goo blog サービス終了のお知らせ 

ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万7906人。死者数3257人

2021-07-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月11日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は427906人になりました。1日の新規感染者数は1020人です。1日の新規検査数は18187件で少し増えたので、感染拡大は特に広がっても狭まってもいません。

 死者数は3257人です。 

 421305人が回復しました。

 697万件を超える検査数となりました。

 ベラルーシはいつまで経っても第三波が終わりません。

2021年7月10日。夏日

2021-07-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月10日、また夏日となりました。

 リトアニアの対ベラルーシ国境地帯では軍隊が不法入国者対策としてパトロールを始めました。
 今日は31人の不法入国者があったと報道がありました。

 今年の5月4日にもロシア国籍の男性(20歳)が拘束されて今ベラルーシの刑務所に収監されています。
 弁護士の発表によると、現在心理カウンセラーが刑務所に定期的に訪れ、心理カウンセリングを受けているそうです。カウンセリングを受けられる権利があるだけでも、まだましなのかもしれませんが・・・

 今日はベラルーシの交通警察創立85周年だそうです。記念式典に大統領はサイドカー付きオートバイに乗って登場しました。

 複数のジャーナリストがベラルーシを出国しました。


  
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万6886人。死者数3247人

2021-07-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月10日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は426886人になりました。1日の感染者数は1082人です。っ新規検査数は17352人でどちらの数字もやや減りました。

 死者数は3247人です。

 420085人が回復しました。

 695万件を超える検査数となりました。

 すでに70万人がワクチン接種2回目も受けました。1日にだいたい1万人ずつこの数が増えていますね。

 

 

壺井栄ロシア語訳作品集「二十四の瞳」完成しました

2021-07-10 |   壺井栄
 チロ基金支援者の皆様には何年も前からお話していたのですが、壺井栄の六つの作品をロシア語に翻訳した壺井栄ロシア語訳作品集「二十四の瞳」がようやく完成しました。これは新美南吉ロシア語訳・ベラルーシ語役童話集に続く、日本文化情報センターの翻訳プロジェクトの一つです。
 
 当初の予定ではミンスク市内でチロ基金で集めた寄付金を使って出版するつもりでしたが、翻訳作業と校正に時間がかかり、その間にベラルーシの出版事情が悪化してしまいました。
 皆様ご存知のように、「二十四の瞳」は戦中戦後の物語です。主人公である大石先生の同僚が警察の取り調べを受けたり、小学生が書いた作文集が職員室の火鉢で燃やされたり、警察による拷問で命を落とした作家、小林多喜二のことなどが登場します。
 残念ですが、今のベラルーシでは表現の自由、思想の自由がありません。実際に警察の取り調べ中に命を落としているベラルーシ人もいます。(公にはいませんが。)そのため他の壺井栄作品は問題ないのですが、「二十四の瞳」のベラルーシ国内での出版は今は検閲で止められてしまう可能性があり、翻訳は完成したものの、出版できないままでいました。

 出版したら、ベラルーシなどロシア語圏の図書館に寄贈する予定でした。販売などの営利目的はありません。新美南吉ロシア語・ベラルーシ語訳童話集のときと同じです。しかしベラルーシ国内の図書館に寄贈したら、禁書扱いになるのではと心配していました。

 そこへ、新美南吉ロシア語・ベラルーシ語訳童話集を出版したときに、多大なご支援をしてくださった仙台市のA様が、印刷所を経営されていたこともあり、今回の壺井栄ロシア語訳作品集の日本国内での出版を申し出てくださいました。一冊一冊手作りです。
 正規の出版社を通しての発行ではありませんが、本の形になるのですから、大変ありがたいことです。
 今まで翻訳・校正作業をしていた苦労が報われた瞬間でした。
 しかも紙代など必要な経費、印刷・製本作業など全てA様お一人が出してくださっています。心から深く感謝申し上げます。

 今回日本で生まれた初版本は、手作りのため、多くの部数は印刷できません。希少な本ですので、一冊は国会図書館に納本し、日本で関心のある方、壺井栄文学研究をされている方の一助になればと思っています。

 収録作品 (作品の発表順に並べて編集しました。)

