初冬の菅平高原の林内に冬緑性のハナワラビの仲間がたくさん見られます。
葉の縁は細かい鋸歯があり、小羽片は込み合っています。
葉柄にはたくさんの白色の毛が生えています。
シダの先生に伺ったところ、エゾフユノハナワラビと教えていただきました。
隣に生えていたこの株は、葉柄の毛が少ないのでフユノハナワラビ?
お伺いしたところ、これもエゾフユノハナワラビだそうです。
フユノハナワラビとエゾフユ・・、葉の形も鋸歯もよく似ていそうですが。
標高の高い菅平にフユノハナワラビはないだろう、とのことです。
これは標高700mほどの株ですが、葉柄に毛もありエゾフユ・・としました。
フユノハナワラビは長野県の南部(南信)で見られるとのことです。
こちらは、三方ヶ峰の登山口で標高2060mの株、ヤマハナワラビかな?
先生からは、エゾフユ・・としておけば間違いないとのことです。
検索表をみると、ヤマハナワラビの小羽片はほぼ全縁とのこと。
全体的に丸めな葉ですが、縁には鋸歯が見えエゾフユ・・に納得です。
話はガラッと変わりますが、3日の週刊上田の1面です。
人の親子とニホンカモシカの親子の出会い、すばらしい‼ 千載一遇の一枚。
女の子には、この画像のように間近に見えたことでしょう。
数年前に三方ヶ峰や池の平湿原を縄張りとしていた親子です。
ひょっとしたら、お母さんニホンカモシカは同じ個体かもしれません
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