ランス9 ヘルマン革命 その6/ランス10 続き
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ヒロインルートのその1は、シーラ編である。
追い詰められたステッセルは、狂気に逃避した。
赤い光がミネバたちがいる王宮内に溢れ、ステッセルと皇太后パメラ以外の人類はいなくなった。
ランスらに対して、ステッセルは人型兵器の量産タイプを繰り出してきた。
お話自体は他愛のないもので、詳述するまでもないが、ステッセルとパメラは生き残り、裁判では死刑を宣告される、というものである。
次はチルディルートだが、チルディは捉えられていたアミトスと親密になるが、まるで脈絡もなく、評議員マティオの祖父、ガームロアが復活する。
ガームロアは政治力は勿論、戦闘力もやたら高く、ランスの行動を予測して、それへの対応を行う。
ガームロアに翻弄されたランスだが、チルディはガームロアを論破する、という内容。
続いてかなみルートで、かなみがランスとレロレロの仲と知ったリアは激怒、「あれだけ信頼して目をかけてやったのに、かなみ氏め!」と、ヘルマンに侵攻する。
内に帝国の兵、外にリーザスの兵と、内憂外患の有様に、ランスは又々卑怯な手を考え出した。
シーラやかなみたち女性を捕虜に仕立て、帝国内に侵入するという手である。
これはリアの嫉妬のためなのだが、リアはランスの子(ザンス)を産むとたちまちご機嫌になり、一件落着となるが、かなみにも四女の見当ウズメが産まれていた、というアホらしいもの。
その後は志津香ルートで、こちらはランスはナギにわざと捕まり、ナギを口説こうとした。
しかしナギは暴発し、志津香によって志津香共々子どもになってしもたよ。
子どもはバンジーすれば、万事もとに戻れるよ、おしまい・・・
後残るヒロインは、戦姫・ピグ・ミラクルの3人のみ。
まずは戦姫から行きますか。
戦姫は、いきなり私のお腹には子どもがいると宣言した。
三女の「徳川深根(とね)」である。
この先は特筆することもない。
次はピグルート。
「死んだ筈だよ、オアマさん。 生きていたとは、知らぬ仏のミネバさん、エーサオー イカマンマン」
とオアマ登場、ミネバを実験材料にしてしまう。
それどころか、ステッセルまで材料化、なんでもありのハチャハチャとなる。
最後はミラクルである。
これもスチャラカの連続、というより最初から最後迄allスチャラカで笑える。
真エンディングは、ゲーム内ではなく、「システム」→「回想」→No.188「真・エピローグ集」で見ることが出来る。
ラストはヘルマンの遺跡でレアアイテムを発見し、クルックーはそれを使ってシィルの氷を溶かす、というものである。
「ランス様 ただ今!」
これにて大いに楽しめた「ランス9 ヘルマン革命」も全巻の終わりとし、ランス10に復帰する。
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ランス10 その3
自由都市でパイアール退治なのだが、毎回アホらしくなるシーンがある。
デンパチ衛星を撃墜するのに、1万メートル(キロにあらず)の山に登り、手づかみ同様に叩き落とすのだ。
静止衛星が10キロの高度にあるというのは、物理の法則を無視しまくっているし、パイ公のシスコンが2500年続いているというのも、バカバカしくて興ざめである。
このランス10では、この手のアホラシ設定が至るところにあり、私がランス10を嫌う原因となっている。
この種の常識無視のいい加減設定を許容できる人は、「神ゲー」とか「超傑作」などと評するが、私には到底許容できないのである。
個々のストーリーそのものは、決して悪くないのに、なぜここまでデタラメ設定とするのか。
これがユーモアとかジョークとはとても思えないのである。
ターン7ではホーネット奪還に失敗し、8ターンに入ると、ランス城に魔軍が押し寄せ、レッドアイと闘ったランスは、峠道の砦で意識を取り戻す。
クエストはただ一つ、「砦から再出発」のみである。
ランス達はヘルマンとリーザスの国境近くにある、マンガン砦に退避したが。ランス城は陥落した。
その際、ビスケッタは皆を逃がすため、最後尾で一人魔軍を迎え撃ち、その後行方不明のままだそうだ。
ランスは旧ランス城に乗り込み、レッドアイを倒してビスケッタを救出したが、世界の情勢はますます魔軍に傾いていた。
ターン8の準備フェイズクエストは、「ランス砦」・「精鋭をスカウト」・「本作戦に向かって休息」の3つだが、ここは当然精鋭のスカウトだろう。
やがてターン10となった。
ランス10第1部も終盤である。
ランス10 その4に続く
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久しぶりにお邪魔を・・・と思っていた所前述のサービスが終了してしまったとの事で、こちらでHAlさんの活動がまた拝見できれば何よりです。