 まつりご
 ともしび
 妙貞さんのハギの花
 柿の木のある家
 坂道
 二十四の瞳

 この他にも、ロシア語読者のために「壺井栄の生涯と作品」「『二十四の瞳』主な登場人物名一覧」「日本語用語集」なども収録しました。

 翻訳したのは日本文化情報センター日本語教室の生徒とミンスク言語学大学の学生、25名と1名の校正者です。
 翻訳者と校正者の氏名は、日本文化情報センターのベラルーシ人向けサイトで、ロシア語と日本語で公表しました。こちらです。

 翻訳者のうち日本文化情報センター日本語教室の生徒は、翻訳量に応じて、ランキングが更新されました。

 画像は表紙です。まだ記念すべき第1冊しか完成していませんが、仙台で印刷・製本作業が今も続いています。

 何年もかかったプロジェクトがようやく日の当たるところへ出てきた気がしています。
 しかし、次の目標はやはりミンスクでたくさん印刷して、ベラルーシ各地の図書館に寄贈し、壺井栄文学にベラルーシの人々に触れてもらうことですね。
 まだしばらく時間がかかりそうですが、チロ基金支援者の皆様、どうかお見守りください。

・・・・・・
 
 壺井栄ロシア語訳作品集「二十四の瞳」は国会図書館に納本されました。
 2021年9月以降、国会図書館サーチで検索できるようになります。

 また壺井栄文学館にも寄贈いたしました。
 二十四の瞳映画村内にあるブックカフェ、書肆海風堂でも閲覧できるようにしていただきました。
 部数が少なくて申し訳ないですが、小豆島に寄贈できて感無量です。
 

日本文化情報センター日本語教室生徒の評価発表(ランキング)更新 

2021-07-10 | 日本文化情報センター

 日本文化情報センターがチロ基金の支援の下、授業料無料の日本語教育を始めて14年が経過しました。
 入門した生徒の数は600人を超えます。

 その中でも特に熱心に日本語学習に取り組んでいる生徒について、きちんと評価し、公に発表するほうが本人にとっても有益ではないかと考え、日本文化情報センターのロシア語サイトで公開しました。
 ロシア語だけではなく、日本語、英語でも表記してありますので、日本の方もぜひご覧ください。
 
日本文化情報センター日本語教室生徒の評価発表 

 評価の方法は、これまでの実績を個人別に点数化したものです。ランキングですね。
 日本語能力試験の認定書の有無、難易度、検定試験や日本語コンクールに積極的に参加しているかどうか、翻訳や留学の経験の有無によって点数評価しています。

 日本語能力の高さだけではなく、積極性、熱心さ、学習意欲の高さも評価するようにしました。

 生徒たちもこれを見て、さらに高みを目指してほしいです。
 また日本人の方々にもベラルーシ人の日本語学習者の努力の跡を知っていただきたいです。


 


2021年7月9日。暑さ続く

2021-07-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月9日。暑さが続いています。

今日も地方都市のメディアで治安部隊が家宅捜査をしています。ゴメリ、ガンツェヴィチの新聞社、オンラインのメディアのスタッフの自宅、ブレスト在住のジャーナリストなどです。テロリズムの疑いのため捜査を受けたメディアもありますが・・・。

 リトアニアは対ベラルーシ国境地帯に壁ではなく、とりあえず鉄条網を張ることにし、今日設営工事が始まりました。
 そして昨日は93人、今日は37人の不法入国者が拘束されました。
 リトアニア外務省によると6月の不法入国者は473人でしたが、7月はまだ10日も経っていないのに、すでに885人に上っています。多いのはイラクと今後の難民です。

