片です。
白い腺毛に覆われるツルニガクサ、粘るので昆虫(黄線→)が捕まっています。


ゴマノハグサ科のタチコゴメグサ、草丈は20cmほどでひょろっとしています。
花は白色で径が数mmの小さな花で、“小米”に例えたそうです。


姫木平スキー場内に咲くキンポウゲ科のツクバトリカブトです。
ツクバトリカブトは、葉が基部まで深く3裂し、花柄には屈毛が生えます。
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白駒池周辺をひと回り

2024年08月24日 | 自然

高見石から見た昨日(8月23日)の白駒池です。


振り返ると、高見石登り口の高見石小屋です。


小屋の広場から見上げると高見石のてっぺんが右上に見えます。


高見石小屋の名物、あげパンです。


今年は雨が多いのか、セイタカスギゴケなど苔の森の緑が輝いています。


キノコの仲間も元気いっぱいです。


花が咲いたようなセリバオウレンの果実です。


このトンボはムツアカネ? 濃い黒が♂で茶色が♀でしょうか。


苔の森の登山道、たくさんの種類のコケに出会えます。


中央の木道は広く、小さなコケをじっくりと撮影できます。
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