信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

冬緑性のハナワラビ属

2022年12月03日 | 山野草

近所の公園の林床で、秋から翌春にかけて毎年見られるハナワラビ属です。
翌春まで胞子葉をピンと伸ばしていることからオオハナワラビと思われます。


葉はやや草質の明るい緑色で、羽片の先端は鋭く尖ります。


小羽片の縁の鋸歯も尖っています。


葉柄は緑色で白い毛がたくさん見られます。


緑色の葉に混じって赤色の葉の株や緑と赤の中間色の葉をもつ株があります。


10mほど場所を移すと、赤色の株が落葉に埋もれるようにして数株が生えています。


胞子葉は倒れ始めていますので、翌春までは残りそうもありません。


葉は草質で表も裏も赤褐色から赤紫色、羽片の先端は尖っています。


小羽片の縁の鋸歯も尖っており、緑色の株とほとんど同じように見えます。


葉柄は赤褐色で、毛の生え方は株によって違いますが、わずかに見られます。
アカハナワラビを候補に、翌春の胞子葉の有無や葉の色を確認してみます。
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