 6月の物価は9.9%上昇しました。(この1年の間で)特に野菜の値上がりが大きいです。

 6月28日、グルジアへ渡航する前にミンスク空港で身柄拘束された行政学の専門家、タチヤーナ・クジナ氏を解放するよう30人以上の著名人が求めました。他の政治思想犯の釈放も求めています。スタンフォード大学「民主・発展・法治センター(CDDRL)」や元在ロシア・アメリカ大使、政治経済学者のフランシス・フクヤマ氏など、アメリカ関係者が多いですね。
 このフクヤマ氏の著書「歴史の終わり」おもしろいですね。(実際に手にして読んだことがないのに、ネットで要約が読めるのでまるで読んだ気になっていてすみません。)
 フクヤマ氏にベラルーシの行く末を予測してほしいです。歴史とは世界が民主化されていく過程だそうですが、そうするとベラルーシは過渡期で、しかも「脱歴史世界」にはなかなかなれそうにないです。フクヤマ氏の視点で見ると北朝鮮などどうなのでしょう? ソ連は崩壊しても、その構成国の中で独裁政治が続いている国、逆行した国はいまだに複数あるわけで(ロシアも一党独裁ではなくなったけれど大統領一人独裁になったので、逆行しています。アメリカも自由の国だとか民主主義大国で、非民主主義国の民主化のためにいちいち顔を出していましたが、近年は独裁者そっくりの大統領が国民選挙で正当に選ばれたりしています。)独裁というと悪のイメージが多くの人にありますが、それなのに独裁国家があちこちに残っていて、減らない、あるいは新しく生まれるのは結局、人種は関係なく人の心の中に独裁政治の利点を求める部分があるからだと私は思います。歴史の歩みはあっちに行ったりこっちに行ったりでまっすぐスムーズに進まないものですね。
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万5804人。死者数3236人

2021-07-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月9日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は425804人になりました。1日の新規感染者数は1250人です。これはここ2ヶ月の間で最多の数です。1日の新規検査数は17773件で微減しているので、感染拡大が広がっていると言えます。
 
 死者数は3236人です。

 418930人が回復しました。

 694万件を超える検査数となりました。

 69万人がすでに2回目のワクチン接種を終えました。

 去年は夏の間、感染拡大が落ち着いたので、今年もそうなってほしいと願っていたのですが、そうなりませんでした。
 またベラルーシは最近気温が高く、熱中症になる人も増えています。誰もマスクなどできませんよね。

2021年7月8日。独立系メディア

2021-07-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月8日、再び気温が30度を超えて、夏らしい天気になりました。

 今日は独立系メディア、ナーシャ・ニーワに家宅捜査です。編集長や経理など複数が逮捕されました。他にもブレストの新聞社とバラノヴィチのメディアにも家宅捜査が入りました。夕方6時にはピンスクやオルシャ、グルボコエのメディアにも・・・
 ベラルーシ・ジャーナリスト協会は、ベラルーシ政府に対して独立系メディアに対する弾圧を停止するよう求める声明を発表しました。

 一方で、編集長などスタッフ、ジャーナリストが一斉逮捕された独立系メディア、トゥト・バイで以前働いていたスタッフで逮捕されなかったジャーナリストが新しい独立系メディアを創設しました。(名称が変わっただけとも言えますが。)ゼルカロ・アイオーだそうです。ゼルカロは鏡のことです。

 ウクライナは独自の制裁をベラルーシの官僚など52人を対象に発動しました。

 またベラルーシから隣国へ不法入国者です。ポーランドへの不法入国者49人が拘束されました。

 そして大量のベラルーシ製タバコがリトアニアの国境で押収されました。

 ロシアはロシアでベラルーシの国境を超えて輸入された果物や野菜がポーランド産と分かると、トラックで何10トンも踏み潰して廃棄処分しています。

 初代ミス・ベラルーシのアンジェリカ・アグルバシュはモスクワの検察から呼び出されました。

 キルギスの元大統領、アスカル・アカエフとクルマンベク・バキエフとその息子マクシムが国際指名手配されました。
 アカエフは2005年のチューリップ革命のときに失脚、ロシアへ逃亡しました。その後大統領に就任したのがバキエフですが、2010年には反政府運動が起こり、失脚。カザフスタン経由でベラルーシへ逃亡しました。
 このニュースを2010年に聞いたとき、ベラルーシ人と「どこにいるんだろうね。ベラルーシ政府に匿われているんだろう。お金持ちだから生活には困らないんじゃない?」などと話したことがあります。
 バキエフは本人不在のままキルギスで裁判が開かれ、30年の禁固刑の判決が出ています。
 もし、今ベラルーシ政府がバキエフ元大統領を差し出したら、キルギスに強制帰国させられ、罪を償うことになりますね。
 でもベラルーシ政府が差し出す可能性は少ないです。ただそうなると両国の関係が悪化しそうですね。国際手配犯の居場所を明らかにしないと、国際的に非難されそうです。
 逆にベラルーシ政府は、野党リーダー、チハノフスカヤ氏を国際手配したとしています。しかし誰も捜査して、ベラルーシ政府に突き出すということはしていないわけですから、ベラルーシ政府は不信感があり、国際手配そのものに非協力的になっていると思います。

