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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4774 クトゥルフの弔詞

2022-05-13 16:17:43 | 日記

 


クトゥルフの弔詞 その3

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ここで目が醒めた。

「私」は毎夜同じ悪夢に苦しめられていた。

巨大な魚人となって、周りにいる同種の者と共に、巨大な存在に祈りを捧げている夢だ。

住宅街を歩いているのだが、この住宅街はおかしい。

人の住む気配が全くないのだ。

このあたりになると、一人称の「俺」が誰をさしているのかさえ、判然としない。

堀口なのか、それとも他の誰かなのか・・・

彷徨う内に、1軒の旧家があり、そこに人の気配を感じて、中に入ると老人を発見した。

人の気配はこの老人のものだったらしい。

老人は夢に悩まされているが、それは魚人の夢だと言う。

こうして第1の入力画面となる。

これはカタカナでないと不可で、るるいえではだめなのだ。 

堀口は老人に、街には人がいなくなっていると告げると、老人は外に飛び出してしていってしまった。

こうして メモ1 「ある朝 電車に乗って」 となる。

「私」はある朝電車に乗っていると、けたたましい大きな音が鳴り響くが、周りの人間は誰もそれに気づかない。

ふと気がつくと、目の前に新井がいて嘲笑を浮かべている。

そこはバー「恋の高原」であり、バーテンはとある依頼をしてくる。

常連の客が最近店に来なくなり、帰宅の際に後をつけると、寝巻きのまま歩き回っているらしい。

気になるので調べてくれないか、というものである。

堀口は新井と共に街に出たが、全く人影がなく、その客のアパートを尋ねると、中には母子の死体があった。

第2の入力画面である。

これは「乗っ取られていたあれ」とは何かということであり、質問の意味は「何を」乗っ取られたのか、ということてである。

そして返答欄には既に漢字が入力されている。

そして「渡辺さん!」という声と共に小菅との会話のシーンに戻り、渡辺こと堀口は小菅の小屋の外にかけだした。

堀口は会話を打ち切り、外に飛び出すと、第3の入力となる。

質問は「風に乗って来るもの、その住み家はどこ?」である。

風に乗って来るものとはイタカのことだろう。

ならば答は簡単で「北極」である。

これで次はメモ4「子供の会話」となる。

二人の子供の会話劇だが、子供は尻尾が3本ある変なネコを見つけた。

これでメモは全て揃ったことになる。

堀口は小菅の小屋に戻ったが、そこは小菅の家ではなく、あの老人の家となっていた。

そして老人は変貌し始める・・・

「魚神に変わりつつある海の邪神の名は?」が、第4の入力である。

これを間違える人はいないだろう。

本ゲームのメインテーマである、アレ以外にはない。

但し、「クートルー」や「クーリトルリトル」では不可である。

と、突然新井が現れ、「異次元の色さいの卵とは何か」と問う。

これが第5の入力である。

これは卵そのもので、答えると堀口は白い世界にいる。

どこまでも一面雪雪雪だが、不思議と寒くはない。

雪をかき分けて進むと、又も新井が現れるが、新井の上頭部はすっぽりと切り取られていて、脳がない。

入力第6は、「脳を摘出する昆虫の名前は?」である。

これも楽勝で、写真に写らないあの巨大甲虫である。

と、シーンは酒場に戻る。

バーテンは10センチ程のパイプを見せるが、それは何かが第7の入力となる。

それは、ミ=ゴウが持ち帰るために、人間の脳を入れるパイプである。

それは魔物を召喚するための石笛なのだ。

堀口はもの静かに金を置いて酒場を出た。

足音が聞こえ誰かが近寄ってくるが、それは女性だった。

女性を問い詰めようと近寄ると、彼女は狭い路地に入っていった。

後を追ったが、女性は見あたらず、大きな廃ビルだけが見える。

と、侏儒が現れて惚れ愚痴の手を取り、廃ビルへと誘う。

ビルの中では、象のように長い鼻を持つものが、堀口の首に鼻の先をあてがう。

入力8は、「何を吸おうとしているのか」で、これはメモなど見なくてもすぐわかる。

赤い熱いあれである。

その瞬間、市役所の所員が目の前にいる。

しかし、次の瞬間にはあの患者と対面している。

「テケリ・リ・・・ テケリ・リ・・・」という、鳥の鳴き声のようなものが聞こえてくる。

入力9「人間と同様の知恵を持ったために、呪われた生き物は?」となる。

太古の地球に飛来した宇宙生物「古のもの」達によって創造された、ショゴスという生物である。

答えると、事務所に戻っていた。

しかも封筒には以前の数倍の厚さになった札束が入っている。

と、事務所のドアが激しく叩かれ、「開けてくれ! 頼むから開けてくれ!」という声が聞こえてきた。

その声はまさに自分の声だった・・・

そして最後の入力10「誰も入れないはずのこの部屋で、つぶやきを生み出す者は?」となる。

これはほとんど質問になっていないので、本人の名前を間違える人はいないだろう。

堀口は南極にいる。

そばには「新井」と名乗っていた人物もいる。

「新井」は言う。

「ここは最も夢に近い場所だ。

お前はこれからカダスに向かう。

カダスとは夢の世界に広がる荒野の名前であり、お前はこれから夢の世界に渡り、宇宙の宇宙の深淵に向かうのだ。

この世の出来事は、神が見た夢だからだ」

これでクレジットとなり、クトゥルフの弔詞は完了である。

内容的には非常に面白く満足できたが、もう少し長ければ更に良いのだが、それは望蜀というものだろう。


次回からは南月島の人魚の予定

 


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