 
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万4554人。死者数3225人

2021-07-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月8日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は424554人になりました。1日の新規感染者数は1035人で、増えています。1日の新規検査数は18292件で減っているので、感染拡大はやや広がったと言えます。

 死者数は3225人です。
 
 417585人が回復しました。

 692万件を超える検査数となりました。

 68万人が2回目のワクチン接種を完了しました。まだ全人口の7%です。
 
 ベラルーシ保健省からベラルーシで携帯電話を持っている人全員に「ワクチンを打ちましょう。」とSMSで一斉通達がありました。
 私はすでに公務員枠で順番を待っているのですが、政府側がワクチンを回してくれていないから、まだワクチンを接種していないんですよ。
 それとも、百貨店の中のワクチンセンターに今すぐ行って打ってきてということでしょうか。
 そおの百貨店の人混みの中でうつされたくないのですが・・・おまけに外国人は有料らしいし。
 

2021年7月7日。クパーラ祭りの日

2021-07-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月7日。日本は七夕ですが、ベラルーシではクパーラ祭りの日です。(実際には今朝お祭りはは終わりで、7月7日の夕方から始まるイメージの七夕とは違いがありますね。)

 今日は朝から、爆発音がときどき鳴り響いてきて、本当に戦争が始まったのかと思い、思わずにネット検索したものの、何も分からずじまい。
 おそらくミンスク郊外の軍事施設で演習をしていて、その音がミンスク市内(だけど外れにある)私の自宅まで聞こえてきていただけのようです。夏だから窓を開けているからよく聞こえるのかもしれませんが、近所の犬もびっくりして吠えるし、うるさくて仕方がありません。
 
 リトアニア政府は、ベラルーシとの国境に不法入国者が侵入してこないよう、壁の建設を始めると発表しました。(トランプの壁を思い出してしまった・・・。)
 それが完成したら今度はポーランドへ難民を送り込むでしょう。

 初代ミス・ベラルーシでロシア在住の歌手、アグルバシュがベラルーシの警察から逮捕状が出ている件について。その後アグルバシュがロシアの大統領に、逮捕されたくないので助けて・・・とお願いしたという報道が流れました。しかし、その後、アグルバシュはその報道を否定。今度は、アグルバシュがロシアの大統領に、ベラルーシ大統領の(暴走を)止めて・・・とお願いしたという報道が流れました。
 どこからどこまでが本当なのかよく分かりません。

 映画「ミンスク」の予告編映像が公開されました。去年の大統領選挙のときのミンスクを舞台にした創作です。
 YouTubeで視聴できますので、興味のある方は英語でミンスクと検索ワードを入力してみてください。私からはリンクは貼りません。
 ミンスクに住んでいる私は「ミンスク」が見られないのではと思っていたのですが、予告編は見ることができました。
 あらすじは、ミンスクで暮らしている新婚夫婦が、大統領選挙の晩、タバコが切れたからと外出したとたん、選挙が不当だとデモをしているところに巻き込まれて治安部隊に拘束されてしまい・・・というのは、知っていたのですが、予告編はそのとおりでした。
 が、やっぱり、心臓の弱い方や胎教を信じている妊婦の方は見ないほうがいいです。
 21世紀にもなったヨーロッパの国の片隅でこんなことが実際に起こっているんですよと監督は言いたいんだろうなと思いました。もちろんドキュメンタリーとはちがって、創作ストーリーでエストニアでロケをして作った映像作品なのですが、いやこれ実際に起きたことを元にシナリオ書いたから、世界に広く知ってほしいんですよ、というのが監督の意図ですね。
 全編見られるかどうかミンスクに住んでいる私には分かりません。

 すでに予告編を見たベラルーシ人がコメント欄に書き込みしています。ざっと日本語に訳してみますね。「去年の8月を思い出して涙が出た。」「予告編だけで鳥肌立つのに、本編を見たら私はどうなるのか・・・でも必ず見る。」「18禁指定したほうがいい。」「以前は、戦争映画を見てもその時代を生き抜いた人の気持ちは分からなかったけど、これを見て少しだけ分かった。」「英語字幕をつけて世界に発信するほうがいい。ニュースだけじゃダメなんだ。」「今の子供が大きくなってこの映画を見たとき、親になっている私はどうやって説明したらいいの?」「ベラルーシは今もこう。」「見るのが怖い。あの地獄が自分の中で再生されると思う。でも映画を製作してくれたことには感謝。」「自分は他の人と比べたらラッキーだったよ。鎖骨を折られただけ。」「モスクワで見られるといいんだが。」「世界中の人に見てほしい。」


 今日の夕方5時過ぎ、プロタセヴィチ氏がツイッター始めたよとネットの世界に現れました。
 同氏は5月23日に起きたライアンエアー緊急着陸事件で逮捕され、KGB刑務所に収容されながら、テレビ番組に出演したり、涙を見せたりしていたのですが、その後、刑務所から自宅謹慎の状態になりました。自宅と言っても両親は外国に出国しています。政府が用意したミンスク市内のアパートの一室に移送された格好です。

 そして今日いきなり、こんにちは、ツイッター新設したよと登場。「少しずつネットの世界に復帰中。」「物の見方が変わりました。」「これからまたみんなといつでもコンタクト取れるよ。」「自分がいなかった間に起こったことを教えて。」「今も自宅謹慎中です。」と言いながら外で撮影したと思われる動画も配信。「チハノフスカヤのオフィスとは連絡を取っていない。」「両親とは連絡を取っている。」「刑務所にいたとき他の政治思想犯とは会わなかった。」「このツイッターで発信することを信じない人がいることも理解できる。」「取り調べ中の拷問はありませんでした。」

 ・・・違和感を感じますね。いっしょに逮捕されたサペガ氏のことはどうして何も言わないの? と思いました。明日あたりプロタセヴィチ氏の両親のコメントが報道されそうですね。

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万3519人。死者数3214人

2021-07-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月7日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は423519人になりました。1日の新規感染者数は998人です。また増えているように見えますが、新規検査数も19286件と増えています。

 死者数は3214人です。

 416412人が回復しました。

 690万件を越える検査数となりました。

2021年7月6日。今夜はクパーラ祭り

2021-07-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月6日、今夜から明日にかけてはベラルーシではクパーラ祭りです。見つけた人に幸福をもたらすシダの花はベラルーシの森の中で咲くでしょうか。

 昨年の大統領選挙で立候補にまで至らなかったババリコ氏の裁判が今日開かれました。元はベルガスプロムバンク銀行の頭取だったババリコ氏。マネーロンダリング、収賄容疑、銀行の所有物だった絵画が自宅にあったこと(すでにこの絵画作品は銀行側に返却されました。)などの罪により、14年間の更生施設への収監の判決が出ました。さらに5年間は組織的な仕事、管理職などに就くことは禁止。そして14万5000ルーブルの罰金刑が課せられました。
 ババリコ氏は、犯していない罪は認められないと無実を主張しています。しかしいきなり最高裁判所での判決だったので、控訴もできません。

 この更生施設ですが、分かりやすく説明すると、刑務所と少年院の間にあるような施設です。更生施設の中にはカテゴリーがあり、ババリコ氏は厳しいほうに収監されます。
 重犯罪(殺人など)だと刑務所へ、軽犯罪だと更生施設に年齢は関係なく収監される傾向があります。
 この更生施設の厳しいカテゴリーのほうだと、刑務所と条件はあまり変わりません。
 軽いほうだと、作業をさせられます(懲役刑)が、面会が多かったり、外に出て運動する時間も長かったり、他の収容されている人たちとのコミュニケーションも取りやすかったり、いわゆる更生プログラムを受けるので、たまにイベントなどに参加できたりします。
 
 ババリコ氏の場合は厳しいカテゴリーになってしまったので、刑務所の禁固刑とほぼ同じ条件で、家族の面会などもあまりできないと思われます。
 刑務所より更生施設のほうがまだましですが、自由な行動は当然できません。

 ババリコ氏への判決に野党とEU諸国は一斉に反発。同日、ベラルーシ政府への次の経済制裁を発動することを即決しました。


 ネスカフェで有名なネスレはベラルーシ国営テレビで放映する自社商品のCMを減らすことを発表しました。

  
 ベラルーシからリトアニアへの不法入国者が増え、今日EUのミシェル首脳会議常任議長がリトアニア側の国境地帯を視察しました。
 そして、ベラルーシ政権が組織的に関与している疑いがあると述べました。リトアニアの大統領は「ベラルーシ政府は政治の道具として意図的に難民をリトアニアに送りつけている。経済制裁を受けていることへの報復措置だ。」と(前から主張していましたが)改めて言及しました。

 リトアニア政府は不法入国者を収容する、いわゆる難民キャンプを設置していますが、すぐにまたいっぱいになりそうです。EUはリトアニア政府から要請されていた欧州対外国境管理協力機関(FRONTEX)のパトロール人員を増やすことを決定しました。 

 こういう形での攻撃なんですよね・・・。
 今日はベラルーシからポーランドへ不法入国したアフガニスタン人が40人、身柄拘束されました。

 ベラルーシ大統領は、対ベラルーシ経済制裁について、今日、官僚たちを前に
「我々は持ちこたえなくてはならない。戦争が進行中だ。」
と述べました。
 明日も対ベラルーシ経済政策に対抗する措置についての協議が行われます。

 今日は、ドイツから中国とロシアへの鉄道輸出について、ベラルーシで制限をかけると発表しました。

 また在ベラルーシ・リトアニア公館での人員を最小限にまで減らすとベラルーシ外務省は発表しました。

 ロシアとエストニアの国境地帯で、ベラルーシ製のタバコ5500箱が密輸されようとしていたのが見つかりました。
 
 国連はベラルーシ国内における人権について、「かつてないほどの悪化」した状態であるという調査結果を公表しました。

 今、夜の11時半なのですが、11時ごろからときどき、ヘリコプターがミンスク上空を飛び回っているような音が何度もしていて、うるさくて仕方がありません。暑くて窓を開けているのがよくないのかもしれませんね。
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万2521人。死者数3204人

2021-07-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月6日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は422521人になりました。1日の新規感染者数は557人で、1日の新規検査数は10619件です。やや感染拡大が落ち着きました。

 死者数は3204人です。

 415363人が回復しました。

 688万件を超える検査数となりました。

 
 
 

2021年7月5日、晴天

2021-07-05 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月5日、今日は一日中良い天気でした。

 ベラルーシの警察から追われているアンジェリカ・アグルバシュ(初代ミス・ベラルーシ。歌手。ロシア在住)ですが、いまだに逮捕されていません。その理由はロシア国籍で、ベラルーシ国籍を今は持っていないからだそうです。
 逮捕するため、ベラルーシに身柄を移送するようロシア警察に要請されました。
 
 ユーロラジオのベラルーシ支局が閉鎖されることが決定しました。ベラルーシ政府による決定です。

 国境なき記者団が作成した報道の自由の敵リストにベラルーシ大統領の名が含まれました。ロシア大統領もリストの中に入っています。
 
 アムネスティは、禁固刑を服役中のベラルーシ大学法学部卒業生のエカテリーナ・ビニコワさんを釈放するよう、ベラルーシ政府当局に求めました。


 明日からまたガソリン代が値上げです。

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者42万1964人。死者数3194人

2021-07-05 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月5日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は421964人になりました。1日の新規感染者数は614人で、大幅に減少したと書くマスコミもありますが、新規検査数も9234件と少ない(日曜日だったから検査担当者が休みだった?)ので、感染が収束したとは言い切れません。

 死者数は3194人です。

 414948人が回復しました。

 65万人がすでに2回目のワクチン接種を完了しました。